イベント名 | 高分子材料における添加剤の基礎知識と分析技術 |
---|---|
開催期間 |
2024年07月11日(木)
13:00~16:30 ※会社・自宅にいながら受講可能です※ |
会場名 | Live配信セミナー(リアルタイム配信) |
会場の住所 | 東京都 |
お申し込み期限日 | 2024年07月11日(木)13時 |
お申し込み受付人数 | 30 名様 |
お申し込み |
|
高分子材料における添加剤の基礎知識と分析技術
~適切な前処理、分析方法を選択するには?~
※1名様で開催月の2ヵ月前の月末までにお申込みの場合、
・添加剤分析のための前処理法 抽出の準備
・抽出方法
・固相抽出
・分析機器の基本知識と使用方法
・添加剤の種類に併せた分析装置の選び方
講師 |
(一財)化学物質評価研究機構 高分子技術部 技術第二課長 三輪 怜史 氏
最終学歴: 博士(工学)九州大学大学院
業務内容: 高分子の化学構造解析、高分子材料中の添加剤分析、高分子製品の不具合原因調査
趣旨 |
プラスチックやゴム等の高分子材料に使用される各種添加剤の種類と役割について、高い頻度で使用される添加剤を中心として紹介する。
高分子材料中には多種の添加剤が様々な濃度で添加されており、それらの定性・定量を行うにはポリマー種や添加量に応じて、適切な前処理と分析方法を選択する必要がある。目的とする添加剤、高分子の種類、分析目的に合わせた前処理方法について解説するとともに、機器分析技術の原理や分析方法について具体例を交えて述べる。また、よく使用される高分子材料添加剤の中でも分析困難な物質として知られるヒンダードアミン系光安定剤(HALS)について、汎用的な機器を用いて分析した例を解説する。
プログラム |
1. 高分子材料用添加剤概論
1.1 添加剤の役割
1.2 添加剤の種類
1.2.1 プラスチック用添加剤
1.2.2 ゴム用添加剤
2.添加剤の分析方法
2.1 分析のための前処理
2.2 有機添加剤の分析方法に関する基礎知識と分析事例
2.2.1 ガスクロマトグラフィー(GC)、GC/MS法 ~カラム、検出器の選択、試料導入方法や誘導体化方法~
2.2.2 液体クロマトグラフィー(HPLC)、LC/MS法 ~カラム、測定モード、検出器の選択方法 プラスチック添加剤を例として~
2.2.3 薄層クロマトグラフィー(TLC)
2.2.4 フーリエ変換赤外分光(FT-IR)法、ラマン分光法
2.2.5 核磁気共鳴(NMR)法
2.3 無機添加剤の分析方法と分析事例
2.3.1 無機化合物の定性分析 ~電子線マイクロアナリシス(EPMA)、蛍光X線分析(XRF)、X線回折(XRD)法など~
3.ゴム・プラスチック材料の添加剤の分析実例
3.1 架橋剤、加硫促進剤、硫黄の分析方法
3.2 有機添加剤(安定剤・可塑剤・滑剤など)の定性、定量分析
3.3 カーボンブラック、シリカの定性・定量分析
4.応用分析事例紹介
4.2 添加剤の変質を原因とする製品変色の分析例
□ 質疑応答 □
※詳細・お申込みは上記
「お申し込みはこちらから」(遷移先WEBサイト)よりご確認ください。
- サイト内検索
- ページカテゴリ一覧
- 新着ページ
-
- 6/9開講 ≪解説動画で学ぶeラーニング講座≫ バイオ医薬品のQC入門/ 試験担当者のための品質分析法とレギュレーションの基本 (2025年05月01日)
- 6/2 ものづくり・研究開発の進め方、論理的技術者思考とその実践 (2025年05月01日)
- 6/6 樹脂用添加剤“超”入門 (2025年05月01日)
- 6/10 「ISO9001 品質マネジメントシステム」入門講座 (2025年05月01日)
- 6/13 半導体製造工程における洗浄・クリーン化技術と汚染制御対策 (2025年05月01日)
- 6/19 金属やセラミックスの焼結における基礎とその応用 (2025年05月01日)
- 6/10開講 ≪解説動画で学ぶeラーニング講座≫ 国内外規制をふまえた E&L(Extractables&Leachables)評価基準の考え方と 分析・評価方法 (2025年05月01日)
- 6/20 注射剤(凍結乾燥製剤) 内服固形剤(PTP錠剤包装) 外用軟膏剤(チューブ包装)の 製剤・包装工程の適格性評価の進め方 (2025年05月01日)
- 6/13 溶融製膜/溶液製膜による フィルム成形技術の基礎と実際 (2025年05月01日)
- 6/11 高分子材料の粘弾性の基礎と 応力/ひずみの発生メカニズムとその制御・評価技術 (2025年05月01日)