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4/17 金属材料の破壊、破損メカニズムとその解析法

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分析・評価・品質管理  / 2024年03月15日 /  食品・機械 産業機械機器 鉄/非鉄金属
イベント名 金属材料の破壊、破損メカニズムとその解析法
開催期間 2024年04月17日(水)
10:30~16:30
※会社・自宅にいながら受講可能です※
会場名 Live配信セミナー(リアルタイム配信)
会場の住所 東京都
お申し込み期限日 2024年04月17日(水)10時
お申し込み受付人数 30  名様
お申し込み

金属材料の破壊、破損メカニズムとその解析法

金属フラクトグラフィの基礎と実践的なノウハウを解説

 

受講可能な形式:【Live配信】のみ
 本セミナーでは、実際の破面写真を例に、疲労破壊や応力腐食割れなどの金属材料の代表的な破壊機構や破面の見方を解説する。 さらに、破面観察の作業の手順や使用機器についても説明を行い、初歩的なフラクトグラフィ技術の理解を目的とする。
 
【得られる知識】
・金属材料の破面の見方(マクロ・ミクロ観察での観察方法・着眼点)
・代表的な金属材料の破壊機構に関する知識
・破面観察方法(試料調整方法・観察方法・観察装置)
・ストライエーション間隔を用い疲労破面応力推定方法
 
【対象】
金属材料・金属部品を取り扱う機械・金属・建設関連技術者 ほか

 

講師

 

日鉄テクノロジー(株)  研究試験事業所 材料特性評価部 材料解析室 主幹 阿座上 静夫 氏


【その他 役職・活動など】
 日本材料学会 フラクトグラフィ部門委員会 委員長

 

 趣旨

 

  破壊した部品の破壊原因を推定する場合の、最も有効であるとされる手法の一つが、フラクトグラフィ(破面解析)と呼ばれる技術である。フラクトグラフィとは、破面全体を巨視的に観察するマクロ観察や、電子顕微鏡等でのミクロ観察によって、破損原因を推定する手法である。破壊品の破面を解析することによって、疲労破壊や応力腐食割れといった破壊機構や、き裂の進展方向・負荷状況を推定することが可能であり、条件が揃えば応力の大きさも推定可能とされる。一方で、金属の破壊機構は多数有り、破面の様相からその破壊機構を推定するには、ある程度の経験・技術・知識が必要となる。

 今回のセミナーでは、実際の破面写真を例に、疲労破壊や応力腐食割れなどの代表的な破壊機構や破面の見方を解説する。さらに、破面観察の作業の手順や使用機器についても説明を行い、初歩的なフラクトグラフィ技術の理解を目的とする。

 

 プログラム

 

1.金属材料の基礎的事項
  ・多結晶構造
  ・結晶格子
  ・引張試験
  ・弾性変形と塑性変形

2.破面のマクロ観察
 2.1 破面のマクロ観察
 2.2 破壊原因の推定
  ・疲労破壊
  ・応力腐食割れ
  ・延性破壊
  ・脆性破壊
 2.3 起点位置および進展方向の推定
  ・ステップ(ラチェット模様)
  ・ビーチマーク
  ・放射状模様
 2.4 負荷の大きさについて
  ・変形の程度
  ・最終破断部

3.金属の代表的な破壊
 3.1 延性破壊
  ・等軸ディンプル
  ・伸長形ディンプル
 3.2 脆性破壊
  ・へき開破面
  ・リバーパターン
 3.3 疲労破壊
  ・疲労破壊に影響する因子
  ・低サイクルと高サイクル
  ・ストライエーション形成機構
  ・ストライエーションの例
  ・タイヤトラック
  ・内部起点(フィッシュアイ)
  ・疲労破壊の実例等
 3.4 応力腐食割れ
  ・材料と環境
  ・粒内破壊と粒界破壊
  ・ステンレス鋼・炭素鋼
  ・断面でのき裂進展状況
  ・銅合金・アルミ合金
 3.5 水素脆性(遅れ破壊)
  ・遅れ破壊の特徴
  ・類似する破面との比較
  ・拡散性水素
 3.6 その他の破壊機構
  ・液体金属脆性割れ
  ・焼き割れ
  ・脱亜鉛腐食 等

4.破面観察の手順と方法
 4.1 破面観察手順
 4.2 破面観察方法
  ・き裂位置の確認
  ・破面試料の採取方法
  ・破面洗浄方法
  ・観察すべき位置
 4.3 疲労破面の定量解析

5.破損原因調査事例紹介

□ 質疑応答 □ 

 

※詳細・お申込みは上記

「お申し込みはこちらから」(遷移先WEBサイト)よりご確認ください。

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