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5/24 水素脆化のメカニズムと評価・解析法、 耐水素脆化特性に優れた材料の開発

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金属・セラミックス・ガラス・カーボン 分析・評価・品質管理  / 2024年03月25日 /  自動車 鉄/非鉄金属
イベント名 水素脆化のメカニズムと評価・解析法、 耐水素脆化特性に優れた材料の開発
開催期間 2024年05月24日(金)
10:30~16:30
【アーカイブの視聴期間】
終了翌営業日から7日間[5/27~6/2]を予定]
※動画は未編集のものになります。
※視聴ページは、マイページにリンクを設定します。
※会社・自宅にいながら受講可能です※
会場名 【ZoomによるLive配信セミナー】アーカイブ(見逃し)配信付き
会場の住所 オンライン
お申し込み期限日 2024年05月24日(金)10時
お申し込み受付人数 30  名様
お申し込み

水素脆化のメカニズムと評価・解析法、
耐水素脆化特性に優れた材料の開発

提唱されている様々な水素脆化のメカニズム、
遅れ破壊をはじめとする水素による金属材料の種々の損傷
様々な水素脆化特性の評価法、水素脆化の抑制

 

受講可能な形式:【Live配信(アーカイブ配信付)】のみ

 水素脆化の基礎から、遅れ破壊・水素誘起割れ・硫化物割れ等の水素による金属材料の損傷、内圧説・格子脆化説・水素助長局所塑性変形説・吸着水素誘起転位放出説などの提唱されている水素脆化機構、様々な水素脆化特性の評価方法、水素侵入抑制や応力・組織制御などの材料技術までを詳しく解説します。
 
【得られる知識】
 水素脆化に関する基盤的な知見と、これまでに用いられてきた、あるいは現在提案されている評価法について知るとともに、水素脆化特性の研究や試験に用いられる基盤的な手法や新規な解析手法についての知識を得る。また、水素脆化を抑制するための方策についての情報を得る。
 
【対象】
 鉄鋼材料等の金属材料のメーカーあるいはそれを用いた製品を製造するメーカー等産業に関わる方や、国研、大学、試験研究機関等に従事され、水素脆化に関しての課題、あるいは興味、関心を持たれる方。大学院の学生など初学者も対象とする。予備知識としては、材料科学に関する基礎的な知識を持たれていることが望ましい。

【Live配信受講者 限定特典のご案内】
当日ご参加いただいたLive(Zoom)配信受講者限定で、特典(無料)として
「アーカイブ配信」の閲覧権が付与されます。
オンライン講習特有の回線トラブルや聞き逃し、振り返り学習にぜひ活用ください。 

 

講師

 

東北大学 金属材料研究所 教授 博士(理学)  秋山 英二 氏


専門:腐食科学,電気化学,材料科学
東北大学金属材料研究所助手,オハイオ州立大学博士研究員,金属材料技術研究所研究員,物質・材料研究機構研究員,マックスプランク鉄鋼研究所JSPS長期在外若手研究員,物質・材料研究機構主任研究員,主幹研究員,東北大学金属材料研究所教授.
ホームページ: https://akiyamaimr.amebaownd.com/

 

セミナー趣旨

 

 金属材料中に取り込まれた水素が材料の機械的強度を低下させる「水素脆化」の現象は1世紀半程の昔から知られていた。金属材料の水素脆化感受性はその強度が上がるにつれて高くなることから、ボルトやワイヤなどのインフラ用の材料や自動車用鋼板などの高強度化が進められ、また、脱炭素社会を目指した水素エネルギー利用の要請の高まる中で、材料使用の安心・安全の観点から水素脆化は非常に大きな課題となっている。水素脆化の克服のためには、水素侵入-水素の拡散・集積-破壊に至るプロセスを理解し、材料の水素脆化特性を適切に評価する方法を開発することが必要不可欠である。またそれをフィードバックし、耐水素脆化特性に優れた材料の開発が望まれる。
 この講演では、ボルトや自動車用鋼板など使用環境中での腐食により取り込まれる水素の影響を考慮した評価法や、水素の挙動を理解するための新規な水素可視化法などの技術、また材料開発に関して解説する。

 

セミナー講演内容

 

1.はじめに
 1.1 水素脆化とは
 1.2 水素脆化の定義
 
2.水素が関与するさまざまな金属材料の損傷と研究の歴史
 2.1 水素が関与する損傷
 2.2 水素脆化研究の歴史
 
3.水素脆化プロセス
 3.1 水素侵入
 3.2 提唱されている水素脆化機構
 
4.水素脆化特性評価法
 4.1 暴露試験
 4.2 水素チャージ法
 4.3 様々な水素脆化特性評価法
 4.4 応力と水素量をパラメータとする水素脆化特性評価法
 
5.解析手法
 5.1 水素量の定量
 5.2 電気化学的水素透過法
 5.3 観察手法
 5.4 水素可視化法
 
6.耐水素脆化のために
 6.1 水素侵入の抑制
 6.2 応力の制御
 6.3 組織制御
 
7.おわりに

 
□質疑応答□

 

※詳細・お申込みは上記

「お申し込みはこちらから」(遷移先WEBサイト)よりご確認ください。

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