6/29まで申込み受付中 【オンデマンド配信】1日で理解する量子コンピュータ ~基礎から最新研究開発動向まで~
イベント名 | 1日で理解する量子コンピュータ ~基礎から最新研究開発動向まで~ |
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開催期間 |
2023年06月29日(木)
23:59まで申込受付中 /収録日:2023年1月20日(金) /映像時間:5時間17分 (期間中は何度でも視聴可) ※会社・自宅にいながら受講可能です※ |
会場名 | 【オンデマンド配信】 ※何度でも・繰り返し視聴可能です。 |
会場の住所 | オンライン |
お申し込み期限日 | 2023年06月29日(木)23時 |
お申し込み |
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【オンデマンド配信】
1日で理解する量子コンピュータ
~基礎から最新研究開発動向まで~
■量子コンピュータで何がどこまでできるのか?入門~最新動向・展望とは?■
■因数分解、機械学習、量子化学計算、金融など、数学的問題も高速化!■
★ ビジネス・製造業にどのように展開できるか? 入門~最新動向まで。
視聴期間:申込日から10営業日後まで(期間中は何度でも視聴可) |
講師 |
(国研)産業技術総合研究所 新原理コンピューティング研究センター・副研究センター長 川畑 史郎 氏
【活動】
・NEDO 高効率・高速処理を可能とするAIチップ・次世代コンピューティングの技術開発 量子関連コンピューティング技術・プロジェクトリーダー
・文科省 光・量子飛躍フラッグシッププログラムQ-LEAP・サブプログラムディレクタ(量子情報処理領域・人材育成プログラム領域)
・内閣府 ムーンショット型研究開発事業 目標6「2050年までに、経済・産業・安全保障を飛躍的に発展させる誤り耐性型汎用量子コンピュータを実現」・アドバイザー
・JSTさきがけ「物質と情報の量子協奏」アドバイザー
・一般社団法人 量子ICTフォーラム・理事
【経歴】
1998年- 通商産業省 電子技術総合研究所 研究員
2001年- 産業技術総合研究所 研究員
2005年- 同 主任研究員
2017年- 同 研究グループ長
2020年- 同 総括研究主幹
2021年- 同 副研究センター長
【専門】
理論物理学(量子情報処理、物性物理、非線形物理、デバイス物理)
【WebSite】
https://staff.aist.go.jp/s-kawabata/
セミナー趣旨 |
アメリカ政府は、量子国家イニシアチブ法を成立させ、量子コンピュータ等の量子技術開発に対して大規模投資を2019年より開始しました。一方、内閣府は、2022年に新たな量子戦略「量子未来社会ビジョン」を策定しました。また、産学官で量子技術の応用可能性を検討する「量子技術による新産業創出協議会Q-STAR」が2021年に立ち上がりました。このように、最近量子コンピュータ業界は大きな転換期を迎えています。
量子コンピュータとは、量子力学原理を情報処理に利用したコンピュータのことです。量子コンピュータを用いると、因数分解、機械学習、量子化学計算、金融等の特定の数学的問題を高速に解くことが可能となります。そのため、Google, Intel, IBM, Microsoft, Amazon, Alibabaといった国際的大企業やRigetti Computing, XANDU, Ion Q, 本源量子, QunaSys, Blueqatなどのスタートアップが量子コンピュータ開発やビジネス展開に向けた取り組みを行っています。しかしながら、誤り耐性機能を搭載した実用的大規模量子コンピュータを実現するためには、少なくとも20~30年以上の長い時間が必要であると考えられています。
本セミナーにおいては、量子コンピュータの基礎から最新研究開発動向まで非専門家向けにわかりやすく解説を行います。また、量子超越性、ノイジーな中規模量子コンピュータ(NISQ)、量子誤り訂正、超伝導量子コンピュータ、中性原子量子コンピュータ、シリコン量子コンピュータ、光量子コンピュータ、クライオCMOS集積回路,大型希釈冷凍機、量産向け半導体プロセスの導入などの最先端トピックスに加えて、実用化に向けた技術課題、ビジネス展開の可能性についても紹介を行います。
セミナー講演内容 |
1.今何が起こっているのか?
1.1 超伝導量子コンピュータの急激な技術進展と野心的ロードマップ
1.2 新興勢力の台頭(イオン、光、シリコン、中性原子)
2.量子コンピュータ入門:初級編
2.1 量子力学のための数学基礎(ベクトルと行列)
2.2 量子力学の基礎
2.3 量子コンピュータの歴史
2.4 量子ビット
2.5 量子チューリング機械
2.6 量子論理回路
2.7 量子アルゴリズム
2.8 量子コンピュータハードウェア
2.9 量子コンピュータのエラー
3.量子コンピュータ入門:中級編
3.1 古典誤り訂正と量子誤り訂正
3.2 トポロジカル表面符号
3.3 量子超越性と実証実験
3.4 NISQ(ノイジーな中規模量子デバイス)
3.5 NISQ向け量子/古典ハイブリッドアルゴリズム
3.6 量子化学計算への応用
4.最新研究開発動向と最先端トピックス
4.1 世界の国家プロジェクト(米National Quantum Initiative、EU Quantum Flagship、仏量子国家戦略など)
4.2 日本の政策と国家プロジェクト(量子技術イノベーション戦略、量子未来社会ビジョン、量子技術イノベーション拠点、Q-LEAP、ムーンショット, NEDOなど)
4.3 量子コンピュータ開発に取り組む国内外企業
4.4 超伝導量子コンピュータ
4.5 シリコン量子コンピュータ
4.6 イオントラップ量子コンピュータ
4.7 光量子コンピュータ
4.8 ダイヤモンド量子コンピュータ
4.9 中性原子量子コンピュータ
4.10 トポロジカル量子コンピュータ
4.11 量子クラウド (IBM Q, Rigetti QCS, Alibaba Quantum Cloud, Amazon Braket, Microsoft Azure Quantum Cloudなど)
4.12 量子コンピュータソフトウェア開発環境・プログラム言語
4.13 企業による量子コンピュータ活用事例(量子化学計算、機械学習、金融など)
5.課題と展望
5.1 実用的量子コンピュータ実現のための技術課題
5.2 今後注目すべき重要技術(大規模集積化プロセス、大型希釈冷凍機、3次元実装、クライオCMOS集積回路、光ファイバーI/O,量産半導体プロセスの導入など)
5.3 量子産学官連携(量子ICT フォーラム、QII, Q-STAR, QED-C)
5.4 量子人材育成
■Q&A■
このセミナーに関する質問に限り、講師とメールにて個別Q&Aをすることができます。
具体的には、セミナー資料に講師のメールアドレスを掲載していますので、セミナーに関する質問がございましたら
直接メールでご質問ください。
(ご質問の内容や時期によっては、ご回答できない場合がございますのでご了承下さい。)
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