【通信講座】
≪GMP省令改正を踏まえた≫
内部監査及び外部監査のための
グローバル対応のGMPレビューア育成講座
初級QA担当者にむけたGMP監査入門編
【模擬的監査場面描写から監査手法を学ぶ】【不適合指摘演習でスキル習得する】
2023~2024 第2期
このコースを通じ、受講者には下記のことが身に付けられるようにテキスト及び演習にて配慮します。
【1】医薬品GMP監査の原理の理解に加えて、医薬品GMPシステムの目的と役割の理解
【2】製造業者の組織運営において薬事法遵守は当然のこと、システムの有効性及び医薬品製品品質の向上に貢献できるGMP監査スキル習得
- 以下を通して、GMP監査と内部監査の基本事項を身につける。
●ISOにおけるQA及びAuditの役割や医薬品品質システムモデルのおける継続的改善モデルの理解
●品質リスクマネジメントの基本事項の理解
●体系的監査の進め方
●GMP監査・自己点検の位置付け及び適合性調査の仕組
●GMP監査員が身に付けるべき専門的知識・能力
●監査組織に要求される監査体制
●PIC/S加盟の意義申請の動向
●PIC/S GMPガイドライン及びGMP省令改正の理解
- PIC/S加盟の意義及び薬機法改正を踏まえた適合性調査の枠組み及び手順、システム監査を学ぶ。
FDAで採用されてきたSystem Bace Inspectionに基づくシステム監査は、我が国の行政の適合性調査においても採用された。
システム監査の土台になるものは、製造所におけるGMP運用の仕組みであり、6分割して実施される。
システムの適合性・妥当性・有効性を体系的に調査するシステム監査の狙い目、6サブシステムの理解、GMPドキュメント体系、コンピュータ化システムにおける文書・記録の管理のポイントを学ぶ。
-
GMP監査の計画策定、チェックリストの作成、文書レビュー、監査作業、フォローアップ検証、監査報告書まで、GMP監査の実際の流れに沿って、実務で役に立つ知識及び手法を学ぶ。模擬監査演習では、講師が日頃、経験している卑近な監査場面描写を紹介し、監査の仕方(聞き取りの仕方のコツ)や不適合の指摘の仕方のポイントを学ぶ。
開講日 | 2024年1月22日 (月) | ||||||||||||||||||||
講座回数 |
全3講(2024年1月22日~2024年6月7日) |
||||||||||||||||||||
1口の受講者数 |
1口3名まで受講可能 |
||||||||||||||||||||
受講料(税込 |
1口 62,700円 ( E-Mail案内登録価格 59,565円 )
定価:本体57,000円+税5,700円 会員:本体54,150円+税5,415円
[1名受講も可能です] 定価:本体32,000円+税3,200円
金額追加で受講可能です
|
||||||||||||||||||||
スケジュール |
|
||||||||||||||||||||
受講条件 |
(1) PC の環境は必須です。 |
||||||||||||||||||||
教材 |
■製本版テキスト:各受講者1冊 ・複数お申込みで同一住所の場合:代表者にまとめて送付 ・複数お申込みで異なる住所の場合:各々に送付 ・各開講日の2営業日前に発送 (第1講開講日の2営業日前15:00以降の申込み:開講日1営業日前の発送予定) ■ebook版テキスト: 各受講者の閲覧可能PC数 2台/1アカウント(同一アカウントに限る) Win・Macの両OS、スマートフォン・読書端末(iPhone、iPadなど) PDF(コンテンツ保護のためアプリケーション「bookend」より閲覧) |
||||||||||||||||||||
備考 |
□受講期間
お申込み後、お申込み受理の自動返信メールが届きます (申込期日:開講日当日まで) |
||||||||||||||||||||
【講師への質問】 |
|||||||||||||||||||||
お申込み |
|
講師 |
高槻医薬品GMP/食品ISOリサーチ [元 塩野義製薬(株) 品質保証部] 若山 義兼 氏
・医薬品・食品品質保証支援センター顧問
・日本環境認証機構 QMS主任審査員(JRCA認定品質マネジメントシステム主任審査員)
【主な経歴】
塩野義製薬(株) 監査・保証部・品質保証部 次長
・医薬品の品質保証業務/GMP監査業務
・担当部署:赤穂工場/監査担当責任者、摂津工場/監査担当責任者、本社/品質保証部
天野エンザイム(株)品質保証本部 顧問
日本環境認証機構 QMS主任審査員
趣旨 |
PIC/S加盟、CH-QトリオなどGMP基準のグローバル化の影響、及び国内における不祥事(主として承認書と製造実態との乖離等)踏まえ、薬機法・GMP省令が改正され、2021年8月1日から全面施行に移行した。
