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5/23 量子化学計算の基礎とGaussianの使い方

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基盤技術・材料共通技術 樹脂・ゴム・高分子系複合材料  / 2024年03月19日 /  医療・バイオ 化学・樹脂
イベント名 量子化学計算の基礎とGaussianの使い方
開催期間 2024年05月23日(木)
10:30~16:30
【アーカイブの視聴期間】
終了翌営業日から7日間[5/24~5/30中]を予定
※動画は未編集のものになります。
※視聴ページは、マイページにリンクを設定します。
※会社・自宅にいながら受講可能です※
会場名 【ZoomによるLive配信セミナー】アーカイブ(見逃し)配信付き
会場の住所 オンライン
お申し込み期限日 2024年05月23日(木)10時
お申し込み受付人数 30  名様
お申し込み

量子化学計算の基礎とGaussianの使い方

量子化学で何ができるか、基礎理論、基本的な使い方と例、
考え方・注意点、よくある困難と解決方法など。

 

受講可能な形式:【Live配信(アーカイブ配信付)】のみ
◎量子化学計算を実践するために必要な基礎と量子化学計算プログラムGaussian/GaussViewの使い方について、デモを交えて解説。
◎アーカイブ配信付きなので受講後の復習も可能です。他の量子化学計算の研究成果を理解するための基礎も身につきます。
 
【得られる知識】
・量子化学計算プログラムGaussianの使い方と使う利点を知ることができる。
・計算のためのモデル化の考え方とGaussianの計算結果の説明ができるようになる。
・他の量子化学計算の研究成果について理解できるようになるための基礎を身につけられる。
 
【対象】
分子を対象にした仕事に従事している方で、ナノワールドで何が起こっているか関心がある方に受講していただければと思います。予備知識として、量子論の基礎(パウリの排他原理、水素原子の電子軌道など)の知識は必要です。GaussianはWindows版とLinux版がありますが、本講習ではLinuxの知識を必要としていません(使えたほうが良いとは思いますが)。

【Live配信受講者 限定特典のご案内】
当日ご参加いただいたLive(Zoom)配信受講者限定で、特典(無料)として
「アーカイブ配信」の閲覧権が付与されます。
オンライン講習特有の回線トラブルや聞き逃し、振り返り学習にぜひ活用ください。 

 

講師

 

東北大学 大学院理学研究科 化学専攻 准教授 博士(理学) 岸本 直樹 氏【HP


専門:量子化学、化学反応論、反応物理化学
文部科学省学術調査官(兼務、物理化学担当)、東北大学流体研究所(兼務)、東北大学多元物質科学研究科(兼務)、NPO法人量子化学探索研究所理事(兼業)
受賞:日本物理学会若手奨励賞、日本分光学会論文賞、原子衝突学会若手奨励賞、日本化学会若い世代の講演賞

 

セミナー趣旨

 

 分子について何か調べようとすると、私達が生きている日常的な「古典物理学」とは異なる「量子物理学」の方法を使用しなくてはならなくなります。つまり、ナノワールドでは電子の波動関数を使って計算する必要が生じます。残念ながら、計算量は膨大です。しかし、エネルギーや構造が極めて正確に得られるという利点があります。
 私は東北大学サイバーサイエンスセンターで「Gaussian入門」という講習会を長く担当しています。様々なバックグランドを持った研究者が講習を受けてきましたが、多くの研究者にとっては、まずは量子化学で何ができるのかを知り、どうすれば使えるのかを知ることが重要です。キッカケさえあれば、自力でもさらに勉強したいという人が多くいらっしゃると思います。
 本講習会では、自力で勉強を継続できるように、基礎をしっかりお教えしたいと思っています。また、講習時間が十分にありますので、私のPCでも実践してみます。見ていただければ、量子化学計算なんて難しくないと実感できると思います。モデル化の考え方、インプットの選択肢やアウトプットの数字をどう扱えば良いのかなど、利用者の立場からお話したいと思います。

 

セミナー講演内容

 

1.計算環境別の量子化学計算方法
 1.1 Windowsのみ
 1.2 Windows+Linuxサーバー
 1.3 計算機センターを使う
 1.4 GaussViewを使いこなす ①分子模型を作る
 
2.量子化学計算の典型例(入力コマンド)
 2.1 安定構造を得る(単分子、複数分子、遷移状態)
 2.2 分子の振動運動を知る(基準振動と動力学)
 2.3 分子軌道、電子密度、スピン密度を見る
 2.4 相互作用エネルギーを知る
 2.5 化学反応を扱う
 2.6 励起エネルギーを知る
 
3.知っておいて損はない基礎理論
 3.1 分子軌道法(MO理論)
 3.2 密度汎関数法(DFT)
 
4.量子化学計算の素朴な疑問
 4.1 金属原子を扱う注意点
 4.2 計算の信頼度をどう考えるか
 4.3 モデル化の考え方(溶液、固体結晶)
 4.4 温度の影響(Gibbsエネルギーと動力学)
 
5.出力について
 5.1 GaussViewを使いこなす ②結果のプレゼンテーション
 5.2 よくある困難と解決方法、あるいは相談方法
 5.3 量子化学の研究例

 □質疑応答□

 

※詳細・お申込みは上記

「お申し込みはこちらから」(遷移先WEBサイト)よりご確認ください。

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