2/7 化学・材料プロセスにおける マイクロ波加熱利用のメリットと 産業応用への課題・現状・展望
イベント名 | 化学・材料プロセスにおける マイクロ波加熱利用のメリットと 産業応用への課題・現状・展望 |
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開催期間 |
2024年02月07日(水)
10:30~16:30 【アーカイブの視聴期間】 視聴期間:2/8~2/14の7日間 ※アーカイブは原則として編集は行いません ※視聴準備が整い次第、担当から視聴開始のメールご連絡をいたします。 (開催終了後にマイページでご案内するZoomの録画視聴用リンクからご視聴いただきます) ※会社・自宅にいながら受講可能です※ |
会場名 | 【ZoomによるLive配信セミナー】アーカイブ(見逃し)配信付き |
会場の住所 | オンライン |
お申し込み期限日 | 2024年02月07日(水)10時 |
お申し込み受付人数 | 30 名様 |
お申し込み |
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化学・材料プロセスにおける
マイクロ波加熱利用のメリットと
産業応用への課題・現状・展望
熱暴走によるプロセス不安定性、温度分布制御、放電現象などなど、
これからマイクロ波加の導入を検討する方から現在課題を抱えている方、
マイクロ波加熱の基礎知識と実問題への対処法、電磁加熱技術の可能性と適用限界
マイクロ波化学の応用を検討している企業の技術者・研究者、マイクロ波加熱技術を自社技術としたい技術者・研究者、加熱や乾燥等の化学工学プロセスの従事者で現課題の克服をしたいと考えている方、焼成・化学反応を高速化することでプロセスコスト削減を図りたい方、高温物質プロセスでの加熱炉開発に携わっている方、マイクロ波加熱炉を設計したい方
【Live配信受講者 限定特典のご案内】
当日ご参加いただいたLive(Zoom)配信受講者限定で、特典(無料)として
「アーカイブ配信」の閲覧権が付与されます。
オンライン講習特有の回線トラブルや聞き逃し、振り返り学習にぜひ活用ください。 |
講師 |
【専門】マイクロ波プロセス、古典熱力学、統計熱力学、伝熱工学
2008. 4: 自然科学研究機構 核融合科学研究所 COE研究員
2013. 4: 京都大学 生存圏研究所 特任助教
2014. 4~: 中部大学 工学部・講師
2020. 4~: 中部大学 工学部・准教授
※2014. 8~2015: 2020~: 電磁波エネルギー応用学会 理事、大手電子機器メーカー 技術指導(契約)、
2017~: 学振 188委員会 幹事、2018~: IEEE Nagoya Chapter Treasure、日本鉄鋼協会 電磁波プロセシングGr. 主査
【本テーマ関連学協会での活動】
2019~:電磁波エネルギー応用学会 理事、日学振 188委員会 幹事
2018~: IEEE Nagoya Chapter Treasure、
2016~: 電磁波エネルギー応用学会、日本鉄鋼協会 電磁波プロセシングGr. 主査
セミナー趣旨 |
マイクロ波加熱技術の基礎と工学応用について、乾燥・化学合成をベースとして概観する。材料や化学分野の研究者がはじめてマイクロ波加熱を利用するために必要な基礎知識を理解する。マイクロ波プロセスで見られる様々な課題を紹介し、加熱工学・電磁気学の観点から対策法を紹介する。マイクロ波加熱プロセスの実用化へ向けた可能性の判断指標を示すとともに、持続可能社会への変革へ向けたマイクロ波プロセスの構築例を紹介する。
セミナー講演内容 |
1.マイクロ波加熱の魅力と特徴
1.1 加熱技術としてのマイクロ波
1.1.1 高速加熱
1.1.2 内部加熱
1.1.3 選択加熱
1.2 製鉄反応の高速・低温プロセス化 ~高速加熱の応用例
1.2.1 研究背景 ~問題設定~
1.2.2 マイクロ波製鉄の原理
1.2.3 スケールアップ試験と装置概要
1.2.4 マイクロ波製鉄の課題
1.3 スレート瓦のアスベスト無害化 ~内部加熱の応用例
1.3.1 研究背景 ~問題設定~
1.3.2 マイクロ波によるアスベスト高速無害化法の原理
1.3.3 アスベスト無害化プロセスの改善点
1.3.4 マイクロ波ロータリーキルンと問題点と課題
1.4 エネルギー操作による化学反応制御 ~選択加熱の応用展開へ向けた展望
1.4.1 マイクロ波吸収特性と選択加熱
1.4.2 選択加熱を利用した反応高速化の報告事例
1.5 バイオマスの再生資源化への応用 ~マイクロ波加熱による反応高速化
1.5.1 電磁波に励起された分解反応と分解反応高速化
1.5.2 電磁波加熱における固液各相の温度分布
2.マイクロ波プロセスに関する基礎知識と諸問題への対応
2.1 よくある問題とその概要
2.2 熱暴走によるプロセス不安定性~加熱対象の温度が上がりすぎてしまう、など
2.2.1 ホットスポットと熱暴走
2.2.2 伝熱工学の観点からのホットスポット
2.2.3 ホットスポット対策事例
2.3 マイクロ波によるエネルギー操作設計のアプローチ ~マイクロ波で加熱できない、など
2.3.1 マイクロ波加熱装置の問題
2.3.2 材料吸収特性と傾向
2.3.3 補助加熱とプロセス設計
2.3.4 マイクロ波照射系とるつぼ選定 ~空洞共振器をはじめとした事例
2.4 放電現象 ~放電が生じてしまう、など
2.4.1 プラズマの性質と雰囲気ガス
2.4.2 電離電圧と真空度
2.4.3 雰囲気の改善による対策
2.5 温度分布制御へのアプローチ
2.5.1 電磁制御による温度分布制御
2.5.2 熱制御による温度分布制御
2.5.3 物質移動による温度分布制
2.6 様々な問題と対応策の紹介
(事前の質問に対する回答)
3.マイクロ波加熱のプロセス応用
3.1 マイクロ波加熱を検討するための準備
3.1.1 マイクロ波加熱の実用化事例
3.1.2 実用化への判断指標
3.1.3 迅速加熱・内部加熱とプロセス時間
3.1.4 改善例のコスト試算例
3.2 各社が販売するラボ試験機の比較
3.3 マイクロ波加熱炉の組み上げ(ラボ試験)
3.4 半導体発振器とマグネトロン発振器
3.5 特許戦略について
4. マイクロ波加熱による新しい化学反応の報告
4.1 マイクロ波効果
4.2 Dudley-Kappe論争
4.3 新しい化学反応と提案モデル
4.4 マイクロ波加熱工業応用のこれから
□質疑応答□
※詳細・お申込みは上記
「お申し込みはこちらから」(遷移先WEBサイト)よりご確認ください。
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