イベント名 | 生成AIを使用した戦略的な FDA査察&PMDA査察対応セミナー |
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開催期間 |
2025年08月20日(水)
【会場受講】2025年8月20日(水)10:30~16:30 【Live配信受講】2025年8月20日(水)10:30~16:30 ※会社・自宅にいながら受講可能です※ |
会場名 | 【会場受講】もしくは【Live配信受講】 |
会場の住所 | 東京都東京都港区浜松町2-8-14 浜松町TSビル ビジョンセンター浜松町 4F I室 |
地図 | https://www.science-t.com/hall/28015.html |
お申し込み期限日 | 2025年08月20日(水)10時 |
お申し込み受付人数 | 40 名様 |
お申し込み |
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生成AIを使用した戦略的な
FDA査察&PMDA査察対応セミナー
~査察官も驚く完璧な準備を、AIが24時間で実現~
※会場受講は40席限定(先着順)のため、お早めのお申し込みをお勧めします。
★ 多くのFDA査察対応コンサルテーションや実際のFDA査察に立会った経験からFDA査察対応ノウハウを惜しみなく説明
★ 実際の事例でみるFDA査察対応~査察通知受け取りからForm 483対応完了まで~
★ 生成AIを活用した査察準備の効率化と品質向上
★ ChatGPT/Claude等を用いた査察対応文書の作成支援
★ AIによる指摘事項の傾向分析と予防的対応
★ FDA査察対応準備の方法とは
★ FDA査察は具体的にどう実施されるのか
★ 査察本番での対応のコツ
★ 指摘を1つでも少なくするための方法とは
★ 日本でのFDA査察再開時期(今年FDA査察はあり得るのか)
★ FDA査察での指摘への対応の仕方
★ ワーニングレターが出されるまでのフロー
★ PMDA査察との相違点と共通の対応戦略
1. 査察対応テンプレート集
・FDA査察対応計画書テンプレート(日英併記)
・PMDA査察対応計画書テンプレート
・Form 483回答書サンプル(実例ベース)
・Warning Letter回答書サンプル
・査察対応チェックリスト(査察前・査察中・査察後)
2. 生成AI活用ツールキット
・生成AI活用ガイドライン(ChatGPT/Claude/Gemini対応)
・査察対応AIプロンプト集(100種類以上)
・規制要件解釈用プロンプト
・SOP整合性チェック用プロンプト
・回答書作成支援プロンプト
・英文品質向上プロンプト
・AI活用事例集(成功事例・失敗事例)
講師 |
【講師紹介】
【関連の活動など】
日本PDA 第9回年会併催シンポジウム 21 CFR Part 11その現状と展望
日本製薬工業協会 医薬品評価委員会 基礎研究部会主催(東京)
東京大学大学院医学系研究科 臨床試験データ管理学講座などにて多数講演。など
セミナー趣旨 |
演者は過去20年間に渡り、多くのFDA査察対応(医薬品・医療機器とも)を支援してきました。これまでにFDA査察に立ち会った経験などから、本セミナーでは、FDA査察を全般的にまた具体的にわかりやすく解説します。
さらに本セミナーでは、近年急速に発展している生成AI技術(ChatGPT、Claude、Gemini等)を査察対応業務に戦略的に活用する方法について、実践的な事例を交えて解説します。生成AIを活用することで、査察準備の効率化、文書作成の品質向上、指摘事項の予測と予防的対応が可能となり、査察対応業務の大幅な改善が期待できます。
米国に医薬品・医療機器を輸出している企業は輸出実績に関わりなく、FDA査察を受ける可能性があります。
日本におけるFDA査察はどのように実施されるのでしょうか。本セミナーでは、演者のこれまで多くのFDA査察対応コンサルテーションや、実際のFDA査察に立会った経験からFDA査察対応のノウハウを惜しみなく説明いたします。
FDA査察が予定されていたり、FDA査察の通知が来た場合、一体どのような準備をすれば良いのでしょうか。
FDA査察においてはFDAの要求事項(21 CFR)への深い理解が求められることはもちろん、査察本番における適切な資料のスピーディーな提出も必要となります。生成AIを活用することで、膨大な規制要件の理解支援、Q&A集の効率的な作成、査察対応文書の品質チェックなどが可能となります。
FDA査察の目的は、『粗悪な医薬品・医療機器・体外診断用医薬品の米国輸出を阻止し、米国における患者・ユーザを保護する。』ということです。したがって、企業は、自社の製品が安全で安心できるということをFDA査察官に客観的な証拠(文書)を提示して証明する必要があります。
指摘事項が何もない場合は良いのですが、指摘事項がある場合は、連邦食品医薬品化粧品法704(b)項「査察官は指摘事項を文書で製造所に提示すること」に基づいて、査察の最後の講評時(クローズアウトミーティング)に、FDA Form 483が発行されます。
クローズアウトミーティングにおいて、査察官との対話は誤解や説明の間違いを正す機会でもあります。 企業からの意見を査察官が考慮し、FDA Form 483の最終版を作成してくれますので、すでに改善した事項があれば説明すると良いでしょう。FDA Form 483には「最終的な評価はFDAコンプライアンス部門で実施されるので、FDA Form 483は査察時の指摘事項としての報告である。」と記載されています。
