7/23開講 【通信講座】≪実践講座≫ PIC-S GMPと労働安全衛生の観点をふまえた 高薬理活性物質の取扱い・評価・管理基準と封じ込めの運用
【通信講座】
≪実践講座≫
PIC-S GMPと労働安全衛生の観点をふまえた
高薬理活性物質の取扱い・評価・管理基準と封じ込めの運用
~GMP要件としての交叉汚染防止と労働安全衛生上の曝露防止の要件を
同時に満たすためには~
【第1講】
第1部「高薬理活性物質を扱うプロジェクトの進め方とリスクアセスメント」 第2部「高薬理活性物質を扱う現場に関連する最新規制・ガイドラインの動向と封じ込め設備への反映」 封じ込め設備を考える場合の基本的な事項を紹介すると共に,高薬理活性物質を扱うプロジェクトを進める場合の各種リスクアセスメントを説明する。 関連するPIC/S GMP ,HBELガイドライン(Q&A を含む)に加え,Risk-MaPPをはじめとした各種専門家団体からのガイドラインを紹介する。 【第2講】
第1部「HBEL の算出と各種リスクアセスメントツール」 第2部「リスクベースアプローチによる一次封じ込め設計と運用」 高薬理活性物質を科学的な根拠に基づいて取り扱うための基本的なツールである,健康ベース曝露限界値(HBEL),OEL,ASLなどについて説明する。一次封じ込めとして,リスクベースアプローチにより封じ込め機器を導入する際のポイント,最適化の道筋,運用の留意事項などを説明する。 【第3講】
第1部「二次封じ込め設計 ~生産設備からラボまで~」 第2部「封じ込め設備の運用管理・保守」 二次封じ込めについて,各種情報を基にして,GMPと労働安全衛生の観点から詳しく紹介する。封じ込め設備での運用管理として,洗浄および環境モニタリングに加え,スピル対策,保守点検,廃棄物処理について述べる。 |
開講日 | 2024年7月23日 (火) | ||||||||||||||||||||
講座回数 |
全3講(2024年7月23日~2024年12月3日) |
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1口の受講者数 |
1口3名まで受講可能 |
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受講料(税込 |
1口 62,700円 ( E-Mail案内登録価格 59,565円 )
定価:本体57,000円+税5,700円 会員:本体54,150円+税5,415円
[1名受講も可能です] 定価:本体32,000円+税3,200円
金額追加で受講可能です
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スケジュール |
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受講条件 |
(1) PC の環境は必須です。
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教材 |
テキスト:各受講者1冊
※テキストは、製本版の他に、ebookでも閲覧可能です。1人2台まで閲覧可能です。 会社のPCだけでなく通勤途中でもアプリから私物のタブレットでも学習できます。
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備考 |
□受講期間
お申込み後、お申込み受理の自動返信メールが届きます(申込期日:開講日当日まで)。
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【講師への質問】 |
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お申込み |
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講師 |
ファルマハイジーンサポート 島 一己 氏 ≫【講師紹介】
[主な業務] 封じ込め設備に関するコンサルティング
趣旨 |
【第1講】
封じ込め設備を考える場合の基本的な事項を紹介すると共に,高薬理活性物質を扱うプロジェクトを進める場合の各種リスクアセスメントを説明する。関連するPIC/S GMP ,HBELガイドライン(Q&A を含む)に加え,Risk-MaPPをはじめとした各種専門家団体からのガイドラインを紹介する。
