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2/5開講 【通信講座】熱分析を正しく行うための必須知識と 現場で使える実践ノウハウ習得講座

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基盤技術・材料共通技術 樹脂・ゴム・高分子系複合材料 分析・評価・品質管理  /  医療・バイオ 化学・樹脂 試験・分析・測定

【通信講座】

熱分析を正しく行うための必須知識と
現場で使える実践ノウハウ習得講座

~熱分析装置の原理 / 分析条件の検討方法 / 測定結果の解釈ノウハウ / 保守管理~

 
前回大好評だった通信講座「熱分析実践ノウハウ」が新しくなって帰ってきました!
 熱分析は汎用性が高く、広く活用されていますが、分析の目的に応じて的確な分析結果を得るためには,各熱分析技法の基本原理や装置の構造を正しく理解していることが肝要です。また、分析結果は測定条件の依存度が高く、同じ試料を測定する場合でも、試料量や昇温速度などの測定条件によって得られる結果が異なるため、分析の目的や試料の性状に応じて、あらかじめ最適な測定条件を検討しておくことが重要です。

 本通信講座では、熱分析装置の基本原理から、分析条件の検討、測定結果の解析、保守点検方法まで、体系的に学んでいただけますこれから熱分析に携わる方から、今一度熱分析をちゃんと学び直したい方に特におすすめとなっています。

 ここがポイント!
→前回の内容に加え、解析例・分析事例を追加しました。より現場における実践的なノウハウを学んでいただけます。
< 講座項目 >
第1講「各種熱分析の基本原理の理解と熱分析データの解析の基本」
第2講 「目的に合わせた分析条件の決め方・考え方とサンプリングのノウハウ」
第3講 「各熱分析法で得られた測定チャートの解釈の仕方と熱分析装置の保守・管理」


< 得られる知識 >
・熱分析の定義
・熱分析法の種類と違い
・各熱分析技法の基本原理
・DSC/DTA/TG/TMAの各熱分析技法によるデータ解析の基本
・各測定技法における各測定条件の基本的な考え方・決め方
・より正確なデータを得るためのサンプリングの際の注意点およびノウハウ
・融解,結晶化,ガラス転移,熱分解,熱膨張等,測定チャートの解釈のポイント
・各熱分析装置の保守・管理の基本   
 

 

開講日 2024年2月5日 (月)

講座回数

全3講(2024年2月5日~2024年6月上旬)

1口の受講者数

1口3名まで受講可能

受講料(税込
 
1口  62,700円 ( E-Mail案内登録価格 59,565円 )

 定価:本体57,000円+税5,700円

 会員:本体54,150円+税5,415円

 

[1名受講も可能です]
 35,200円 (E-Mail案内登録価格33,440円 )

  定価:本体32,000円+税3,200円
  会員:本体30,400円+税3,040円


[4名以上は、1口1人あたりの金額追加で受講可能です]
 1人あたり20,900円( S&T会員受講料 19,855)の

 金額追加で受講可能です

 

スケジュール

 

2024/2/5 (月)

(予定)

第1講 開講(テキスト到着予定)
 

2024/3/5 (火)

(予定)

第1講 演習問題解答提出締切
第2講 開講(テキスト到着予定)
 

2024/4/5 (木)

(予定)

第2講 演習問題解答提出締切
第3講 開講(テキスト到着予定) 
 

2024/5月上旬

(予定)

第3講 演習問題解答提出締切
 

2024/6月上旬

(予定)

修了証発行

 

受講条件

(1) PC の環境は必須です。
・通信講座の進行上の連絡はE-Mail で行います。

 本人の個別E-Mail アドレスをご用意ください。

・教材データ、演習問題解答用紙は、Word,Excel, PowerPoint,PDF などの

 データを使用いたします。

(2) 受講者全員のS&T 会員登録が必須です。
【E-Mail案内登録価格5%OFFは、受講者全員がE-MailまたはDM案内希望の場合のみ適用】
・通信講座の受講にあたってのテキストebook および教材データのダウンロード、講師への質問、修了証発行などに弊社S&T 会員マイページ機能を利用します。
※弊社案内(E-Mail,DM)を希望されない方はS&T 会員登録の際、案内方法欄のチェックを外してください。なお、案内希望チェックがない場合、E-Mail案内登録価格(5%OFF)は適用できません。

