イベント名 | 自動車産業における高分子材料の”これから”を考える |
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開催期間 |
2024年01月30日(火)
12:20~16:30 ※会社・自宅にいながら受講可能です※ |
会場名 | Live配信セミナー(リアルタイム配信) |
会場の住所 | 東京都 |
お申し込み期限日 | 2024年01月30日(火)12時 |
お申し込み受付人数 | 30 名様 |
お申し込み |
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自動車産業における高分子材料の”これから”を考える
~次世代の自動車で゛使われる”プラスチックとは?~
自動車の未来を見通し、今後必要とされるプラスチック材料・高分子複合材料とは何かを考えます
自動車における高分子材料は今後どのような進展を見せるのだろうか?
また、どのような特性、機能を持った材料が求められるようになるのだろうか?
自動車産業におけるプラスチック材料・高分子複合材料の"2024年以降"について、自動車メーカーで研究開発を担った経験を持つ専門家、大庭塾代表の大庭敏之氏(元 日産自動車)、金沢工業大学教授の影山裕史氏(元 トヨタ自動車)の2人が考え、語ります。
・次世代車のエネルギーと効率について関心のある方
・次世代車におけるプラスチックの使い方について興味のある技術者
・プラスチック使用による軽量化効果について興味のある技術者
・今後の自動車の動向に興味のある方
・将来多様化するモビリティ研究開発に携わる技術スタッフ(企業、大学)やマネージメントに携わる管理者
・専門知識よりは将来モビリティや材料にご興味のある方
講師 |
第1部 今後の自動車と求められるプラスチック材料の動向 (12:20~14:20)
大庭塾 代表 大庭 敏之 氏
(元 日産自動車)
第2部 将来のモビリティと高分子複合材料 (14:30~16:30)
金沢工業大学 大学院工学研究科 高信頼ものづくり専攻 教授 影山 裕史 氏
(元 トヨタ自動車)
プログラム |
第1部 今後の自動車と求められるプラスチック材料の動向
すでに地球温暖化から地球沸騰の時代に移っていると厳しい警鐘がならされている。自動車のEV化の波は世界中で予測以上のスピードで広がりつつある。それに対して各社はカーボンニュートラルを喫緊の課題として取り組みだしている。さらにEV化が進むほど資源問題も大きな課題となりサーキュラーエコノミも叫ばれ出している。これらの課題に対してプラスチックどのように考え、取り組んでいかなければならないか、最近の状況も含めて紹介する。
1.自動車を取り巻く環境とニーズの変化
1.1 地球温暖化防止へ向けた世界の動き
1.2 温暖化防止のための自動車の取り組み
2.次世代自動車に対しての高分子の課題
2.1 電動化に対しての高分子材料の課題
2.1.1 リチウムイオン電池へのプラスチック
2.1.2 熱制御にための高熱伝導絶縁材料
2.2 プラスチックによる効果的な軽量化の例
2.2.1 モジュール化へのプラスチック適用に対しての効果
2.2.2 CFRPによる軽量化効果
2.2.3 マルチマテリアルへの期待と接着剤の貢献
3.内装材のトレンドは高級化
4. サーキュラーエコノミーとカーボンニュートラル
4.1 Scope1,2だけでなくScope3までのカーボンニュートラル
4.2 サーキュラーエコノミーは単なるリサイクルではない
5.今後の自動車と高分子材料の在り方
5.1 エネルギー効率から見た次世代車
5.2 今後の自動車へのプラスチックへの期待
6.質疑応答
<受講によって得られる知識・ノウハウ>
・温暖化防止に対しての各国、各自動車メーカーの方策
・次世代自動車に対してのプラスチックの役割
・軽量化に対してのプラスチックの役割
・CFRPとの軽量化効果と課題
・今後の内装用プラスチック材料の課題
・サーキュラーエコノミーから見たプラスチック
・次世代車のエネルギー効率
第2部 将来のモビリティと高分子複合材料
2050年カーボンニュートラルのためには、まず、モビリティを取り巻く環境の変化を理解し、将来のモビリティの在り方や姿を予想し、構成材料のあるべき姿と現状のギャップを把握し、課題を整理したうえで材料開発の戦略を立てることが重要となる。ここでは、将来モビリティ材料の研究開発に関わる2つの国プロからのシーズ情報を紹介させていただき、緊急課題として取り組んでいる自動車製造メーカーの悩みや現状を把握し、将来多様化するモビリティに対する本格的適合性や課題、日本ならではの提案や発信に関して高分子材料の可能性を技術面およびビジネス面から議論してみたい。
1.モビリティを取り巻く環境の変化(スマート社会への貢献)
1.1 スマート社会への貢献;セルロースナノファイバー化技術戦略企画と宣言(スマートモビリティ)
2.モビリティおよび構造材料研究の現状
2.1 将来モビリティ(ニーズ)の変化(多様化の予想)
2.2 モビリティ材料(シーズ)の研究開発(2つの国プロ)
2.2.1 NEDO 革新新構造材料開発 ISMAプロジェクト 2014.4~ 2023.3
2.2.2 環境省NCVプロジェクト 2016.4~ 2020.3
3.モビリティ構造材料(シーズ)開発の現状と課題
3.1 主流のクルマを対象とした緊急対応とモビリティ材料開発の現実
3.2 本格的LCA(CO2排出量低減)の必要性
4.モビリティ構造材料(シーズ)開発の展望(高分子複合材料への期待と課題)
4.1 多様化するモビリティを対象とした本格的モビリティ材料の追求と高分子複合材料の位置づけ
4.2 日本の特徴を活かしたのアプローチと海外への発信
4.2.1 技術面からのアプローチ
4.2.2 ビジネス面からのアプローチ
5.まとめ
6.質疑応答
<受講によって得られる知識・ノウハウ>
・将来の自動車の考え方
・スマートシティとスマートモビリティ
・カーボンニュートラルやLCAの考え方
・カーボンニュートラルのバイオマスプラスチック複合材料(BFRP)
・国プロ等のモビリティ材料の研究・開発の現状
・自動車会社の悩み(将来モビリティの在り方、材料の考え方)
・BFRP改善と普及の考え方
・LCA改善カーボンファイバーとセルロースナノファイバーによるBFRPの強化(HP-BFRP)
・マルチマテリアル化による信頼性、コスト改善の考え方
・ムリ無駄むらの無いHP-BFRPのリサイクル技術
・経済、社会発展の中でのモビリティ材料の在り方
※詳細・お申込みは上記
「お申し込みはこちらから」(遷移先WEBサイト)よりご確認ください。
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