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【技術書籍】UV硬化樹脂の開発動向と応用展開

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UV硬化樹脂の開発動向と応用展開

〇材料・硬化技術・装置・評価など、高性能・高品質な硬化物を得るための要素技術
〇コーティング・インク・接着剤・ナノインプリント・3Dプリンタ等の応用技術動向

 

発刊日 2021年6月29日
体裁 B5判並製本  約200頁
価格(税込)
55,000円 ( E-Mail案内登録価格 52,250円 ) 
 定価                       :本体50,000円+税5,000円
 E-Mail案内登録価格:本体47,500円+税4,750円
 

アカデミー価格 38,500円(本体35,000円+税3,500円)

   ※アカデミー対象者:学生と教員、学校図書館および医療従事者
  (企業に属している方(出向または派遣の方も含む)は、対象外です)

備考  送料は当社負担
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UV硬化技術について「材料・要素技術」と「用途・市場動向」の

                                     両方から迫る一冊です。
 材料・光重合・照射装置や評価手法など、様々な要素技術から成り立ち、塗料・コーティング、インク、接着剤、フォトレジストなど、幅広い広い領域で表面加工技術として利用されるUV硬化技術。
 本書では、第1部で要素技術について基礎から実際に扱う上で役立つ知識を解説し、第2部で利用用途・産業分野毎での最新の開発動向を紹介します。


◎UV硬化樹脂の材料、硬化機構、UV照射技術、硬化前後の評価手法など、要素技術を徹底解説。
  材料技術:樹脂の基本構成成分のベースレジン、モノマーの種類・特徴・使い分け
  硬化機構:ラジカル / カチオン / アニオン、各硬化機構の原理・特徴・使い分け
       「光があたらない影の部分の硬化手法」など、硬化技術の高機能化にも

                         フォーカス。
  照射技術:UV光の基礎から一般的に利用されるUVランプ・照射装置を解説。
       近年開発が加速するUV-LEDや、照射プロセスにおける課題についても紹介。
  評価手法:硬化前(液体)、硬化過程、硬化後(個体)と変化する性質をもつ

       UV硬化樹脂。
       各段階において性能を正しく評価するための考え方を解説。

◎様々な産業分野で応用されるUV硬化樹脂について、利用用途毎に最新の開発動向と   今後の展望を解説。

  塗料・コーティング:市況・種類・配合、水性UV硬化塗料の開発事例。
            光開始剤内蔵型樹脂の開発事例も掲載。

  インクジェット用インクUV硬化型インクの開発動向について、
              インクジェットのメカニズムから徹底解説。

  接着剤:UV硬化型接着剤を重合方式から整理し、その評価方法と共に解説。
  ナノインプリント:UV硬化樹脂材料に求められる要件・基本的な特性とその応用、
           現在利用されているレジスト材料も紹介。
  3Dプリンター:種類・材料技術を基礎から解説すると共に、ゲル材料を活用するために
         開発が進む「3Dゲルプリンティング技術」についても紹介。

 

著者

 

 

大阪府立大学    白井 正充    (株)大城戸化学研究所  大城戸 正治
共栄社化学(株)  池田 順一     inkcube.org      藤井 雅彦
東京理科大学    有光 晃二     大阪府立大学      陶山寛志
東京理科大学    青木 大亮     大阪府立大学      平井 義彦
早稲田大学     須賀 健雄     横浜国立大学      萩原 恒夫
へレウス(株)   河村 紀代子    山形大学        佐藤 洋輔
へレウス(株)   足利 一男     山形大学        渡邉 洋輔
東亞合成(株)   佐々木 裕     山形大学        川上 勝 
(株)HAEWON T&D  桐原 修    山形大学        古川 英光

 

 

目次

 

【第1部】 UV硬化樹脂に関わる材料・硬化技術

 

