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5/19 タイ分子の基礎と応用

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樹脂・ゴム・高分子系複合材料  / 2023年04月12日 /  化学・樹脂
イベント名 タイ分子の基礎と応用
開催期間 2023年05月19日(金)
13:00~16:30
※会社・自宅にいながら受講可能です※
会場名 【Live配信(Zoom使用)受講】
会場の住所 オンライン
お申し込み期限日 2023年05月19日(金)13時
お申し込み受付人数 30  名様
お申し込み

タイ分子の基礎と応用

~結晶性高分子の構造・物性制御、成形加工への応用~

■結晶性高分子の分子構造、結晶構造■
■タイ分子と分子構造、結晶構造■
■タイ分子の視点から高性能化の分子設計■

 

受講可能な形式:【Live配信】のみ

 
タイ分子の制御が材料・製品の機械的強度、耐久性を左右するタイ分子に視点を置いて結晶性高分子の基礎から応用までを解説
ポリエチレン(PE)、ポリプロピレン(PP)の性能向上にタイ分子を増やすという観点から、結晶構造の制御、分子構造設計がどのように関連しているかを説明
結晶性高分子の結晶構造、非晶構造、タイ分子の求め方、配向度の評価方法、
フィルムの透明性と構造、加工と結晶化過程、分子構造と構造分布、、
 
【得られる知識】
・結晶性高分子の結晶構造、非晶構造
・タイ分子の求め方
・配向度の評価方法
・フィルムの透明性と構造
・加工と結晶化過程
・分子構造と構造分布
 
【対象】
プラスチック・ゴム製品の研究開発、設計、成形、生産管理、生産技術、品質管理、技術営業に携わる方が受講対象
 
【キーワード】
高分子材料・製品のタイ分子、分子構造、結晶構造、非晶構造、配向結晶、耐久性、機械的強度、フィルムの透明性と構造、加工と結晶化過程 
 
 講師

 

SHテクノリサーチ 代表 工学博士 細田 覚 氏
京都工芸繊維大学大学院工芸科学研究科 非常勤講師
【講師紹介】

 

 セミナー趣旨

 

 タイ分子に視点を置いて結晶性高分子の基礎から応用までを解説する。結晶性高分子の力学的性質を担うのはタイ分子であり、その制御が材料・製品の機械的強度、耐久性を左右する。世界で最も大量に使用されているポリエチレン(PE)、ポリプロピレン(PP)を取り上げ、それらの性能向上にタイ分子を増やすという観点から、結晶構造の制御、分子構造設計がどのように関連しているかを説明する。さらに、非晶相のタイ分子について、IR、ESR、力学物性、統計的手法など各種評価方法について解説する。特にIRを用いた手法については具体的に詳細に説明する。またインフレーションフィルム加工、Tダイ押出しフィルム加工、射出成形などの加工による高次構造形成、その構造に基づく物性の異方性や光学的性質などについて解説する。上記の項目の理解をベースに、さらなる高性能化への構造設計の指針等について述べる。

 

 セミナー講演内容

 

1.結晶性高分子の分子構造、結晶構造
 1-1 はじめに
  ・石油化学の基礎
 1-2 ポリオレフィン製造技術と触媒発見のセレンディピティ
  ・高圧法低密度ポリエチレン
  ・Zigler-Natta触媒(HDPE, LLDPE、PP)
  ・メタロセン触媒、等 
 1-3 分子構造のキャラクタリゼーション手法
 1-4 結晶構造の基礎(結晶系、球晶構造、ラメラ晶、配向結晶等)
 1-5 分子構造と結晶構造との関係

2.タイ分子と分子構造、結晶構造
 2-1 ポリエチレン、ポリプロピレンの分子構造とその分布
 2-2 ポリエチレン、ポリプロピレンの結晶構造とその分布
 2-3 分子構造、結晶構造、タイ分子と機械的強度
 2-4 タイ分子と高次構造
  2-4-1 タイ分子の概念の確立
  2-4-2 分子説の提唱からラメラクラスター理論まで
  2-4-3 房状ミセル構造からラメラ晶 (fold結晶)への変遷
  2-4-4 実験的定性・定量法(ESR、IR、弾性率)
  2-4-5 理論的取り扱い(統計的手法、熱力学的手法、速度論的手法)
  2-4-6 IR法によるタイ分子の評価と結晶構造
  2-4-7 タイ分子と機械的強度、耐久性能

3.タイ分子の視点から高性能化の分子設計
 3-1 加工性と機械的強度の両立
 3-2 長期耐久性材料のタイ分子の分子設計と製造方法(高性能パイプ、大型ブロー容器等)
 3-3 分岐PE/直鎖PEブレンド系の結晶化と高次構造形成
 3-4 高分子加工プロセスと高次構造形成、タイ分子濃度
  3-4-1 インフレーションフィルム(球晶構造とrow構造)
  3-4-2 Tダイ押出しフィルム(球晶構造とシシケバブ構造)
  3-4-3 射出成形(配向層形成と機械物性、分子構造との関係)
  3-4-4 HDPE製超高弾性率繊維
   ・各種高分子の理論弾性率、理論強度と分子構造

□質疑応答□

 

※詳細・お申込みは上記

「お申し込みはこちらから」(遷移先WEBサイト)よりご確認ください。

 

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