FDA Form 483により指摘された内容に対し、15営業日以内(必着)に改善策、スケ ジュールを盛り込んだレスポンスをFDAに送付しなければなりません。生成AIを活用することで、過去の指摘事例の分析、効果的な回答文書の作成支援、英文の品質向上などが実現できます。
FDAに対するレスポンスは、査察を実施した査察官宛に送付するのではなく、FDA本部に送付することに注意が必要です。指摘へのレスポンスは極めて詳細である必要はありません。また次回査察時に改善実施について確認されるので、確実に改善ができることを書くことが重要です。つまり、机上の空論のようなことは書いてはいけません。
FDA Form 483の回答が不十分であれば、Warning Letterをもらうことになってしまいます。
本セミナーでは、まずFDAの要求事項や指摘事項等などの理論面を解説し、さらに当社が経験してきた実際のFDA査察事例をもとに、FDA査察本番でとるべき対応をわかりやすく説明します。
また、PMDA査察への対応についても解説し、FDA査察との共通点と相違点を明確にした上で、両方の査察に効率的に対応できる統合的なアプローチを提示します。
また、来るべき査察時に使える「FDA査察対応計画書」、Form483への「回答書のサンプル」、**「生成AI活用ガイドライン」**を電子ファイルにて配布いたします。
セミナー講演内容 |
1. なぜFDAは査察を実施するのか
• FDA査察の基本的事項
• FDAが査察を行う理由
• どんな企業がFDA査察官に安心感を与えるか
• コンプライアンス達成のための内部統制
• FDA査察の目的
• Compliance Programとは
• FDA査察の動向と課題
• Supply Chainのグローバル化とFDA査察
2. FDA査察の種類
• FDA査察の種類
• PAI(Pre Approval Inspection)
• 臨床試験の査察(GCP査察)
• その他の査察
• 定期査察サイト選択モデル(SSM)
3. FDAの組織と査察
• FDAの組織
• CDER(Center for Drug Evaluation and Research)の組織
• OHI(Office of Human and Animal Food Operations)による査察活動 ※旧ORA
• OHIによる査察(定期・特別)と措置
• FDA Investigatorのバックグラウンドと教育訓練
4. FDA査察概要
• FDA査察の典型的スケジュール(定期査察)
• 査察スケジュールについて
• 査察開始に当たっての確認
• スケジュールに沿った具体的な留意点
• FDAの査察の傾向
• イベント管理 ~情報の連携~
5. GMPにおけるシステム査察
• システム査察
• 指摘事例:品質システム(Quality System)
• 指摘事例:施設および設備管理システム(Facilities and Equipment system)
• 指摘事例:原材料システム(Materials system)
• 指摘事例:製造システム(Production system)
• 指摘事例:包装および表示システム(Packing and Labeling system)
• 指摘事例:試験室管理システム(Laboratory control system)
• サイトマスターファイル
6. 医療機器における査察
• 医療機器品質マネジメントシステム(QMS)規格の歴史
• Quality System (QS) Regulation : Current Good Manufacturing Practice for Medical Device品質システム規則:医療機器の製造に関する基準(医療機器GMP)
• Code of Federal Regulation (CFR) Title 21 Part 820
• 21 CFR Part 820 QSR
• QSIT(Quality System Inspection Technique)とは
• FDAの査察対応 ~4つの領域~
• QSITガイドGuide to Inspection of Quality Systems
• QSITガイドの廃止について
7. 査察からW/Lまでのフロー
• FDA査察実施の事前通知(定期査察の場合)
• FDA査察実施の通知
• FDA査察官決定の通知とトラベル情報
• 遵守していない場合のペナルティ
• Possible FDA Actions
• FDA査察の評価
• 査察からWarning Letterまでのフロー
• NAI:No Action Indicated(措置指示無し)
• VAI:Voluntary Action Indicated(自主的措置指示)
• OAI:Official Action Indicated(強制措置指示)
• FDA Form-483 list of observations
• FDA Form 483
• FDA Form 483を受取ったら
• FDA Form 484とは
• 査察終了後の対応
• FDA査察の指摘事項(FDA Form 483)への回答期限について
• Warning Letter
• Establishment Inspection Report(EIR)
8. FDA査察対応の考え方と準備
• どのような準備をすべきか?
