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8/28 シランカップリング処理を上手に使いこなすためのポイント

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イベント名 シランカップリング処理を上手に使いこなすためのポイント
開催期間 2023年08月28日(月)
10:30~16:30
※会社・自宅にいながら受講可能です※
会場名 Live配信セミナー(リアルタイム配信)
会場の住所 東京都
お申し込み期限日 2023年08月28日(月)10時
お申し込み受付人数 30  名様
お申し込み

 シランカップリング処理を上手に使いこなすためのポイント

~反応メカニズム、処理層・界面状態の分析、処理効果の評価~

 

受講可能な形式:【Live配信】のみ

理想的な表面・界面と実際の表面・界面とは何が違うのか・・・
シランカップリング処理により界面はどのように強化されるのか・・・
前処理法とインテグラルブレンド法ではどちらが効果的なのか・・・

シランカップリング剤の構造・反応機構など基礎知識から
実務において効果的にシランカップリング剤を使いこなすためのポイントを解説します!
 
【得られる知識】
〇シランカップリング剤による表面・界面設計の考え方
 
【対象】
〇シランカップリング剤を使っておられる方,これから使われる方
 ※予備知識は不要です

 

講師

 

大阪工業大学 工学部 応用化学科 特任教授 中村 吉伸 氏
【専門】高分子化学、高分子物性、高分子系複合材料、接着、粘着 

 

 趣旨

 

  本講座は、シランカップリング剤の反応過程おける処理層の構造、表面被覆状態、反応進行の解析および特性への効果等を見いだし、表面・界面で何が起きているのかを知ることで、より効果的・効率的な表面処理を行うことを目的にします。

 

 プログラム

 

1.複合材料の性能は界面で決まる
 1.1 半導体封止樹脂の界面とバルク
 1.2 半導体封止樹脂のシランカップリング剤による高性能化

2.シランカップリング剤の反応
 2.1 加水分解反応
 2.2 精密にSAM形成をコントロールするために
 2.3 重縮合反応のコントロール 
    ・重縮合体の悪影響
    ・pHや分子構造の影響
    ・AFMで見た処理層
 2.4 無機表面との反応~表面の影響
    ・反応性に影響する因子
    ・有機官能基が吸着する場合
 2.5 加水分解なしでも反応する?

3.シランカップリング剤による処理層と界面をいかに知るか?
 3.1 ヘアー構造,ネットワーク構造をつくる
 3.2 パルスNMRによる処理層の構造解析
    ・パルスNMRとは
    ・どこまで構造解析が可能か
 3.3 TG分析による処理層の構造解析
    ・TG分析でここまで処理層が分る
 3.4 さまざまなキャラクタリゼーション手法
 3.5 化学吸着分子を増やすためには
    ・オリゴマー形成の効果
    ・オリゴマーを使う
    ・長鎖タイプの効果
      ~アミノ基,メタクリロキシ基,フルオロカーボン鎖~

4.シランカップリング剤と複合材料
 4.1 界面はいかに強化されるか?
    ・絡み合いやIPNの効果
 4.2 SP値で考える界面
    ・SPを考慮して反応性を高めるためには
 4.3 前処理法(湿式法,乾式法)とインテグラルブレンド法
    ・両法の界面でのシランカップリング剤は?
 4.4 インテグラルブレンド法~実はすごい

5.シランカップリング剤の意外な効果
 5.1 エポキシ樹脂の耐吸水性,力学特性,破壊靱性の改善
    ・インテグラルブレンド法はやはりすごい
 5.2 炭酸カルシウムも補強性フィラーになる
 5.3 こんな応用もある
    ・遺跡修復材料~エジプトの古代遺跡を例に
    ・ゴムの高機能タッキファイヤ
 5.4 第一原理計算の応用と未来

6.まとめ

  □ 質疑応答 □ 

 

※詳細・お申込みは上記

「お申し込みはこちらから」(遷移先WEBサイト)よりご確認ください。

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