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イベント

6/26 1日で学ぶ ポリイミド入門講座

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電気・電子・半導体・通信 樹脂・ゴム・高分子系複合材料  / 2025年05月23日 /  化学・樹脂 電子・半導体
イベント名 1日で学ぶ ポリイミド入門講座
開催期間 2025年06月26日(木) ~ 2025年07月11日(金)
【ライブ配信】2025年6月26日(木)10:30~16:30
【アーカイブ配信】2025年7月11日(金)まで受付
(視聴期間:7/11~7/25)
※会社・自宅にいながら受講可能です※
会場名 【Live配信(Zoom使用)受講】もしくは【アーカイブ配信受講】
会場の住所 オンライン
お申し込み期限日 2025年07月11日(金)16時
お申し込み受付人数 30  名様
お申し込み

1日で学ぶ  ポリイミド入門講座

~構造・合成・物性・加工の基礎から高性能化・機能設計の最前線まで~

 

受講可能な形式:【ライブ配信】or【アーカイブ配信】のみ

ポリイミドを扱うために知っておきたい、知らなくてはならない基礎知識とノウハウ
特性を引き出す、機能を加える、使いこなす、状態を変える、付加価値を加える為に、、、
 ポリイミドを総合的・俯瞰的に解説

位置づけと特長 合成方法、構造と物性の関係、重合、イミド化、、、、
耐熱性向上などの高性能化、加工性(可溶性・熱可塑性・熱硬化性)付与の考え方、
ポリイミドの物性を決定づけるイミド基構造・剛直性構造・CT錯体との関係性

熱的性質・力学的性質をもたらす構造・官能基の影響とその序列
電子材料・光学材料・熱制御材料等としての機能化設計への応用展開
 
【得られる知識】
ポリイミドに関して
①スーパーエンプラのなかでの性能の位置づけと特長
②ポリイミドの合成方法
③ポリイミドの構造と物性の関係
④高性能化(耐熱性など)の考え方
⑤加工性(可溶性・熱可塑性・熱硬化性)付与の考え方
⑦機能化に展開する高分子設計の考え方と実際の開発事例(電子材料(低誘電率、感光性)、
光学(無色透明)材料、液晶配向膜、宇宙(耐放射線性)材料、熱制御材料(断熱、熱伝導)など
⑧ポリイミドらしさの本質の理解
 
【対象】
本講座は、ポリイミド分野を新たに担当された企業の研究開発者・技術者の方を対象とした入門コースです。ポリイミドを理解するうえで欠かせない重要な基礎知識と考え方を体系的に解説し、要点を押さえながら、応用展開への理解へとつなげていきます。限られた時間で効率よく学べるよう、1日で基礎から応用までをしっかりと理解できる内容となっており、ポリイミド分野でのスムーズな立ち上がりを力強くサポートします。
 
キーワード:
テトラカルボン酸2無水物、ジアミンモノマー
全芳香族、半芳香族(芳香族/脂環族)、全脂環族構造ポリイミド
2段重合、1段重合ポリイミド合成
ポリアミック酸、ポリイミド前駆体。イミド環、イミド化反応、化学イミド化。耐熱性、ガラス転移温度、熱分解温度、熱線膨張係数、熱伝導率。分子内・分子間相互作用、電荷移動錯体
可溶性、熱可塑性、熱硬化性。高性能化と機能化
電子材料、液晶配向膜、透明材料、宇宙材料、熱制御材料。Kapton®, Apical®, Upilex®, Ultem®, Aurum®
  
 講師

 

後藤技術事務所 代表 工学博士・技術士(化学部門) 後藤 幸平 氏
※元JSR(株)
高分子学会フェロー
専門:ポリイミドを含む芳香族系高分子の機能化設計

 

 セミナー趣旨

 

 本講座では、ポリイミドの構造・合成・物性・加工といった基礎から、耐熱性や力学特性の向上を目指す高性能化、さらに電子材料・光学材料・熱制御材料といった機能化設計への応用まで、ポリイミド開発に欠かせない知識と考え方を、実務に直結する視点で総合的・体系的に学びます。単なる理論解説にとどまらず、「なぜその設計が必要なのか」「どこに工夫のポイントがあるのか」といった、現場で直面する課題に即応できる実践的なアプローチをわかりやすく解説します。ポリイミドに関わる技術者・開発研究者の方が、設計提案力・問題解決力を短期間で強化できるよう、1日で効率よく実践力を習得できるプログラムとなっています。

 

 セミナー講演内容

 

 1.ポリイミドの基礎
 1.1. 序論
  1.1.1. (はじめに)ポリイミドの理解のポイント:ポリイミドのイミド環構造の特長
  1.1.2. 開発の歴史とエンプラの中での位置づけ
  1.1.3. ポリイミドの分類
   ・化学構造、加工性(加工法)、用途などから
 1.2. 代表的なモノマー(工業的に入手可能な製品および試薬などから)
  1.2.1. テトラカルボン酸2無水物
   ・芳香族、脂環族、芳香族・脂環族混合構造の例
   ・典型的な合成方法
  1.2.2. ジアミン
   ・芳香族と脂環族、芳香族・脂環族混合構造の例
   ・典型的な合成方法
 1.3. ポリイミドの合成
  1.3.1. 一段重合と二段重合
  1.3.2. イミド環骨格を生成する重縮合
   ①テトラカルボン酸2無水物とジアミンからのポリアミック酸経由の典型的な合成法
   ②その他
  1.3.2 イミド環骨格の生成以外の重合反応によるポリイミド合成
  1.3.3 イミド化反応
   ①加熱イミド化
   ②化学イミド化
 1.4 ポリイミドの構造と物性
  1.4.1. 耐熱性
   ①ガラス転移温度とポリイミド構造の関係
   ②熱分解温度とポリイミド構造の関係
   ③熱線膨張係数とポリイミド構造の関係
  1.4.2. 分子間(内)相互作用
  ・電荷移動錯体(Chrge Transfer Complex:CT錯体)

2.ポリイミドの応用
 2.1 ポリイミドの加工性
  2.1.1. 可溶性
  2.1.2. 熱可塑性
  2.1.3. 熱硬化性
 2.2. ポリイミドの機能化材料設計との考え方
  2.2.1. 透明光学材料
   ①ポリイミド構造との関係(吸収端波長、屈折率)
   ②屈折率の制御
   ③低熱線膨張係数化の現状
  2.2.2. 電子材料
   ①低誘電率材料
   ②感光性
   ③液晶配向膜
  2.2.3. 宇宙材料
   ①宇宙環境耐性
   ②宇宙帆船(ソーラーセイル)
  2.2.4.熱制御材料
   ①断熱用多孔材
   ②高熱伝導グラファイト

3.まとめと参考書

4.質疑応答

※詳細・お申込みは上記

「お申し込みはこちらから」(遷移先WEBサイト)よりご確認ください。

 

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