4/28 ファインバブル(マイクロバブル・ナノバブル)の 基礎・発生装置とその利用
イベント名 | ファインバブル(マイクロバブル・ナノバブル)の 基礎・発生装置とその利用 |
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開催期間 |
2023年04月28日(金)
10:30~16:30 【アーカイブの視聴期間】2023年4月29日(土)~5月5日(金)まで ※会社・自宅にいながら受講可能です※ |
会場名 | 【ZoomによるLive配信セミナー】アーカイブ(見逃し)配信付き |
会場の住所 | オンライン |
お申し込み期限日 | 2023年04月28日(金)10時 |
お申し込み受付人数 | 30 名様 |
お申し込み |
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ファインバブル(マイクロバブル・ナノバブル)の
基礎・発生装置とその利用
■ファインバブルの特性とその作製方式、実際の産業的利用事例とその問題点■
★ 農水産業や環境改善、洗浄、食品加工、医療など、ファインバブルが秘める産業展開の可能性を探る!
講師 |
高知工業高等専門学校 教授 秦 隆志 氏
【主な受賞など】
・第4回地域産業支援プログラム表彰(イノベーションネットアワード2015)文部科学大臣賞 受賞
・FOOMA JAPAN 2019(2019 国際食品工業展)アカデミックプラザ AP賞(グランプリ)受賞「食品分野に生かせるファインバブル技術 !」など
【WebSite】
https://www.kochi-ct.ac.jp/
セミナー趣旨 |
近年、マイクロバブル・ナノバブル(総称してファインバブル)と呼ばれる100μm未満の微細気泡がmmサイズ等の気泡とは異なり、産業的利用性が高い特性を示すことが分かってきました。これらの特徴と水と気体だけを原料とする汎用性・利便性から、ファインバブルは農水産業や環境改善、洗浄、食品加工、医療などをはじめ、多岐に渡った産業展開の可能性を秘めています。
ファインバブルのこれまでに分かっている特性やその作製方式、また実際の産業的利用事例、その問題点等を紹介し、このファインバブル技術について広く知っていただき、参加者のみなさまの産業的利用に対しお手伝いができればと思っています。
セミナー講演内容 |
<得られる知識・技術>
・ファインバブルの基本的知識
・各種ファインバブル発生方式のしくみ・特徴と導入時の選定法
・各種産業応用やその際の使い方のポイント など
<プログラム>
1.ファインバブルとは ?
1.1 ミリバブル・マイクロバブル・ウルトラファインバブル(ナノバブル)について
1.2 ファインバブルの特性・挙動・機能について
・ファインバブルの基本的な物理・化学的特性について
・液中のバブル挙動(発生・合一・消滅・圧壊等)
・収縮とそれに伴う溶存酸素の向上
・バブルが有するζ電位
・バブルの存在時間
・バブルの安定化 ~阻害要因、安定性に寄与する条件・物質など~
・封入内包気体種を変えた場合は ? ~窒素・二酸化炭素・オゾンなど~
・バブル水の表面張力 ~界面活性剤との相互作用なども~
・ラジカルの発生 ~超音波の併用による増強も~
・バブルの殺菌作用とそのメカニズム
・バブルの生理活性作用とそのメカニズム(仮説)
・生体への影響は ?
・その他考えられる機能・効果について
2.ファインバブルの発生原理と作製方法
2.1 発生方法の種類・原理と長所・短所
2.2 加圧溶解方法
2.3 エジェクター方法
2.4 気液剪断方法
2.5 その他の方法
2.6 発生器を自分で作製・調整するためのノウハウ
2.7 市販されている装置について
3.ファインバブルの測定評価法
3.1 粒子径の測定評価法
3.2 粒子数(バブル濃度)の測定評価法
3.3 ウルトラファインバブル(ナノバブル)の評価
3.4 ウルトラファインバブルと不純物を如何に区別するか
3.5 実作業の場での評価 ~より簡便・安価に評価する方法について~
4.産業的な使用事例
4.1 農産業
・植物の生育・成長促進への影響
4.2 水産業
・酸欠防止・成長促進への影響
・輸送技術
4.1 一般・工業洗浄とその洗浄メカニズム
4.2 食品
4.3 その他
5.使用時の留意点等
5.1 なにを期待して、なにを狙うのか ?
5.2 効果の出し方・効率向上のポイント
5.3 それぞれの産業分野・現場での装置選定・条件設定のポイント
~最適な方式や最適な粒子径・密度等について~
5.4 安定に生産されない場合のチェックポイント
5.5 スケールアップの影響と留意点
□質疑応答□
※詳細・お申込みは上記
「お申し込みはこちらから」(遷移先WEBサイト)よりご確認ください。
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