イベント名 | 固液分離技術の基礎と実践: 各技術の理論・メカニズム、濾過性能の試験・評価法 |
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開催期間 |
2023年06月22日(木)
10:30~16:30 ※会社・自宅にいながら受講可能です※ |
会場名 | Live配信セミナー(リアルタイム配信) |
会場の住所 | 東京都 |
お申し込み期限日 | 2023年06月22日(木)10時 |
お申し込み受付人数 | 30 名様 |
お申し込み |
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固液分離技術の基礎と実践:
各技術の理論・メカニズム、濾過性能の試験・評価法
~濾過を中心に、遠心分離・沈降分離・浮上分離の各技術を解説~
特に主要な濾過については、実際の濾過試験方法や
講師 |
川崎 健二 氏
博士(工学)、化学工学会分離プロセス部会固液分離分科会 前代表
専門:分離工学
趣旨 |
医薬品、化学、紙・パルプ、ガラス、環境、食品、醸造、セラミックス、繊維、バイオ等の各種産業のように、操作の結果として液体中に微粒子固体が存在する結果となるプロセスは世の中に数多く存在します。この微粒子固体を濃縮して原料または製品として利用したり、逆に取り除いて純粋になった液体の方を利用する際に用いられる固液分離技術は、その産業の運転コストを支配する基幹技術として重要な役割を果たしています。
本講習会では、種々の固液分離技術の原理やメカニズムについて基礎から分かり易く説明していきます。さらに、固液分離技術の中で主要な位置を占めている濾過技術について理論全般を出来るだけ丁寧に解説し、実際的な濾過試験方法や濾過データの評価・解析方法についても具体的に説明します。
本講習会で解説する固液分離技術は色々な場面で昔から必要とされており、研究されてきましたが、現在でも非常に重要であり続けています。本講習会では、この固液分離技術において必須である基礎知識について、詳しく解説します。
プログラム |
1.固液分離
1.1 「固液分離」とは
1.2 固液分離の重要性
1.3 主要な操作
2.凝集
2.1 「凝集」とは
2.1.1 コロイド
2.1.2 ブラウン運動
2.2 凝集作用
2.3 凝集剤
2.4 凝集試験法
3.沈降分離
3.1 1個の球形粒子の沈降
3.1.1 レイノルズ数
3.1.2 ストークスの法則
3.2 スラリー(懸濁液)の沈降
3.2.1 濃度の影響
3.2.2 経過時間の影響
3.3 スラリー(懸濁液)の沈降速度
3.4 水平流型沈降槽
3.5 Kynch(キンチ)の理論
3.6 連続式濃縮槽(シックナー)の所要面積
4.浮上分離
4.1 「浮上分離」とは
4.2 濡れ特性
4.3 浮上分離の操作
5.遠心分離
5.1 「遠心分離」とは
5.2 遠心力、遠心加速度
5.3 遠心沈降
6.濾過
6.1 ケーク濾過
6.1.1 Ruthの濾過理論
6.1.2 定圧濾過
6.1.3 定速濾過
6.1.4 濾過ケークの内部構造と圧縮性
6.1.5 ケーク濾過器
6.2 ケークレス濾過
6.2.1 クロスフロー濾過
6.2.2 回転円筒型濾過
6.2.3 上向流濾過
6.2.4 電場、超音波、磁場を利用した濾過
6.3 濾材濾過
6.3.1 閉塞濾過
6.3.2 深層濾過
6.4 濾過性能の試験・評価法
6.4.1 真空および加圧濾過試験
6.4.2 圧縮透過試験
6.4.3 毛管吸引時間(CST)測定
6.4.4 沈降試験
□質疑応答□
※詳細・お申込みは上記
「お申し込みはこちらから」(遷移先WEBサイト)よりご確認ください。
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