イベント名 | 2030年蓄電社会に向けた リチウムイオン電池の開発方向性と寿命・SOH推定の考え方 |
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開催期間 |
2023年08月30日(水)
13:00~16:30 ※会社・自宅にいながら受講可能です※ |
会場名 | Live配信セミナー(リアルタイム配信) |
会場の住所 | 東京都 |
お申し込み期限日 | 2023年08月30日(水)13時 |
お申し込み受付人数 | 30 名様 |
お申し込み |
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2030年蓄電社会に向けた
リチウムイオン電池の開発方向性と寿命・SOH推定の考え方
~実用化に向けた先進、次世代リチウムイオン電池材料の開発指針~
~劣化メカニズム、寿命推定、SOH診断、安全性評価~
安全・寿命に関する基本的な考え方と寿命推定・SOH診断、
材料、装置メーカー、ユーザー等のリチウムイオン電池に携わる方にオススメのセミナーです
・ナトリウムイオン電池外観と市場性
・寿命推定、SOH診断、リユースに関する考え方
・リチウムイオン電池の安全性(経年時含む)
・リチウムイオン電池及び構成材料の市場動向・コスト概観
・2030年社会に向けた電池開発~要素技術とは、新たな方向性はあるか?
・リチウムイオン電池を活用されたい方
・蓄電システムの制御法(安全、寿命)、運用法を開発されている方
・リサイクル電池の活用を考えられている方
講師 |
(株)KRI 常務執行役員 木下 肇 氏
【専門】導電性高分子、電池・キャパシタ
【経歴】
1985年3月 京都大学 工学部 合成化学科 卒業
1985年から1997年 鐘紡(株)にてポリアセン電池の基礎・応用研究・市場調査/開発に従事
1993年 ポリアセン電池の研究開発及び工業化に関し高分子学会賞
1997年~ 株式会社 KRIにて蓄電デバイスに関する研究開発などに従事。
これまで約300社以上からの委託を受け、リチウムイオン電池・リチウムイオンキャパシタ関連材料の
研究開発、蓄電材料・デバイスの抵抗・寿命評価・解析、コンサルティング等を担当。
2006年10月 株式会社KRI エネルギー変換研究部長
2011年7月 株式会社KRI 理事
2013年4月 株式会社KRI 執行役員 エネルギー変換研究部長
2015年4月 株式会社KRI 常務執行役員 エネルギー変換研究部長
2018年4月 株式会社KRI 取締役 常務執行役員 エネルギー変換研究部長
2022年4月 株式会社KRI 常務執行役員
趣旨 |
地球環境問題、資源問題がクローズアップされる今、エコカーの普及促進、再生可能エネルギーへの転換などの政策が、今後もリチウムイオン電池市場成長を牽引し、リチウムイオン電池市場は2030年には凡そ40兆円(2018年の10倍)と予測される。この巨大成長市場獲得を目指し多くのメーカー様が参入・開発を進められているが、最近、どこに開発の焦点を当てるのが適策かという質問が多く寄せられます。
リチウムイオン電池の魅力はそのエネルギー密度にあり、その開発方向性には大きく分けて2つあります。(1)材料起因エネルギー密度向上と関連部材開発(第一軸)、(2)急速充電・寿命、安全性向上による高エネルギー密度化(設計マージン、安全率向上/第二軸)であり、第二軸開発はEV、電力貯蔵システム普及のキーとなります。
本講座では、実用化の観点での先端、次世代電池材料の開発指針をこの2側面から議論するとともに、今後の開発に必須となるリチウムイオン電池の安全・寿命に関する基本的な考え方、寿命、SOH推定、劣化メカニズム推定、安全性(経年を含む)につき解説します。また、2030年持続可能な社会実現に向けた蓄電関連技術の新たな開発方向性についても提案し、実現に必要な要素技術につき議論します。
プログラム |
1.リチウムイオン電池概観
1.1 何故、リチウムイオン電池なのか?
1.2 リチウムイオン電池の高エネルギー密度競争の弊害
1.3 リチウムイオン電池を取り巻く課題
1.4 次世代リチウムイオン電池開発ロードマップ
2.先進・次世代リチウムイオン電池
2.1 1000Wh/lの実現に向けた材料開発
2.1.1 正極材料(ハイニッケル、Li過剰など)の開発指針
2.1.2 負極材料(Si系,Li金属など)の開発指針
2.1.3 Liプリドープ技術
2.2 ナトリウムイオン電池
3.リチウムイオン電池の寿命・SOH・制御
3.1 リチウムイオン電池の劣化について
3.2 リチウムイオン電池の信頼性評価・劣化解析概要
3.3 リチウムイオン電池の2つの劣化メカニズム
3.4 反応偏在の寿命影響
3.5 リチウムイオン電池の寿命・SOH診断
3.6 リチウムイオン電池の制御による高寿命化の考え方
4.リチウムイオン電池の安全性
4.1 内部短絡系安全性評価
4.2 経年劣化時における安全性
4.3 モジュール、パック化におけるトピックス
5.2030年社会に向けた電池開発、新たな方向性はあるか?
5.1 CASE、MaaSの具現化
5.2 2030年社会が要求するリチウムイオン電池とは
□ 質疑応答 □
※詳細・お申込みは上記
「お申し込みはこちらから」(遷移先WEBサイト)よりご確認ください。
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