【第2講】
高薬理活性物質を科学的な根拠に基づいて取り扱うための基本的なツールである,健康ベース曝露限界値(HBEL),OEL,ASLなどについて説明する。一次封じ込めとして,リスクベースアプローチにより封じ込め機器を導入する際のポイント,最適化の道筋,運用の留意事項などを説明する。
【第3講】
二次封じ込めについて,各種情報を基にして,GMPと労働安全衛生の観点から詳しく紹介する。封じ込め設備での運用管理として,洗浄および環境モニタリングに加え,スピル対策,保守点検,廃棄物処理について述べる。
プログラム |
第1講 第1部「高薬理活性物質を扱うプロジェクトの進め方とリスクアセスメント」 |
<習得できる知識> |
<プログラム> 第1部「高薬理活性物質を扱うプロジェクトの進め方とリスクアセスメント」 |
第2講 第1部「HBEL の算出と各種リスクアセスメントツール」 |
<習得できる知識> |
<プログラム> 第1部「HBEL の算出と各種リスクアセスメントツール」
1. HBEL~概要 2. HBEL を理解するための毒性学基礎知識 2.1 HBEL を設定する過程 2.2 エンドポイントとクリティカルエフェクト 2.3 用量-反応曲線と毒性の閾値 2.4 閾値のない化合物の場合 2.5 NOAEL/LOAEL の設定 2.6 出発点(ポイント オブ デパーチャー)( PoD) 3. HBEL の算出 3.1 定義と用語 3.2 算出の前提 3.3 算出式 3.3.1 EMA / PIC/S HBELガイドライン 3.3.2 Risk-MaPP 改訂版 3.3.3 ASTM HBELガイドE3219 3.4 閾値がない化合物の曝露限界値 4. HBEL を算出する場合のポイント 4.1 概要 4.2 PoD の設定 4.3 体重の設定 4.4 調整係数 4.5 摂取経路(曝露経路)とバイオアベイラビリティ 5. 毒性データが得られない場合の対処 5.1 TTC の概念による方法 5.2 コントロールバンディング(Control Banding)の下限値から求める方法 6. 前提から大きく異なる場合の対処~プロダクト特定HBEL の設定 7. 算出の実務 7.1 有効数字~数値の丸め 7.2 文書化 7.3 新しい情報に基づく見直し 7.4 その他の留意点 8. HBEL のバラつき 9. HBEL に関する課題 10. HBEL から導出されるリスクアセスメントツール(封じ込め関連) 10.1 職場曝露限界値(OEL) 10.1.1 定義と用語 10.1.2 算定 10.1.3 呼吸量 10.1.4 医薬品製造分野におけるOEL 設定の経過 10.2 許容表面残留限界値(ASL) 11. 新規モダリティについてのハザードアセスメント 第2部「リスクベースアプローチによる一次封じ込め設計と運用」 1. リスクベースアプローチによる封じ込め機器の選定(ラボを含む) 1.1 概要 1.2 生産設備での封じ込め機器選定 1.3 ラボ設備での封じ込め機器選定 1.4 通常の封じ込め/ 厳格な封じ込め 1.5 封じ込め機器の歴史 2. 封じ込め機器の選択肢と導入時のポイント 2.1 生産現場における封じ込め機器導入時のポイント 2.1.1 アイソレータ導入時の留意事項 2.1.2 ラミナーフローブース導入時の留意事項 2.1.3 封じ込めバルブ導入時の留意事項 2.1.4 フレキシブルコンテインメント導入時のポイント 2.1.5 ハードタイプ・ソフトタイプの比較 2.2 ラボにおける封じ込め機器導入時のポイント 2.3 ドキュメントの封じ込め 3. 最適化検討の具体例と道筋 3.1 事例の概略説明 3.2 コンサルタントからの指摘 3.3 コンサルタントからの提案 3.4 結論 3.5 最適化の道筋 4. 既存設備の改造による封じ込め 4.1 検討時のポイント 4.2 既存機器の改造による封じ込めの実例 5. 製造機器の封じ込め 5.1 原薬工場における封じ込めされた製造機 5.2 固形製剤工場における封じ込めされた製造機器 6. 封じ込め設備運用のポイント 6.1 アイソレータの運用時の留意点 6.2 ラミナーフローブースの運用時の留意点 6.3 封じ込めバルブ運用時の留意点 6.4 フレキシブルコンテインメント運用時の留意点 6.5 ラボにおけるフュームフード運用時の留意 6.6 運用(作業手順)の「見える化」 ◆特別記事◆沪過工程における封じ込め技術~課題と具体策~ □演習問題・添削□