 第1章 UV硬化技術の構成要素、解析手法とその評価および技術課題
    1. UV硬化技術とは
    2. UV硬化技術の構成要素
     2.1 光源
     2.2 反応機構から見た硬化過程と材料
     2.3 光重合開始剤
    3. UV硬化反応過程の解析法と硬化物特性の評価法
     3.1 UV硬化反応過程の解析法
     3.2 硬化物の特性評価法
    4. UV硬化技術が抱える課題
     4.1 光源と開始剤のマッチング
     4.2 硬化阻害
     4.3 硬化収縮
     4.4 厚膜や着色膜の硬化
    5. 今後の展望

 

 第2章 ベースレジン・モノマーを中心としたUV硬化性樹脂の

     構成成分の基礎と応用
    1. UV 硬化性樹脂の構成成分
     1.1 ベースレジン
     1.2 モノマー成分
    2. UV 硬化性樹脂選定のポイント
     2.1 モノマー
     2.2 ベースレジンとモノマー
    3. 最近のトピックス
     3.1 パーフロロポリエーテルジアクリレート類
     3.2 ポリグリセリンポリエーテルアクリレート
     3.3 アクリルアミド系架橋剤
    4. 最近の開発事例「カーボンナノチューブ(CNT)を利用した

      帯電防止コーティング剤の開発」

 

 第3章 光重合開始剤・増感剤の開発動向と硬化技術の高機能化
   第1節 光重合開始剤・増感剤の基礎
    1. 光ラジカル重合開始剤
     1.1 ベンゾイン型
     1.2 ベンジルケタール型
     1.3 ヒドロキシアセトフェノン型
     1.4 アシルホスフィンオキシド型
     1.5 水素引き抜き型
    2. 光酸発生剤(Photoacid Generator, PAG)
    3. 光塩基発生剤(Photobase Generator, PBG)
     3.1 非イオン型PBGの開発と応用
     3.2 イオン型PBGの開発と応用

 

   第2節 分子増幅を駆使した影部分のUV硬化技術
    1. 影部分のUV硬化
     1.1 能動的な加熱の利用
     1.2 自発的な発熱(重合熱)の利用
     1.3 室温以下で硬化可能な系

 

   第3節 精密UV硬化技術の開発動向と応用展開
    1. 光精密ラジカル重合の研究動向
    2. 重合誘起型ミクロ相分離に基づくコーティングへの機能付与
    3. 光精密ラジカル重合のUV硬化への適用(精密UV硬化)と重合誘起型相分離

 

 第4章 UV硬化ランプシステムに関わる照射技術と装置事例
    1. UV とは
    2. UV 硬化に用いられる光源
     2.1 UV ランプ(高圧水銀ランプ)の発光原理
     2.2 UV ランプバルブ
     2.3 高圧水銀灯の装置
     2.4 UV-LED
     2.5 UV-LED の発光波長
     2.6 UV 硬化用LED 装置
    3. UV 照射プロセスについて
     3.1 照度と積算光量
     3.2 硬化反応に対する照度の影響
     3.3 酸素阻害の影響
     3.4 UV 硬化反応の効率を上げる照射プロセス

 

 第5章 光硬化型材料の硬化とその評価
    1. 固体と液体
     1.1 物理化学的に見た液体と固体
     1.2 固体と液体の違いをレオロジーとしてみると
    2. 液状材料としての評価
     2.1 流動特性の評価
     2.2 温度と水素結合
    3. 硬化過程の評価
     3.1 重合過程の評価
     3.2 硬化過程の物理的変化について
    4. 固体の評価
     4.1 粘弾性特性の評価
     4.2 その他の評価


【第2部】 UV硬化樹脂の利用用途の広がりと最近の市場・技術トレンド

 

 第1章 UV硬化技術の歴史と利用用途の広がりおよび今後の展望
    1. UV硬化技術の歴史と用途の広がり
    2. UV硬化技術応用のトレンド
     2.1 材料のトレンド 
     2.2 機能性のトレンド
     2.3 分野のトレンド
    3. 今後の展望

 

