イベント名 | スクリーン印刷の基礎と 実践的な高品質印刷プロセス構築手法 |
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開催期間 |
2025年02月28日(金)
~ 2025年03月14日(金)
【ライブ配信】2025年2月28日(金)10:30~16:30 【アーカイブ配信】2025年3月14日(金)まで受付 (視聴期間:3/14~3/28) ※会社・自宅にいながら受講可能です※ |
会場名 | 【Live配信(Zoom使用)受講】もしくは【アーカイブ配信受講】 |
会場の住所 | オンライン |
お申し込み期限日 | 2025年03月14日(金)16時 |
お申し込み受付人数 | 30 名様 |
お申し込み |
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スクリーン印刷の基礎と
実践的な高品質印刷プロセス構築手法
~インキ、ペーストの身になって考える「ペーストプロセス理論」の理解と実践~
講師が実践と検証を繰り返し、
前提条件を徹底的に適正化することで「標準」化し、インキ・ペーストの持つ印刷性能で
スクリーン印刷が過小評価されてきた理由である多くの思い込みと間違った常識を正します
スクリーン印刷印刷の技術・プロセス・材料・アプリケーションに携わる方々は是非
スクリーン印刷の原理・メカニズム、「版離れ角度」と「版離れ力」の相関
インキ・ペーストの分散安定性、揮発性、濡れ性及び粘弾性特性など印刷性能の理解と向上
高品質スクリーン印刷プロセス実践のための具体的な対策手法とトラブルへの対応
講師 |
(株)エスピーソリューション 代表取締役 佐野 康 氏
【専門】スクリーン印刷全般
【講師紹介】
セミナー趣旨 |
スクリーン印刷は、その原理とメカニズムを正しく理解すれば、実は、最も安定した印刷工法だと考えることができます。なぜなら、スクリーン印刷は、版の上をゴム製のスキージが摺動し、版開口部からインキを押し出す原理により、高い膜厚均一性で、厚いインキ塗膜を印刷する事が出来るからです。この事が、他の印刷工法に対するスクリーン印刷の最大の長所です。これまで多くの方が、スクリーン印刷が「管理困難」であると思い込んでいたのは、実は、多くの場合、スキージやインキ、スクリーン版の適正化が不十分だったからです。
スクリーン印刷にも実践的な理論があります。インキ、ペーストの身になって印刷プロセスを考える「ペーストプロセス理論」です。この理論は、私が二十数年間のコンサル現場において、実践と検証を繰り返し実用性がある考え方として確立したものです。この考えは、エレクトロニクス分野のみならず、グラフィック、加飾、捺染、商業、工業印刷などでの高品質スクリーン印刷プロセス実践のためであれば、すべてに適用できます。スクリーン印刷に対するこれまでの先入観を一旦忘れ、論理的整合性の観点からこの理論を検証いただければ、その正しさが理解していただけると思います。又、これまでの対策での成功の理由も失敗の理由も明確に説明ができるようになります。この理論を正しく実践することで、スクリーン印刷の経験が少ない方でも、高品質印刷プロセスを構築することが可能です。私のコンサルの経験から、かえって、未経験者の方が、先入観にとらわれずに短時間に目的を達成することが多いように思われます。印刷プロセスの適正化とは、先ず、スクリーン印刷本来の「あるべき姿」を達成するための多くの「前提条件」を適正化することです。適正化できていない場合は、その理由、原因を見つけ出し、根本原因から対策することです。「前提条件」が適正であれば、最終的にはインキ・ペーストの有する固有の印刷性能で印刷品質と印刷安定性が決定されます。そして、インキ・ペースト材料技術者は、適正化された「前提条件」に合わせ、機能を維持しながら、インキの印刷性能である「粘弾性」の見極めや適正化に注力できるようになります。
本講演では、最初に、スクリーン印刷の原理やメカニズムの説明、そして、最近見いだされた「版離れ角度」と「版離れ力」の相関について解説します。次に、スキージやスクリーンメッシュなどの要素技術とその「標準」、さらに、インキ・ペーストの印刷性能に影響する分散安定性、揮発性、濡れ性及び粘弾性特性を分りやすく解説します。また、加飾印刷関連での「トーンジャンプ」のないグラデーション印刷と、新技術であるベタパターンでの「サドル」無し印刷技術についても紹介します。
さらに、スクリーン印刷を利用した厚盛技術として、印刷層をウエットの状態で「リバース型インキ転写装置」で別基材に移載し、5倍から10倍の膜厚を得ることができる技術を紹介します。
セミナー講演内容 |
※詳細・お申込みは上記
「お申し込みはこちらから」(遷移先WEBサイト)よりご確認ください。
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