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第3講 第1部「二次封じ込め設計 ~生産設備からラボまで~」 |
<習得できる知識> |
<プログラム>
第1部「二次封じ込め設計 ~生産設備からラボまで~」
1. 二次封じ込め~概略 1.1 位置付け 1.2 説明の前提 2. 封じ込め工程室の仕上げ 3. 封じ込めエリアの室圧と室間差圧 4. エアーロックとパスルーム 4.1 エアーロック 4.2 パスルーム 4.3 パスボックス 5. 空調システム 5.1 空気供給方式 5.2 換気回数 5.3 フィルタ 5.4 空調機械の系統分け 5.5 空気取り入れ口と排気口 5.6 HEPA フィルタの点検用測定口 6. 排気ライン 6.1 空調排気ライン 6.2 封じ込め機器からの排気ライン 6.2.1 アイソレータからの排気ライン 6.2.2 フュームフードからの排気ライン 6.3 プロセス機器からの排気ライン 6.3.1 真空機器からの排気ライン 6.3.2 粉砕機からの排気ライン 6.4 局所排気設備からの排気ライン 7. 更衣 7.1 概論 7.2 個人用保護具(PPE)の選定 7.2.1 更衣 7.2.2 グローブ 7.2.3 保護眼鏡 7.2.4 足回り 7.3 脱衣時の手順 8. 更衣室の設計 8.1 概要 8.2 設計のポイント 8.2.1 GMP 要件の視点 8.2.2 労働安全衛生の視点 8.2.3 その他 8.3 更衣室のパターン 8.4 実例図の紹介 8.5 使用済み更衣の処理 9. 除塵方式 9.1 概論 9.2 除塵方法 9.3 更衣付着量の確認 9.4 ミストシャワー 9.4.1 ミストシャワーの位置付け 9.4.2 ミストシャワーを導入する際の要点 9.4.3 ミストシャワーによる効果 10. 呼吸用保護具(RPE)の選定 10.1 位置付け 10.2 必要とされるタイミング 10.3 実際のRPE 製品 10.4 RPE の性能レベルを表す尺度 10.5 リスクベースアプローチによるRPE の選定手順 10.6 留意点 11. 廃液ライン 12. 薬理活性が高くなる場合の対処 13. ラボにおける二次封じ込め 13.1 概論 13.2 ラボにおける二次封じ込め 13.3 ラボにおける定期環境モニタリング 14. 既存改造案件における二次封じ込め 第2部「封じ込め設備の運用管理・保守」 1. 洗浄実務 1.1 概要 1.2 交叉汚染の経路 1.3 洗浄閾値~計算式・用語・意味合い 1.3.1 計算式 1.3.2 用語 1.3.3 洗浄閾値の意味合い 1.4 安全マージン 1.5 目視検査 1.6 伝統的な洗浄評価基準の扱い 1.7 洗浄の目標設定 1.8 テストランの回数 1.9 統計的な処理 1.10 今後の洗浄バリデーションの具体的な流れ 1.11 洗浄分野でのリスクベースアプローチ適用事例 2. 洗浄評価を巡る今後の課題 2.1 HBEL に関する課題 2.2 目視検査に関する課題 2.3 テストランの回数 2.4 毒性学専門家の養成 2.5 現場での咀嚼 3. 間接製品接触面の取り扱い 4. 封じ込め設備での環境モニタリング(薬塵測定) 4.1 環境モニタリングの位置付け 4.2 サンプリングポイントの設定 4.3 モニタリング間隔 4.4 環境モニタリング事例 4.5 留意点 5. 漏洩対策 5.1 概要 5.2 漏洩に対する規制 5.3 各種ガイドラインに見る具体的な対応 5.4 医薬品製造現場での対応 6. 設備の保守点検 6.1 封じ込め機器 6.1.1 アイソレータ 6.1.2 封じ込めバルブ 6.2 HEPA フィルタ 7. 廃棄物処理の留意点 8. 分析機器の整備 9. 洗浄評価および専用化要件についての歴史的経緯 10. 高薬理活性物質の取り扱いに関する経緯 □演習問題・添削□ |
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