イベント名 | 高分子の接着の基礎と 接着性改善に向けた 界面の構造評価・表面処理 |
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開催期間 |
2023年08月25日(金)
13:00~16:30 ※会社・自宅にいながら受講可能です※ |
会場名 | Live配信セミナー(リアルタイム配信) |
会場の住所 | 東京都 |
お申し込み期限日 | 2023年08月25日(金)13時 |
お申し込み受付人数 | 30 名様 |
お申し込み |
|
高分子の接着の基礎と
接着性改善に向けた
界面の構造評価・表面処理
~接着性制御に向けた高分子の表面・界面・接着の理解~
~界面の構造解析手法と事例/各表面処理技術と接着性の相関~
高分子の表面・界面の基礎から、評価法、高分子の接着の原理と基礎、接着性の評価法、界面構造と接着性、界面構造の各解析手法と事例、各表面処理技術と接着性の相関まで、最新の研究内容を含めて解説します。
・高分子の接着の原理
・高分子の接着界面の構造評価手法
・高分子の表面処理手法
・高分子の表面処理と接着性の相関
講師 |
神戸大学 大学院 工学研究科 講師 博士(工学) 松本 拓也 氏
【学歴】
2015年3月 京都大学大学院工学研究科 高分子化学専攻 博士後期課程 修了および博士(工学)取得
【職歴・研究歴】
2014年4月~2015年3月 日本学術振興会特別研究員DC2
2015年4月~2021年9月 神戸大学大学院工学研究科 助教
2021年10月~現在 同所属 講師
HP:http://www2.kobe-u.ac.jp/~tnishino/cx4.html
趣旨 |
本講演では、高分子の接着の基礎と、さまざまな表面手法と接着への影響に関して、基本的な内容から最先端の研究の紹介に至るまでを取り上げます。
高分子の接着を理解するうえで、高分子の表面・界面の性質や構造を理解することは必須となるため、高分子表面の基礎からその親疎水制御に関する原理と応用を解説し、高分子の界面に関してもその構造・物性を説明します。特に界面の評価は、接着を特徴づけるうえで非常に重要となります。そのため、界面の基礎や評価手法を紹介した後に、本講演のメインである接着の基礎から原理、そしていかに制御するかを擬態的な研究事例を交えながら「なぜ、ものとものがくっつくのか?」に対して、最先端の研究を紹介しながら説明をします。
接着の原理や理解はいまだ発展途上であり、現在進行形で研究が日々進んでおります。一方で、接着技術は工業的にも期待度が高く、さまざま検討がなされるものの原理や制御が難しいこともあり、多くの課題が残っています。本講演での接着の原理を理解することで、それらの課題解決に向けた足がかりとなる技術・知見を習得できます。
プログラム |
1.高分子の表面の基礎
2.高分子表面の分子設計
3.高分子の界面の基礎
4.高分子界面の評価手法
5.高分子の接着の原理と基礎
6.高分子の接着性の評価法
7.高分子の接着界面の構造と接着性
8.高分子の接着界面の構造の評価手法
9.高分子の接着界面のラマン分光を使用した構造解析の例
9.1 ポリオレフィン系のホットメルト接着剤の界面
9.2 高分子の融着界面
10.高分子の接着界面のX線CTを使用した構造解析の例
10.1 ポリオレフィン系のホットメルト接着剤の界面
10.2 高分子の融着界面
11.高分子の接着界面のX線CTを使用した構造解析の例
11.1 ポリオレフィン系のホットメルト接着剤の界面
11.2 高分子の融着界面
12.プラズマ処理による接着性への影響
13.電子線処理による接着性への影響
13.1 電子線処理による表面改質とその特性
13.2 電子線処理と接着性の相関
14.ポリオレフィンのプライマー処理の影響
14.1 プライマー処理による表面改質とその特性
14.2 プライマー処理と接着性の相関
14.3 プライマー処理による界面領域の構造変化
15.ポリエーテルエーテルケトンの化学的表面改質
15.1 ポリエーテルエーテルケトンの特徴
15.2 ポリエーテルエーテルケトンの化学的表面処理
15.3 ポリエーテルエーテルケトンの表面処理による構造・物性評価
15.4 ポリエーテルエーテルケトンの表面処理と接着性の相関
15.5 ポリエーテルエーテルケトンの表面処理による構造・物性評価
15.6 ポリエーテルエーテルケトンの化学的表面処理の処理効果の持続
16.結言
□質疑応答□
※詳細・お申込みは上記
「お申し込みはこちらから」(遷移先WEBサイト)よりご確認ください。
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