イベント名 | XPSの基礎と測定・解析テクニック |
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開催期間 |
2025年02月18日(火)
10:30~16:30 ※会社・自宅にいながら受講可能です※ |
会場名 | Live配信セミナー(リアルタイム配信) |
会場の住所 | オンライン |
お申し込み期限日 | 2025年02月18日(火)10時 |
お申し込み受付人数 | 30 名様 |
お申し込み |
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XPSの基礎と測定・解析テクニック
XPSの原理からスペクトル解析法、チャージアップ対策、サンプリング方法、
機能性材料の測定事例や装置のメンテナンスまで、実践的な内容を解説
本セミナーでは、XPS(X線光電子分光法)の原理から、材料表面の定性・定量分析、化学結合状態の解析や深さ方向の分析に至るまで、実務に即した解析ノウハウを解説します。さらに、機能性材料の測定事例や、実際の運用・メンテナンスに必要な知識まで学べる内容となっています。初学者から上級者まで、XPSを使用するすべての方に役立つ実践的な内容です。
ぜひこの機会に本セミナーにご参加ください。
以下の内容を学べます!
●XPSの原理とデータ解析:XPSの基礎原理とスペクトル解析法、定性・定量分析、化学状態 分析、試料のチャージアップ対策やピークフィッティング
●XPSを用いた材料評価:金属、無機、有機、高分子材料の測定方法、試料調整法とサンプリング法
●実際の測定事例と応用:機能性材料の表面分析事例(バイオポリマー、二次電池材料など)
XPSを最大限にまで活用したチャレンジングな解析事例とその解決法
●XPS装置のメンテナンスと運用管理:超高真空装置のメンテナンス、企業や研究所、大学における管理運営方法
【得られる知識】
・XPSの原理
・XPSによる定性、定量、化学状態分析
・材料別によるXPSの測定法、試料の調整法
・試料のチャージアップ対策・ピークフィッテイング
【対象】
・XPS装置を使用されている方(初心者~上級者)
・XPSスペクトルのデータの解釈、データの解析が必要な方
・XPSの管理をされている方
講師 |
【兼任】東京理科大学 先進工学部 非常勤講師
【ご専門】表面分析
【ご経歴】
1984年3月 早稲田大学大学院理工学研究科博士前期課程 修了
1984年4月 住友スリーエム(株)入社
1990年6月 住友スリーエム(株)退職
1990年7月 理化学研究所 入所
2000年5月 工学博士取得(東京大学)
2019年3月 理化学研究所 定年退職
2019年4月-2023年3月 早稲田大学 ナノ・ライフ創新研究機構 研究院客員教授
2023年4月 早稲田大学 教育・総合科学学術院 非常勤講師
2024年4月 東京理科大学 先進工学部 非常勤講師
【著書】
・全固体電池の界面抵抗低減と作成プロセス、評価技術 2020年3月 技術情報協会
“X線光電子分光法を用いた全固体電池の固/固界面・表面解析”
・リチウムイオン電池の分析、解析と評価技術 事例集 2019年11月 技術情報協会
”X線光電子分光法を用いた全固体電池の固/固界面・表面解析”
・先端バイオマテリアルハンドブック2012年6月 NTS Inc.
“X線光電子分光法(X-ray Photoelectron Spectroscopy)”
・ナノバイオエンジニアリングマテリアル 2004年3月 フロンテイア出版刊
“イオンビーム照射によるポリマー表面のバイオ機能化”
趣旨 |
X線光電子分光法(X-ray Photoelectrons Spectroscopy:XPS)は、材料表面分析手法の一つである。材料表面数nmの定性、定量分析だけでなく、化学結合状態分析が可能で、材料表面の特性を評価するのに有用な手法である。また、検出器と試料の検出角度を変化させる検出角度分解法による非破壊の深さ方向分析や、Arスパッタリングを併用しながら、材料の深さ方向の分析も可能である。
本セミナーでは、まず、XPSの原理およびスペクトルから得られる基本的な情報、得られたスペクトルの解析法を紹介する。次に、より正確な解析を行うためのチャージアップ対策などの測定条件やサンプルプレパレーションの工夫に触れ、実際的な測定応用例として、二次電池材料やバイオポリマーなど、機能性材料について実際に評価した事例、また、XPSを最大限にまで活用したチャレンジング解析事例について解説する。また、装置のメンテナンスについても触れ、XPS装置の初歩から応用までの全体的な内容を解説する。
プログラム |
1.X線光電子分光法(XPS)
1.1 X線光電子分光法の原理
1.2 データ処理と解析
1.2.1 定性
1.2.2 定量分析
1.2.3 化学状態分析
1.2.4 ピークフィッテイング
1.3 測定条件について
2.XPSを用いた材料評価と解析手法
2.1 粉末、薄膜など材料の形態と試料調整、測定法について
2.2 材料(金属、無機、有機・高分子等)によって異なる測定手法
2.3 より正確な情報を得るために ―試料の取り扱い方、サンプリング法―
3.実際の測定例
3.1 機能性材料表面への応用
3.2 チャレンジングな解析事例
4.装置のメンテナンスと管理運営
4.1 超高真空装置のメンテナンス
4.2 企業の場合
4.3 研究所の場合
4.4 大学の場合
□質疑応答□
※詳細・お申込みは上記
「お申し込みはこちらから」(遷移先WEBサイト)よりご確認ください。
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