イベント名 | 泡・泡沫の特異的な性質の理解と 起泡・消泡技術 |
---|---|
開催期間 |
2023年12月15日(金)
~ 2023年12月22日(金)
【会場受講】 2023年12月15日(金)10:30~16:30 【アーカイブ配信受講】 2023年12月22日(金)まで受付 (視聴期間12/22~1/16) ※会社・自宅にいながら受講可能です※ |
会場名 | 【会場受講】もしくは【Webセミナー(アーカイブ配信)受講】 |
会場の住所 | 東京都品川区東大井5-18-1 きゅりあん 5F 第1講習室 |
地図 | https://www.science-t.com/hall/16431.html |
お申し込み期限日 | 2023年12月22日(金)16時 |
お申し込み受付人数 | 30 名様 |
お申し込み |
|
泡・泡沫の特異的な性質の理解と
起泡・消泡技術
~多様な性質を示す泡沫とは?崩壊メカニズムと安定性制御~
■泡沫という状態の本質の理解■
■泡の制御へのアプローチと泡の評価方法■
■泡を作る/利用する/消す/無くす方法■
様々な産業に関わってくるが謎の多い「泡」の本質をとらえる
泡・泡沫を上手に無くす、制御する、あるいは利用するために
産業的なニーズを踏まえ、数式による説明は最小限にし、本質的な部分を丁寧に解説
気泡・消泡・脱泡・起泡、、、、業務上、泡に携わっている方々、泡が関連する方々は是非
・泡沫という状態の理解
・泡沫の物質によらない性質
・泡沫の液体量による違い
・崩壊メカニズム
・泡沫の評価方法
数式による説明は最小限にとどめ、本質的な部分を丁寧に説明します。
講師 |
東京都立大学 理学部 物理学科
/ 大学院 理学研究科 物理学専攻 教授 博士(工学) 栗田 玲 氏
【講師紹介】
セミナー趣旨 |
液体中に気体がぎゅうぎゅうに詰まっている状態である泡沫は日常的に目にする状態で、古来より人々の生活に欠かせないものです。泡沫は、化粧品、シェービングクリーム、食器洗い、食品、消化剤などの日常品のように泡沫を安定させて使用しているものから、化学薬品の吹きこぼれ、噴火といった災害に関わるもの、さらには、泡沫を積極的に利用する生物もいます。
このように泡沫は工業的に重要であるため、これまで添加物による泡沫の制御が多く行なわれてきました。しかし、泡沫には界面活性剤や添加物の種類、粘性、気泡の大きさ、液体量など様々な因子が関わっているため、泡沫が本来持つ基礎的な性質を深く理解する必要があります。
今回、泡沫の構成要素であるシャボン玉の性質から紹介し、次に、泡沫の性質について説明していきます。起泡について説明し、起泡された泡沫の最新の評価方法、その後、消泡材を使わない最新の消泡方法について紹介します.事前質問があれば、それに対して出来るだけ回答していきたいと思っています。
セミナー講演内容 |
1.本セミナーの前置き
・階層性とは?
・非平衡現象とは?
・物理学的性質と化学的性質
2.シャボン玉
・シャボン玉とは?
・表面エネルギー
・ラプラス圧
・液膜の崩壊
・水中の気泡の運動
3.泡沫とは?
~泡の様々な性質・挙動を理解する~
・シャボン玉と泡沫の違い
・泡沫の起泡メカニズム
・泡沫の用途
・泡沫の内部構造と名称
・泡沫の浸透圧
・泡沫の排水
・泡沫を壁に留まらせる
・泡沫の評価
4.液体量による泡沫の分類
~それらの違い及び物理的性質、特徴など~
・ドライフォームの性質
・ウェットフォームの性質
・ジャミングとは?
・ジャミングと泡沫の関係
・泡沫の弾性の起源
・最近の研究による分類
・各状態の力学応答とマクロな変形
5.泡沫の崩壊過程
・一つの泡が割れるとき
・プラトーボーダーの解放
・レイリープラトー不安定性
・崩壊時における液滴の形成条件
・泡沫の協同的な崩壊
・協同的崩壊の粘性依存性
・協同的崩壊の気泡サイズ分散依存性
・協同的崩壊のメカニズムとは?
・協同的な崩壊を防ぐためには?
・泡沫の安定性を制御するためには?
・脱泡材を使わない消泡促進方法
6.泡沫のレオロジー
・泡沫の粘性
・泡沫を塗り広げる
7.事前質問に対する回答
8.まとめと今後の展望
□質疑応答□
※詳細・お申込みは上記
「お申し込みはこちらから」(遷移先WEBサイト)よりご確認ください。
- サイト内検索
- ページカテゴリ一覧
- 新着ページ
-
- 6/27まで申込み受付中 【オンデマンド配信】 基材への塗布層の形成・コーティング技術、乾燥と 欠陥・故障対策および機能性付与 (2024年05月15日)
- 6/27まで申込み受付中 【オンデマンド配信】 粘度の基礎と 実用的粘度測定における留意点と結果の解釈 (2024年05月15日)
- 6/27まで申込み受付中 【オンデマンド配信】 塗工技術 (スロットダイ、グラビア、バー、コンマ)の ノウハウ (2024年05月15日)
- 6/27まで申込み受付中【オンデマンド配信】 二軸スクリュ押出機を用いた リアクティブプロセシング技術の基礎から応用へ (2024年05月15日)
- 7/19 【研究開発における現代のタイムパフォーマンス向上法】 材料・プロセス・分析データとインフォマティクス ~ 機械学習、深層学習、生成AI活用へ ~ (2024年05月15日)
- 7/30 LiB電極製造プロセスにおける 間欠塗工技術とトラブル対策 (2024年05月15日)
- 7/23 プラスチックの加飾技術と最新動向 (2024年05月15日)
- 7/29 プラズモニック・メタマテリアルの基礎と 光機能性材料および光電/熱電変換デバイスへの応用 (2024年05月15日)
- 7/18 化粧品・医薬部外品の防腐処方設計及び適切な試験・評価法 (2024年05月15日)
- 6/19 医療機器とヘルスケア機器(非医療機器)に向けた 薬機法と製品/パッケージデザイン・商品プロモーション開発 (2024年05月15日)