7/6 【PC演習付き】利益損失を防ぐ、自社と顧客の経済的リスクを根拠にした「安全係数と検査基準・規格値」決定法【損失関数の基礎と応用】
イベント名 | 【PC演習付き】利益損失を防ぐ、自社と顧客の経済的リスクを根拠にした「安全係数と検査基準・規格値」決定法【損失関数の基礎と応用】 |
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開催期間 |
2023年07月06日(木)
10:30~17:00 ※会社・自宅にいながら受講可能です※ |
会場名 | ビデオ会議ツール「Zoom」を使ったライブ配信セミナー |
会場の住所 | オンライン |
お申し込み期限日 | 2023年07月05日(水)16時 |
お申し込み受付人数 | 30 名様 |
お申し込み |
|
【PC演習付き】
利益損失を防ぐ、自社と顧客の経済的リスクを
根拠にした「安全係数と検査基準・規格値」決定法
【損失関数の基礎と応用】
~JISに準拠し、勘コツ経験に頼らない合理的な安全係数と規格値の検討方法~
【自社課題検討に転用可能なテンプレート提供】
開発設計時の安全係数・不良品判定を行う閾値を「適切かつ合理的」に決定する「損失関数(JIS Z 8403)」を学ぶ!
誤解のない正しい理解と、明日から使える実践的手法を身につけていただくことを念頭に置いた講義です。
企業/大学等への所属有無を問わず、社外に対して技術指導・講演・発表・専門書の執筆・専門誌への寄稿等をされている方は、受講をお断りしております。
講師 |
MOSHIMO研 代表 福井 郁磨 氏 [web] [Facebook]
所属学会:日本品質管理学会会員/品質工学会会員
1993年4月~ オムロン(株):電子部品の原理開発、加工技術開発、ロボットの研究開発、
人の聴感判定を機械化した検査装置開発などに従事
2006年6月~ パナソニック(株):生活家電の要素技術、製品開発などに従事。
2007年11月~ 東レ(株):液晶ディスプレイなどの微細加工技術開発などに従事
2010年4月~ LG Electronics Japan Lab(株):関西の新規研究所設立責任者、洗濯機チームリーダー、
オープンイノベーション室長を歴任
2015年5月~ MOSHIMO研:製造業支援、開発コンサルティング、生活関連用品などの研究開発に従事
※人工知能応用技術、実験計画法、品質工学に関して、電子部品・ロボット・加工技術・検査技術・生活家電などの分野で、約28年の経験を持つ。
セミナー趣旨 |
製造業では、市場での事故や問題発生を防ぐために、製品に対して開発・設計時に安全係数を設定し製品仕様に余裕を持たせ、量産展開時には不良品判定を行う規格値管理(閾値判定)を行い、良品のみを出荷しています。
しかし、それでも製品が市場で事故や問題を起こす場合があります。また、生産で不良率を管理し、トラブル時は規格値・公差を厳しく設定しなおしても、市場クレームが減らず、コストのみが増大することも多々あります。
このような場合、安全係数や規格値に対する根本的な考え方に誤りがあるケースがほとんどです。開発・設計時の安全係数、量産展開時の規格値を決定する際、何を根拠に決定しているでしょうか?また、その安全係数、規格値は顧客満足を高め、同時に企業の経済性を考慮した決定でしょうか?
本講座では、安全係数(安全率)・規格値(閾値、公差、許容差)の合理的な決定方法を求めている方、市場クレームが減らないという課題をお持ちの方、かけたコストに見合った生産品質改善が得られているかを明確にしたい方々に、経済性を根拠に合理的に安全係数(安全率)、規格値(閾値、公差、許容差)を決定する方法である『損失関数(JIS Z 8403) 』について、詳細に解説いたします。
加えて、事例演習を行い、実践的な安全係数と規格値(閾値、公差、許容差)の計算方法を身に付けいただきます。
本講座で解説する手法を使うことで、勘コツ経験から脱却し、品質とコストのバランスが取れた安全係数と規格値を合理的に決定することが可能になります。
セミナー講演内容 |
1.1 品質工学とは
1.2 損失関数の位置づけ
2.安全係数、閾値の概要
2.1 安全係数(安全率)、閾値(許容差、公差、工場規格)の関係
2.2 機能限界の考え方
2.3 基本計算式
2.4 損失関数の考え方(数式の導出)
3.不良率と工程能力指数と損失関数の関係
3.1 不良率の問題点
3.2 工程能力指数とは
3.3 工程能力指数の問題点
3.4 工程能力指数を金額換算する損失関数とは
3.5 生産工程改善の費用対効果検討方法
4.安全係数(安全率)の決定方法
4.1 不適正な安全係数の製品による事故ケーススタディ
4.2 適切な安全係数の算出
4.3 安全係数が大きくなる場合の対策(安全設計の有無による安全係数の差異)
5.閾値(許容差)の決定方法ケーススタディ
5.1 目標値からのズレが市場でトラブルを起こす製品の閾値決定
5.2 騒音、振動、有毒成分など、できるだけ無くしたい有害品質の閾値決定
5.3 無限大が理想的な場合(で目標値が決められない場合)の閾値決定
5.4 応用:部品やモジュールなどの閾値決定
5.5 参考:製品、部品の劣化を考慮した初期値決定と閾値決定
5.6 事例演習
6.全体質疑応答
※説明の順序が入れ替わる場合があります。
□質疑応答□
※詳細・お申込みは上記
「お申し込みはこちらから」(遷移先WEBサイト)よりご確認ください。
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