8/28<未利用排熱の有効利用へ!> 熱から発電や冷却が可能な、熱音響装置の基礎
イベント名 | <未利用排熱の有効利用へ!> 熱から発電や冷却が可能な、熱音響装置の基礎 |
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開催期間 |
2023年08月28日(月)
10:30~16:30 ※会社・自宅にいながら受講可能です※ |
会場名 | Live配信セミナー(リアルタイム配信) |
会場の住所 | 東京都 |
お申し込み期限日 | 2023年08月28日(月)10時 |
お申し込み受付人数 | 30 名様 |
お申し込み |
|
<未利用排熱の有効利用へ!>
熱から発電や冷却が可能な、熱音響装置の基礎
■機械部品を必要としないため、本質的にメンテナンスフリー■
■ 多様な熱源を利用したヒートポンプ(冷却・加熱)や発電システムを実現できる可能性■
■ 高いエネルギー変換効率■
■ 非温暖化ガスを用いたヒートポンプ(冷却・加熱)を実現可能■
・熱音響機関、熱音響ヒートポンプ、熱音響発電機の紹介
講師 |
東海大学 総合科学技術研究所 教授 長谷川 真也 氏
<専門・受賞>
2010年より東海大学にて熱音響現象に関する研究に従事
受賞歴 日本機械学会奨励賞
<WebSite>
http://www.ed.u-tokai.ac.jp/thermoacoustic/
趣旨 |
工場、自動車、船舶などが使用している燃料由来のエネルギーの多くは排熱として未利用のまま捨てられています。
これらの捨てている熱を「熱音響デバイス」を用いることで、電力や冷却・加熱に再利用するための研究を行っています。
熱音響現象を利用すると「熱入力から音波を介して仕事を取り出す熱機関」や「音波を入力することで熱を汲み上げるヒートポンプ(冷却・加熱)」を実現することができます。
そのため、以下の特徴を持っています。
● 熱と仕事のエネルギー変換を行う際にピストンやタービン等の機械部品を必要としないため、本質的にメンテナンスフリーです。
● 工場排熱、自動車排熱、太陽光熱等、多様な熱源を利用したヒートポンプ(冷却・加熱)や発電システムを実現できる可能性があります。
● 本質的に高いエネルギー変換効率(先行研究では熱→音響パワー変換効率で30%以上)を有しています。
● 可動部を有することなく、非温暖化ガスを用いたヒートポンプ(冷却・加熱)を実現可能です。
本講義では、熱音響現象の概要を学びます。また簡易な装置の構築方法も学びます。講義の中で熱音響機関、熱音響ヒートポンプ、熱音響発電機を具体的に紹介します。
プログラム |
1.熱音響装置の概要
2.熱音響現象の基礎
2.1 熱境界層と流路半径
2.2 進行波を利用した熱音響現象と音響パワー,比音響インピーダンス
2.3 エネルギー流
2.4 基礎方程式
2.5 仕事源と熱流の数式表現
2.6 Two-sensor法
3.熱音響機関、熱音響ヒートポンプ、熱音響発電機
3.1 進行波型熱音響機関
3.2 多段熱音響機関
3.3 熱音響冷却機
3.4 熱音響発電機
3.5 相変化型熱音響機関
4.簡単な進行波型熱音響機関の試作
5.熱音響機関の熱効率に影響を与える要素
□質疑応答□
※詳細・お申込みは上記
「お申し込みはこちらから」(遷移先WEBサイト)よりご確認ください。
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