 第2章 塗料・コーティング用UV硬化樹脂の開発動向
   第1節 塗料・コーティング用紫外線(UV)硬化樹脂の現状と今後
       ~ウレタンアクリレートを中心に~
    1. Rad Cure 塗料市場概要
    2. UV 硬化塗料の特長と用途
    3. 各種アクリレート概要と特長
     3.1 種類と特長
     3.2 ウレタンアクリレート
    4. 塗料の種類・配合と硬化過程
     4.1 モノキュアー
     4.2 デュアルキュアー塗料とその適用事例
    5. 環境対応型UV硬化塗料
     5.1 水性UV 硬化塗料の展開
     5.2 各種水分散性UV 硬化樹脂
     5.3 水性ウレタンアクリレート(UV 硬化PUD)とその応用事例

 

   第2節 光開始剤内蔵型樹脂の開発事例とハードコートへの応用
    1. UV 硬化プロセスとその応用
    2. 光開始剤内蔵型高屈折樹脂の特徴
     2.1 特徴
    3. 光開始剤内蔵型高屈折樹脂の特性値
    4. 光開始剤内蔵型高屈折樹脂と有機-無機ハイブリット化樹脂の作成と考察

 

 第3章 インクジェット用UV硬化型インクの開発動向
    1. インクジェットにおけるプリントメカニズム
    2. インクジェット用紫外線硬化型インクの主要成分
     2.1 モノマー
     2.2 重合開始剤と増感剤
     2.3 重合禁止剤
     2.4 水性紫外線硬化型インク
    3. インクジェットにおける吐出安定性
    4. インクジェット応用における紫外線硬化型インクの開発動向
     4.1 インク小滴化と酸素阻害
     4.2 ゲル化によるピニング
     4.3 デコラティブへの適用と高延伸性インク
     4.4 食品包装でのマイグレーション防止

 

 第4章 接着剤用UV硬化樹脂の開発動向
   第1節 UV硬化型接着剤の基礎とその評価
    1.概要
    2.分類
     2.1 ラジカル重合型
     2.2 カチオン重合型
     2.3 アニオン重合型
     2.4 付加重合型
     2.5 その他
    3.評価

 

   第2節 UV硬化型接着剤用ウレタンアクリレートの開発事例
    1. DVD ボンディング用へのウレタンアクリレートの適用
    2. タッチパネルへの適用

 

 第5章 UV硬化樹脂のナノインプリントへの応用
    1. ナノインプリント法とUV硬化樹脂
    2. UVナノインプリントのためのUV硬化樹脂の要件
     2.1 ナノ空間への樹脂充填過程
     2.2 ナノ空間中でのUV光照射過程
     2.3 ナノ空間中でのUV硬化過程
     2.4 離型とUV硬化樹脂
     2.5 UV硬化収縮
    3. UVナノインプリントの応用
     3.1 UVナノインプリントの用途
     3.2 UVナノインプリント用UV硬化樹脂レジストの現状と今後
    4. まとめ

 

 第6章 3Dプリンター用UV硬化樹脂の開発動向
   第1節 「3Dプリンター」用途での光硬化性樹脂の開発動向
    1. 3Dプリンティングとその分類
     1.1 材料市場
    2. 3Dプリンティングとその用途
    3. 3Dプリンティングで使われる手段
    4. 光硬化性樹脂を用いる3Dプリンティング
     4.1 レーザを用いる大型の自由液面方式液槽光重合法
     4.2 下面からレーザ光を照射する規制液面方式と下面から
        UV-LEDや紫外線ランプを用いてDLPを用いて光照射する規制液面方式 
     4.3 インクジェット方式により光硬化性樹脂を吐出し紫外線ランプにより

        硬化させて積層する方式(MJT)
    5. 造形物の用途とその材料
     5.1 自由液面方式VPP造形物の用途と材料
     5.2 規制液面方式VPP造形物の用途と材料開発動向
     5.3 インクジェットタイプの材料噴射方式の造形機
    6. 光硬化性樹脂を利用する新しい造形
     6.1 セラミック造形
     6.2 ポリテトラフルオロエチレンの造形
     6.3 金属造形
    7. まとめと今後の展望

 

   第2節 光造形3Dゲルプリンティング技術の開発動向
    1. 3D ゲルプリンティング用材料
     1.1 光重合開始剤
     1.2 光吸収剤
     1.3 3D ゲルプリンティングのハードウェア

 

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