イベント名 | 高分子の延伸における 分子配向・配向結晶化のメカニズムと物性制御 |
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開催期間 |
2023年11月10日(金)
10:30~16:00 (個別相談(希望者のみ):16:00~17:00) 【アーカイブの視聴期間】 視聴期間:終了翌営業日から7日間[11/13~11/21]を予定 ※動画は未編集のものになります(講義内容部分のみ)。 ※視聴ページは、マイページにリンクを設定します。 ※会社・自宅にいながら受講可能です※ |
会場名 | 【ZoomによるLive配信セミナー】アーカイブ(見逃し)配信付き |
会場の住所 | 東京都 |
お申し込み期限日 | 2023年11月10日(金)10時 |
お申し込み受付人数 | 30 名様 |
お申し込み |
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高分子の延伸における
分子配向・配向結晶化のメカニズムと物性制御
~延伸工程・分子配向の基礎から分かりやすく解説~
■セミナー終了後に、個別相談を実施します■
分子配向の基礎と延伸による分子配向理論、複雑な配向結晶化のメカニズム、
光学的性質・力学的性質を例とした延伸による物性制御など、最新の研究成果を交えて詳しく解説します。
セミナー終了後に希望者のみで個別相談を実施いたします。
講義内容に関する質問だけでなく、個別的な技術課題の相談も可能ですので、
※個別相談部分はアーカイブとして配信しません。
講師 |
信州大学 学術研究院 繊維学系 教授 工学博士 大越 豊 氏
専門:繊維材料学・高分子成形加工
所属学会:繊維学会/高分子学会/プラスチック成形加工学会/日本レオロジー学会
HP: http://soar-rd.shinshu-u.ac.jp/soar/profile.do?lng=ja&id=jUkejekV
趣旨 |
フィルム・繊維を構成する高分子は細くて長い分子鎖からなり、多くは結晶性であるため、それらの物性は延伸工程によって形成される分子配向や結晶化度に強く依存する。延伸工程での分子配向・結晶化を考える際に重要になるのが「配向結晶化」の概念である。この配向結晶化は、通常の結晶化よりも遙かに速く、また形成される構造も大きく異なり、強くてしなやかになるなど、繊維やフィルムの物性発現にも大きく影響している。
このセミナーでは、繊維やフィルムの延伸と配向の基礎を踏まえた上で、配向結晶化のメカニズムと、それによって形成される構造に関する最新の研究成果を交えて解説する。物性としては光学的性質と力学的性質を取り上げるが、配向結晶化による構造形成の知識は、これら以外の物性の理解にも役立つものと考える。
プログラム |
1.高分子の延伸工程
1.1 延伸装置と延伸条件
1.1.1 延伸工程で加わる力と変形
1.1.2 延伸工程で加わる熱
1.1.3 延伸の基礎方程式
1.2 延伸形態
1.2.1 超延伸・ネック延伸・流動延伸
1.2.2 延伸倍率と構造・物性
2.分子配向と配向結晶化
2.1 分子配向の3要素
2.1.1 配向形態
2.1.2 配向度
2.1.3 配向要素
2.2 延伸による分子配向
2.3 配向結晶化
3.延伸による物性制御
3.1 屈折率と複屈折制御
3.1.1 屈折率楕円体と光学異方性
3.1.2 複屈折の起源
3.1.2.1 誘起複屈折
3.1.2.2 配向複屈折
3.1.2.3 形態複屈折
3.1.3 Lorentz-Lorenzの式と固有複屈折
3.2 力学物性制御
3.2.1 極限構造と力学物性
3.2.2 延伸物の構造と力学物性
3.2.2.1 分子配向とヤング率
3.2.2.2 強度と伸度
□ 質疑応答 □
【個別相談に関して】
・上記のプログラム内容は16:00までの内容となります。
16:00に一度セミナーを終了し、17:00までを個別相談の時間といたします。
・個別相談の参加希望は当日セミナー内でお伺いいたします。
・実施方法は、Zoomのブレイクアウトルーム機能を使用し1対1でご質問いただきます。
・2名以上で同時に申し込みされた方は1組とし同時にご質問いただきます。
(別々にご質問されたい際は、当日お申し付けください。)
・1組のお時間は最大10分で設定させていただきます。
(希望者が多い場合は、60分÷希望組数を1組あたりの時間とさせていただきます。)
・時間内に質問が終わらない場合は、引き続きメールにて講師にご質問いただけます。
※詳細・お申込みは上記
「お申し込みはこちらから」(遷移先WEBサイト)よりご確認ください。
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