• 従業員のすべきこと
• 査察対応計画書の作成
• 査察対応計画書の内容
• FDA査察の準備にあたって
• 情報収集
• 査察前準備
• 模擬査察
• 準備資料
• Q&Aの作成
• 査察に必要な部屋の確保
• Document reviewを行う部屋のレイアウト図
• バックヤードの目的
• 査察対応の役割と責任
• 対応責任者
• 統括・進行係
• 回答者
• 資料探索係
• 記録係
• 連絡係
• アドバイザー
• 通訳
• 送迎・おもてなし
• 通訳
• 監査報告書
• 輸出品目とは限らない
• "15分ルール"
• 査察妨害行為に関するガイダンス
• 査察時
• 宣誓供述書(Affidavit)
• 査察の結果に影響を及ぼす要因
• 査察は短期決戦、一発勝負
• 査察対応時のポイント
• 指摘への対応 ~対応者の心得~
• 査察期間中の全般的留意事項
• 査察官への説明
• 資料の提供
• 査察をいかに有利に進めるか(弱い点をいかにカバーするか)
• 回答の仕方
• うまく回答できない原因
• 回答に困るなどトラブルが発生した時の対応
• 査察時に行ってはいけないこと
• べからず集
• 従業員のしてはならないこと
• 庶務的事項
• 査察官との最初の接触
9. 内部監査と改善
• 自己点検(Self Inspection)について
• PIC/S GMP Self Inspection(自己点検)
• FDA QSR820.22 品質監査
• 監査の目的
• ISO-13485:20168 測定、分析および改善 8.2 監視および測定
• 監査における2つの確認ISO-9000 適合性と妥当性~文書と記録~
• 監査担当者の要件
• 監査員の力量
• 監査でみつけられた指摘事項はその扱いが難しい
• 内部監査と是正処置
• CAPAにおけるFDA対応の留意事項
• CAPAとは?
• 是正処置とは
• 修正とは
• 修正と是正処置の違い
• 予防処置とは
• 予防処置とはリスク管理のことである
• 応急処置→修正処置→是正処置→予防処置
• 是正処置がなく予防処置のみ発生する事例
• ボーイング787型機の運航再開
• 是正処置の考え方と実施
• 周知徹底、教育訓練は是正処置にはならない
• 是正処置(再発防止)のためには、根本的原因の特定が重要
• 不適合発生の原因 ~システムの運用がなされていないこと(不実行)~
• 不適合発生の原因分析フロー
• 根本的原因(Root Cause)を見極める
10. 生成AIを活用した戦略的FDA査察&PMDA査察対応
10.1 生成AI技術の査察対応への活用概論
• 生成AI(ChatGPT、Claude、Gemini等)の基本理解
• 査察対応業務における生成AIの活用領域
• 生成AI活用のメリットとリスク管理
• データセキュリティとコンプライアンスの考慮事項
10.2 査察準備における生成AI活用
• 規制要件(21 CFR、ICH、日本薬機法等)の効率的な理解支援
• SOPや手順書の整合性チェックと改善提案
• 査察対応Q&A集の自動生成と最適化
• トレーニング資料の作成支援
• ギャップ分析の効率化
10.3 査察対応文書作成における生成AI活用
• Form 483回答書の作成支援
– 過去の回答事例の分析と学習
– 効果的な回答構成の提案
– 英文の品質向上とネイティブチェック
• CAPA文書の作成支援
– 根本原因分析の構造化
– 是正措置・予防措置の立案支援
• 査察対応計画書のテンプレート最適化
10.4 指摘事項の予測と予防的対応
• FDA Warning Letterデータベースの分析
• 業界動向と指摘トレンドの把握
• 自社リスクエリアの特定と対策立案
• AIを活用した模擬査察の実施
10.5 査察本番でのAI活用
• リアルタイム情報検索と回答支援
• 技術的質問への迅速な対応準備
• 多言語対応(日英通訳支援)
• 査察記録の効率的な作成
10.6 PMDA査察への応用
• FDA査察とPMDA査察の共通点と相違点
• 日本の規制要件への生成AI活用
• PMDAとのコミュニケーション最適化
• 統合的な査察対応システムの構築
10.7 生成AI活用の実践演習
• ChatGPT/Claudeを使った査察Q&A作成演習
• Form 483回答文書の作成演習
• プロンプトエンジニアリングのベストプラクティス
• 生成AI出力の品質評価と改善方法
10.8 今後の展望と準備
• AI技術の進化と査察対応への影響
• 規制当局のAI活用動向
• 組織内でのAI活用体制の構築
• 継続的な改善とナレッジマネジメント
質疑応答・総括
※内容は予告なく変更になる可能性があります。
※詳細・お申込みは上記
「お申し込みはこちらから」(遷移先WEBサイト)よりご確認ください。
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