イベント名 | 匂いセンシング&匂いの提示・調合技術の 基礎と応用および研究開発動向 |
---|---|
開催期間 |
2025年07月25日(金)
13:00~16:30 【アーカイブの視聴期間】 視聴期間:終了翌営業日から7日間[7/28~8/3]を予定 ※動画は未編集のものになります。 ※視聴ページは、終了翌営業日の午前中にはマイページにリンクを設定する予定です。 ※会社・自宅にいながら受講可能です※ |
会場名 | 【ZoomによるLive配信セミナー】アーカイブ(見逃し)配信付き |
会場の住所 | オンライン |
お申し込み期限日 | 2025年07月25日(金)13時 |
お申し込み受付人数 | 30 名様 |
お申し込み |
|
匂いセンシング&匂いの提示・調合技術の
基礎と応用および研究開発動向
E-nose・嗅覚ディスプレイ・バーチャルリアリティ用匂い合成システム
などの原理・応用・最新技術
嗅覚ディスプレイの構成・開発例・応用、匂いの再現技術やAIを活用した匂い調合など。
匂いセンシングおよび匂いの提示・調合技術について、2名の講師が解説します。
・匂いセンサに関する研究動向
・匂い提示装置の原理と開発事例
・バーチャルリアリティ用匂い合成システムの開発事例
【Live配信受講者 限定特典のご案内】
当日ご参加いただいたLive(Zoom)配信受講者限定で、特典(無料)として
「アーカイブ配信」の閲覧権が付与されます。
オンライン講習特有の回線トラブルや聞き逃し、振り返り学習にぜひ活用ください。 |
講師 |
東京農工大学 教授 博士(工学) 石田 寛 氏
専門:化学センサ、嗅覚センシング
1997年3月 東京工業大学 博士後期課程 修了
1997年4月〜2004年3月 東京工業大学 助手
2004年4月〜2016年12月 東京農工大学 准教授
2017年1月〜現職
HP:https://kenkyu-web.tuat.ac.jp/profile/ja.f189a08b2f4b4d77498940bbecb0fa23.html
電気通信大学 助教 博士(工学) 松倉 悠 氏
専門:嗅覚ディスプレイ
2013年3月 東京農工大学 博士後期課程 修了
2013年4月〜2017年3月 東京農工大学 特任助教
2017年4月〜2021年3月 大阪大学 助教
2021年4月〜現職
HP:https://www.haruka-matsukura.com/
セミナー趣旨 |
人間の視覚や聴覚に相当するカメラ・マイクロフォンなど開発に遅れながらも,嗅覚を代替する「匂いセンシングシステム」の開発が進められている。嗅覚は非常に複雑で,コーヒーの匂いを一つとってみても,その中には数百種類の化合物が含まれているが,人間は約400種類の嗅細胞の応答パターンを利用し,混合比の変化による匂いの違いを嗅ぎ分けることができる。この仕組みを模倣し,特性の異なるガスセンサの応答パターンにより匂いを識別するE-Nose(Electronic Nose)と呼ばれるシステムが開発されている。人間の嗅覚には及ばないところもあるが,その性能を正しく理解して使えば様々な応用が可能であり,小型のE-Noseをロボットに搭載することも可能となってきた。
本講演では,室内空気質の監視や屋外の悪臭計測にE-Noseを利用した事例を紹介する。また,匂いには光の原色に相当する「原臭」は存在せず,欲しい匂いをその場で即座に調合して作り出すことは困難である。しかし近年,少数の匂い成分を混合して多様な匂いを作り出す技術の研究が進展している。本講演では,匂い提示・調合技術の研究動向を紹介し,「香り付きテレビ」や「香り付きバーチャルリアリティ」の実現可能性を探る。
セミナー講演内容 |
1.嗅覚について
1.1 生物嗅覚の原理
1.2 工学的観点から見た嗅覚情報の特殊性(情報の多様性,伝搬方式の特殊性)
2.E-Nose
2.1 E-Noseとは
2.2 使用されているセンサの種類と検出可能物質
2.3 センサ信号処理(応答パターン認識とドリフト補正)
2.4 匂い蒸気のサンプリング方法
2.5 ガスクロマトグラフィなど分析機器との比較
3.匂いセンシングに関する最新技術と事例紹介
3.1 E-Noseの各種応用事例
3.2 匂いセンサ搭載ロボットによる匂い・ガス源の探索
3.3 匂いセンサ搭載ドローンによる悪臭計測
4.匂い提示装置(嗅覚ディスプレイ)
4.1 嗅覚ディスプレイの構成
4.2 嗅覚ディスプレイの開発例
4.3 期待される応用
5.匂いの調合・再現技術
5.1 マス・スペクトルを利用した匂い再現
5.2 オルファクトリホワイトを利用した匂い再現
5.3 AIを活用した匂い調合
□質疑応答□
※詳細・お申込みは上記
「お申し込みはこちらから」(遷移先WEBサイト)よりご確認ください。
匂いを定量的に計測する技術の導入に関心のある技術者,香りに関する環境計測や環境創出に関心のある技術者,バーチャルリアリティに関する新規技術に関心のある技術者に役立つものと考えております。理系大学の一般教養レベルの物理,化学の知識があれば,内容を理解可能です。
- サイト内検索
- ページカテゴリ一覧
- 新着ページ
-
- 8/29 XPS(ESCA)の基本とノウハウ (2025年08月08日)
- 8/28 高速液体クロマトグラフィーを使いこなすための 必須知識と実践ノウハウ・トラブル対策 (2025年08月08日)
- 8/26 医療データ(RWD)活用時の100の落とし穴 =落とし穴にはまらないための処方= (承認申請・MA・マーケ・PV領域での活用) (2025年08月08日)
- 8/21 GMPをふまえた 安定性試験データの統計解析と OOT対応のための統計的留意点 (2025年08月08日)
- 8/27 経営視点で磨くコア技術と新規事業開発の実践手法 (2025年08月08日)
- 8/29 高分子材料の誘電・絶縁特性の基礎、 絶縁劣化・破壊メカニズムとその対策 (2025年08月08日)
- 8/27 各開発段階におけるCMC開発と 取得すべきデータ・品質保証レベル <一貫性と同等性・信頼性基準・変更管理・適合性調査対応> (2025年08月08日)
- 8/29 海外(EU、米国・カナダ、アジア・豪州)の 難燃剤規制(ハロゲン系・リン系)の最新動向・地域別状況 (2025年08月08日)
- 8/26,27,29 【3日間】 GMP適合機器・設備のための設計・バリデーション・保全と クラウドを含むCSV・DI対応・実践 (2025年08月08日)
- 8/28 ペロブスカイト太陽電池の高性能化と社会実用への展望 (2025年08月08日)