教材

■製本版テキスト:  各受講者1冊
・複数お申込みで同一住所の場合:代表者にまとめて送付
・複数お申込みで異なる住所の場合:各々に送付
・各開講日の2営業日前に発送
(第1講開講日の2営業日前15:00以降の申込み:開講日1営業日前の発送予定)
(第1講開講日の当日15:00までの申込み:開講日当日の発送予定)
(第1講開講日の当日15:00以降の申込み:開講日翌営業日の発送予定)


■ebook版テキスト: 各受講者の閲覧可能PC数 2台/1アカウント(同一アカウントに限る)
・テキストはebook版でも閲覧可能です(閲覧必須ではありません)。
・1人2台まで閲覧可能。会社のPCだけでなく通勤途中でも私物のタブレットで学習できます。
・ebook版のダウンロードは、S&T会員「マイページ」内で行います。
 [対応デバイス]Win・Macの両OS、スマートフォン・読書端末(iPhone、iPad等)  
 [フォーマット]PDF(コンテンツ保護のためアプリケーション「bookend」より閲覧)


※製本版、ebook版は同様の内容です(講座により異なる場合あり)
※本講座の映像視聴配信はありません
※自主学習形式となります。

備考

□受講期間
 本講座の受講期間は、全3講の3か月間です。
 1講あたり1か月間が学習の目安になります。


□演習問題
 演習問題の解答用紙が未提出の場合は、0点 扱いとなります。
 各講の平均をとり、ある一定の基準をクリアした方に「修了証」を発行します。

 

お申込み後、お申込み受理の自動返信メールが届きます(申込期日:開講日当日まで)。
         ⇓
当社受理後、2~3営業日で代表者(受講者1または申込入力者)に「請求書・受講券(PDF)」をE-mail送信いたします。
請求書到着後1か月以内にお支払いください(銀行振込)。

 

【講師への質問】
受講者全員で共有できるよう講師へのQ&Aは基本的に受講者マイページに匿名にて掲載いたします。全質問の講師の回答が閲覧でき、参考になります。

お申込み
詳細・お申込みはこちら

 

  

講師

 

 (株)日立ハイテクサイエンス アプリケーション開発センター 主任
大久保 信明 氏  ≫詳しくはこちら

  

プログラム

 

第1講 各種熱分析の基本原理の理解と熱分析データの解析の基本 

<趣旨>
 熱分析は歴史が古く,確立した汎用分析法として今日では一般に広く活用されています。しかしながら分析の目的に応じて的確な分析結果を得るためには,各熱分析技法の基本原理や装置の構造を理解するとともに,得られたデータを適切に解析し正しく解釈することが肝要です。
 本講では,各熱分析技法の原理の解説とともに,得られたデータを正しく解釈するための各熱分析技法におけるデータ解析の基本について解説します。
 

<プログラム>

  1. 熱分析概要
   1-1. 熱分析の定義
   1-2. 熱分析の種類
   1-3. 熱分析データの概念
  2. 各種熱分析法の原理
   2-1. 示差熱分析(DTA)
   2-2. 示差走査熱量測定(DSC)
   2-3. 熱重量測定
   2-4. 熱機械分析
  3. 熱分析データの解析の基本
   3-1. DSCデータの解析の基本
    3-1-1. 融解温度
    3-1-2. 結晶化温度
    3-1-3. ガラス転移温度
    3-1-4. 熱量計算
   3-2. TG(TG/DTA)データの解析の基本
   3-3. TMAのデータの解析の基本
    3-3-1. 熱膨張率
    3-3-2. 軟化温度
    3-3-3. ガラス転移温度

   □演習問題・添削□

 
第2講 目的に合わせた分析条件の決め方・考え方とサンプリングのノウハウ

<趣旨>
 熱分析による分析結果は測定条件の依存度が高く,同じ試料を測定する場合でも,試料量や昇温速度などの測定条件によって得られる結果が異なります。したがって,分析の目的や試料の性状に応じて,あらかじめ最適な測定条件を検討しておかなければなりません。
 本講では基本的な測定条件の考え方,決め方とともに,より正確なデータを得るためのサンプリングの注意点,ノウハウを解説します。