薬機法改正では、製造販売業者及び製造業における薬事に係る責任者とその責務が明確化された。
GMP省令改正では、医薬品品質システムの創設・製造販売承認書と製造実態の齟齬を防止するために製造販売申請書への遵守義務・品質保証部門創設・文書記録の信頼性確保(データーインテグリテイー)、PIC/Sとの主要なギャップ6項目の義務化など大幅に変更された。
このような国内規制の強化を受け、製造販売業による委託先監査及び製造業自らの内部監査の「信頼性確保⇒品質保証/継続的改善」は、喫緊の課題と云われるようになり、また、対応するためには、「幅広いGMPに関する専門的・応用的知識」「公式な監査の技法」を身に着けた監査員の養成が急務となる。
本通信講座では、医薬品GMP監査に必要な最新の知識及び技術を提供し、GMP監査員及び自己点検員として効果的な監査に寄与できるようにプログラムを考慮した。
このコースを通じ、受講者には下記のことが身に付けられるようにテキスト及び演習にて配慮します。
【1】医薬品GMP監査の原理の理解に加えて、医薬品GMPシステムの目的と役割の理解
【2】製造業者の組織運営において薬事法遵守は当然のこと、システムの有効性及び医薬品製品品質の向上に貢献できるGMP監査スキル習得
プログラム |
第1講 導入編 「体系的な品質保証・GMP監査技法及びGMP監査員に必要な能力」 |
■学習ポイント |
■プログラム
|
第2講 技術編 「システム監査技及び6サブシステム監査」 |
■学習ポイント |
■プログラム
|
第3講 活用編 「GMP監査の実際(監査技法)を学ぶ」 |
■学習ポイント |
■プログラム
1)GMP監査計画立案の留意点 ・GMP監査計画の具体化のポイント(監査計画の焦点エリアの設定) ・原薬GMPガイドライン(6サブシステム分類及びGMP省令との紐づけ) ・GMP指針(製剤)(6サブシステム分類及びGMP省令との紐づけ) ・監査項目別マトリックス(焦点エーリアの決定) ・GMP監査(調査)結果に基づく評価 2)内部監査・受託先監査及びサプライヤー監査の実務上のポイント ・内部監査のポイント及びチェックリスト ・受託先へのGMP監査のポイント及びチェックリスト ・ベンダーオーデイットのポイント及びチェックリスト ・包装表示システム監査チェックリスト(マスターチェックリスト) 3)文書レビューのポイント(事前調査) 4)パーフォーマンスの結果を踏まえたシステム監査のポイント ・システム監査と製品監査 ・演繹法監査と帰納法的監査 5)効果的な現地監査のポイント ・現場での面談方法(聞取調査)の“こつ” ・不適合の指摘の仕方の‘勘どころ“ ・監査所見の事例 6)フォローアップ検証(改善処置報告に対する検証)のポイント ・フォロアップ活動のフローチャート ・是正処置原理の4要素 ・是正処置の実施と報告 ・是正処置報告書の様式(事例) 7)監査報告書の書き方のポイント ・監査報告書の目的4 ・監査報告書記載内容 ・監査報告書の様式及び記載事例 8)模擬監査(製造システム)演習 ・監査場面描写を臨場感覚で理解して監査の仕方(観察、質問等)の習得 ・不適合又は観察事項の抽出及指摘の習得 ・追加調査事項の抽出 □演習問題・添削□ |
- サイト内検索
- ページカテゴリ一覧
- 新着ページ
-
- 7/29 非統計家でも理解度が深まる! 治験/臨床研究における因果推論とEstimandの理解・導入 (2025年05月20日)
- 8/29 《実際の開発経験を基に解説》 薬物間相互作用の基礎と 臨床薬物相互作用試験における評価手法 (2025年05月20日)
- 6/24 再生プラスチック(Recycled plastics)利用に向けた シール技術動向と対策 (2025年05月15日)
- 6/24 流体工学の基礎と 流れの制御・抵抗低減手法 (2025年05月15日)
- 6/20 海洋バイオマスの利活用に向けた バイオプロセスによる有用物質生産と分解処理 (2025年05月15日)
- 6/23 原薬製造のプロセスバリデーション実務・不具合事例 ~MF登録を念頭に置いたPV計画の立て方/ PV結果を基にしたMFへの落し込み・照会事例~ (2025年05月15日)
- 6/25 <FDA査察指摘2,500事例をふまえた> 製造とラボの現場におけるCSVとペーパレス化実践セミナー (2025年05月15日)
- 6/26 最適解を効率的に導く 『統計的組合せ最適化:実験計画法』 と Excelでできる人工知能を併用する 『汎用的インフォマティクス:非線形実験計画法』 (2025年05月15日)
- 6/25 よくわかる撹拌技術 装置選定、スケールアップの要点とトラブル対策例 (2025年05月15日)
- 6/24開講 【通信講座】高分子材料の分子構造の基礎と 物性分析、分子構造解析技術 (2025年05月15日)