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11/17 水溶性高分子の物性と応用技術・機能創製の研究最新動向

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化粧品 開発・マーケティング 表面科学:接着・コーティング  / 2023年05月25日 /  食品・機械 化学・樹脂
イベント名 水溶性高分子の物性と応用技術・機能創製の研究最新動向
開催期間 2023年11月17日(金) ~ 2023年12月01日(金)
【会場】2023年11月17日(金) 10:30~16:30
【アーカイブ配信】2023年12月1日(金)~12月15日(金) 23:59 まで
※会社・自宅にいながら受講可能です※
会場名 【会場受講】もしくは【Webセミナー(アーカイブ配信)受講】
会場の住所 東京都品川区大井町5-18-1
地図 https://www.science-t.com/hall/16431.html
お申し込み期限日 2023年12月01日(金)16時
お申し込み受付人数 30  名様
お申し込み

水溶性高分子の物性と応用技術・機能創製の研究最新動向

~増粘作用、界面活性作用、乳化作用などの各種用途展開~

 

受講可能な形式:【会場受講】or【アーカイブ配信】のみ
 
長年ファブリックケアやビューティー・オーラルケア製品の研究開発に従事してきた講師が
教える、水溶性高分子の基礎から応用、単独ならびに界面活性剤複合系の研究事例!

● 物性、使用感、安全性、配合・製造、環境保全など、水溶性高分子を使用する際の留意事項

● 化粧品、食品、医薬品、ペイント等など幅広く応用される 水溶性高分子の主な性質について
 増粘ゲル化作用・乳化作用・保護コロイド作用・分散作用・泡安定化作用・帯電防止作用・・・・

● 内相・連続相など各項目における エマルションのレオロジー的性質に影響する因子について
 容積濃度・粘度化学構造・顔料・親水性コロイド・・・・       

● 水溶性高分子と界面活性剤の機能・特性の違いとは?

● 界面活性剤を乳化剤に用いたエマルションの形態と特徴

● アニオン界面活性剤耐性カチオン系高分子柔軟剤について
 ベシクル膜と生体膜との比較・ベシクル技術の開発動向・・・・

● 水溶性高分子による配管中の液体の流動性制御
 配管抵抗減少効果について・主なDR剤の種類と特徴・・・・

 

【得られる知識】

・水溶性高分子の作用・機能およびその作用機構
・水溶性高分子の乳化特性(三相乳化)
・水溶性高分子/界面活性剤複合系の相互作用の特徴
・コアセルベートの高度利用技

 

【受講対象】

トイレタリー分野、化粧品、食品、医薬品、化学品等関連の製造、研究開発、企画に携わる技術者の皆様

 

【キーワード】

 水溶性高分子、機能創製、既存・新規素材の高度利用技術

 

 講師

 

 株式会社ミルボン 開発本部 開発顧問 理学博士 堀内 照夫 氏


【ご専門】・界面活性剤水溶性物性(ベシクル、高分子ベシクル、乳化等)
     ・製剤科学技術(乳化製剤、洗剤、ヘアケア製剤、歯磨剤、洗口剤等)
     ・水溶性高分子物性

【ご経歴】
1971年3月

東京都立大学理学研究科(専攻:物理化学)修士卒 理学博士(東京都立大学)


1971年4月

ライオン株式会社入社
ファブリックケア研究所、ビューティケア研究所、第2応用研究所(基礎研究)、
オーラルケア研究所、物質科学センター(基礎研究)において研究開発に従事、2003年8月:定年退社)


2003―2007年

神奈川大学工学部化学教室「三相乳化法によるエマルション燃料」の開発プロジェクト参加
および神奈川大学ベンチャー企業「未来環境テクノロジー(株)」設立(2007年8月6日)に従事。


2008―2014年

明星大学総合理工学部生命科学にて非常勤講師(化学系)および社会人向け通信講座講師(界面活性剤、乳化技術)を務める。


2014年より現職。

【著書】
1)堀内 照夫 共編  『エマルションの安定化のための新しい調製技術と評価』  技術情報協会(2022)
2)堀内 照夫 共編  『水と機能性ポリマーに関する材料設計, 最新応用』  技術情報協会(2021)
3)堀内 照夫 共編  『分散系のレオロジー』  (株)エヌ・ティー・エス(2021)
4)堀内 照夫 共編  『脂質・脂肪酸関物質の使いこなし方―素材開発・機能創製・応用技術』  テクノシステム (2020.9.4)
5)堀内 照夫 共編  『界面活性剤の開発と市場』  (株)シーエムシー(2020)
6)堀内 照夫著(単著)  『実践 エマルション安定化・評価技術』  (株)エヌ・ティー・エス(2020.07.27)
7)堀内 照夫 共編  『材料表面の親水・親油の評価と制御設計』  (株)テクノシステム(2016.07)

その他共着数十数冊

 

 セミナー趣旨

 

  日常生活で使用している洗剤、歯磨等のトイレタリー製品、化粧品、食品、医薬品、ペイント等の産業用製品中には、何らかの水溶性高分子が配合されいると言っても過言であない。これは、水溶性高分子を少量添加することで、使用感等のレオロジー特性や分散液の安定化に寄与するためである。これらの機能・特性は水溶性高分子の増粘・ゲル化作用等の属性に由来することが大である。水溶性高分子には上記に示した特性・機能のほかに興味ある性質がある。
 本講では、水溶性高分子を作用・機能の視点からその概要を紹介した後、水溶性高分子の新規な性質の発掘・創製を目指し、水溶性高分子単独系、並びに水溶性高分子/界面活性剤複合系について、幾つかの事例研究を紹介する。水溶性高分子の高度利用技術の一助となれば幸いである。

 

 セミナー講演内容

 

1.はじめに

2.水溶性高分子の分類
 2・1 天然系水溶性高分子の原料・起源
 2・2 水溶性高分子を利用する際の留意事項

3.水溶性高分子水溶液の物理化学的性質
 3・1 水溶性高分子の作用・機能および主な応用分野
 3・2 増粘・ゲル化作用
  (1)水溶性高分子における水の役割
  (2)凝集構造
  (3)粘土鉱物の凝集構造
  (4)非水溶媒系の増粘剤
  (5)水溶性高分子溶液のレオロジー的性質
 3・3 水溶性高分子/界面活性剤系の相互作用
  (1)水溶性高分子/界面活性剤複合系のViscosity Enhancementとその作用機構
  (2)表面張力低下作用
  (3)界面活性剤の可溶化能に対する高分子に効果
  (4)界面活性剤の溶解度に対する水溶性高分子の添加効果
  (5)界面活性剤の皮膚刺激性抑制に対するPEOの効果
  (6)  水溶性高分子の曇点に対する界面活性剤の効果

4.乳化作用
 4・1 カチオン化セルロース/高級脂肪酸塩系複合塩の乳化特性
 4・2 バイオポリマー( Alacasealan)の Compact  globule粒子による乳化特性

5.毛髪科学の基礎と水溶性高分子によるヘアケア原料の高度利用技術
 5・1 毛髪科学の基礎
 5・2 被膜形成作用
  (1)[2-in 1 shampoo]の作用機構
  (2)ヘアセット剤
 5・3 水溶性高分子によるアイロンパーマの熱損傷抑制および補修指針

6.アニオン界面活性剤耐性カチオン系高分子柔軟剤

7.水溶性高分子による配管中の液体の流動性制御

8.おわりに

□質疑応答・名刺交換(会場限定)□

 

※詳細・お申込みは上記

「お申し込みはこちらから」(遷移先WEBサイト)よりご確認ください。

 

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