<プログラム>
  1. DSCの測定条件
   1-1. DSCの測定条件の設定
    1-1-1. 試料容器
    1-1-2. 試料量
    1-1-3. 基準物質
    1-1-4. 測定温度範囲
    1-1-5. 昇降温速度
    1-1-6. 雰囲気
    1-1-7. サンプリング
   1-2. DSCの測定結果に及ぼす測定条件の影響
    1-2-1. 融解ピークにおける試料量の影響
    1-2-2. 融解ピークにおける昇温速度の影響
    1-2-3. ガラス転移における試料量の影響
    1-2-4. ガラス転移における昇温速度の影響
  2. TG(TG/DTA)の測定条件
   2-1. TG(TG/DTA)の測定条件の設定
    2-1-1. 試料容器
    2-1-2. 試料量
    2-1-3. 基準物質(TG/DTAの場合)
    2-1-4. 測定温度範囲
    2-1-5. 昇(降)温速度
    2-1-6. 雰囲気
    2-1-7. サンプリング
   2-2. TGの測定結果に及ぼす測定条件の影響
    2-2-1. 質量変化における試料量の影響
    2-2-2. 質量変化における昇温速度の影響
  3. TMAの測定条件
   3-1. TMAの測定条件の設定
    3-1-1. 測定モードとプローブの選択
    3-1-2. 試料量
    3-1-3. 基準物質(TG/DTAの場合)
    3-1-4. 測定温度範囲
    3-1-5. 昇(降)温速度
    3-1-6. 雰囲気
    3-1-7. サンプリング
   3-2. TMAの測定結果に及ぼす測定条件の影響
    3-2-1. 寸法変化における試料長の影響
    3-2-2. 伸長・収縮挙動における荷重の影響
 

□演習問題・添削□

 

第3講 各熱分析法で得られた測定チャートの解釈の仕方と熱分析装置の保守・管理

<趣旨>
 熱分析において分析の目的に対して的確な結果・情報を得るためには,熱分析の原理や性質を充分理解したうえで最適な測定条件で分析するとともに,得られたデータを解析する際には,多くの解析例・分析事例を知っておくことが重要です。
 本講では,各熱分析法における典型的な測定データの解析例の紹介とともに,常日頃「もっとも正しいであろう結果」を得るために必要な各熱分析装置の保守・管理について解説します。 

<プログラム>
  1. 熱分析の測定・解析例
   1-1. DSCの測定・解析例
    1-1-1. ポリエチレンの融解
    1-1-2. ポリスチレンのガラス転移
    1-1-3. ポリエチレンテレフタレートの熱履歴
    1-1-4. 熱硬化性樹脂の硬化反応
   1-2. TG(TG/DTA)の測定・解析例
    1-2-1. 高分子の分解
    1-2-2. ゴムの成分定量
   1-3. TMAの測定・解析例
    1-3-1. ポリ塩化ビニルのガラス転移温度
    1-3-2. ポリマーフィルムの軟化温度
    1-3-3. ガラス転移測定に及ぼす残留歪の影響
    1-3-4. 熱膨張・熱収縮の異方性
  2. 熱分析装置の保守・管理
   2-1. 装置校正と標準物質
    2-1-1. 温度校正と物理量校正
    2-1-2. DSCの熱量校正
    2-1-3. TGの質量校正
    2-1-4. TMAの長さ校正と質量校正
   2-2. 日常点検と定期点検
    2-2-1. 日常点検
    2-2-2. 定期点検
   2-3. トラブルシューティング
    2-3-1. DSC/DTAにおける予想外のピークの要因
    2-3-2. TGにおける予想外のドリフトの要因
    2-3-3. TMAにおける予想外のドリフトの要因
 
□演習問題・添削□

 

※内容・目次について、テキストと一部異なる箇所がある際はご了承くださいませ。
 

詳細・お申込みは以下、遷移先WEBサイトからご確認ください。

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