製造業関連情報総合ポータルサイト@engineer
WEB営業力強化支援サービスのご案内
研究・技術・事業開発のためのセミナー/書籍 サイエンス&テクノロジー
イベント

2/21 自己組織化単分子膜(SAM)の基礎と応用

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • @engineer記事クリップに登録
表面科学:接着・コーティング  / 2025年01月22日 /  化学・樹脂 先端技術
イベント名 自己組織化単分子膜(SAM)の基礎と応用
開催期間 2025年02月21日(金)
13:00~16:30
※会社・自宅にいながら受講可能です※
会場名 Live配信セミナー(リアルタイム配信)
会場の住所 オンライン
お申し込み期限日 2025年02月21日(金)13時
お申し込み受付人数 30  名様
お申し込み

自己組織化単分子膜(SAM)の基礎と応用

SAMの種類とその特徴、形成反応に影響する諸因子、

評価・分析方法、工業的な応用技術などについて解説

 

受講可能な形式:【Live配信】のみ


 本セミナーでは、代表的なSAM(Self-Asssembled Monolayers)試薬であるアルカンチオール、シランカップリングおよびホスホン酸から形成されるSAMの特徴、SAM形成反応に影響する各種因子、SAMの評価・分析方法、パターニングや分子接合等への応用について概説します。  
 
【得られる知識】
・SAM形成に関する基礎的事項(SAM形成試薬、対象基板)
・SAM形成反応の最適化に関する情報(前処理、反応条件最適化)
・SAM形成評価、分析方法(表面分析、接触角など)
・SAMパターニング、SAMによる表面機能化と工業的応用例についての知見
 
 
【対象】
化学・材料・機械・電子系企業内研究者、技術者

 

講師

 

 宇都宮大学 工学部 基盤工学科 応用化学コース 教授 博士(工学) 佐藤 正秀 氏
【 講師紹介 】

 

 趣旨

 

  自己組織化単分子膜(SAM)は、比較的温和な条件で金属・金属酸化物表面に化学吸着・共有結合した緻密なナノメートルレベルの有機構造の単分子膜であり、物理吸着膜に比べ高い化学的安定性を持つなどの利点から、従来から無機・有機材料界面でのぬれ、接着性、相容性向上から表面プラズモン効果を利用するバイオセンサーや有機半導体の性能向上に至る幅広い分野での応用や検討され一部実用化されています。


 本講では、代表的なSAM試薬であるアルカンチオール、シランカップリングおよびホスホン酸から形成されるSAMの特徴、SAM形成反応に影響する各種因子、SAMの評価・分析方法と、パターニング、分子接合などの応用について概説します。

 

 プログラム

 

 1.自己集積化単分子膜(SAM)の種類
 ・アルカンチオールSAM
 ・シランカップリングSAM 
 ・ホスホン酸SAM 
 ・複合SAM
 ・多層SAM 

2.SAM形成反応に影響する諸因子(反応前処理、溶媒、雰囲気など)

 ・アルカンチオールSAM形成に影響する諸因子
 ・シランカップリングSAM形成に影響する諸因子
 ・ホスホン酸SAM形成に影響する諸因子

3.SAMの分析方法

 ・表面分析(XPS, IR, SEM/EDX)
 ・接触角測定
 ・膜厚測定(AFM、X線反射)

4.表面へのSAMパターニング

 ・気相法によるシランSAMパターニング
 ・マイクロコンタクトプリント(μCP)によるSAMパターニング

5.SAMによる機能表面創成と工業的応用

 ・SAM官能基と接触角の関係
 ・SAM修飾利用するナノ粒子分散性制御
 ・SAMを利用する防錆防食
 ・(古くて新しい)SAMレジスト・SAMリソグラフィ・SAM絶縁膜
 ・パーフルオロアルキル基を持つSAMを用いる仕事関数制御
 ・SAMを用いる界面熱抵抗削減
 ・二官能性SAMを用いる分子接合、界面接合

6.まとめ 

□ 質疑応答 □

 

※詳細・お申込みは上記

「お申し込みはこちらから」(遷移先WEBサイト)よりご確認ください。

サイト内検索
ページカテゴリ一覧
新着ページ
月別ページ