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イベント

4/23 結晶化・晶析操作の基礎と結晶粒子群の特性を 精密制御するための作り込みノウハウ

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生産:製造プロセス・化学工学 医薬品・製造・GMP  / 2024年03月15日 /  医療・バイオ 化学・樹脂
イベント名 結晶化・晶析操作の基礎と結晶粒子群の特性を 精密制御するための作り込みノウハウ
開催期間 2024年04月23日(火) ~ 2024年05月13日(月)
【Live配信】2024年4月23日(火)10:30~16:30
【アーカイブ配信】2024年5月13日(月)まで受付
(視聴期間:5/13~5/24)
※会社・自宅にいながら受講可能です※
会場名 【Live配信(Zoom使用)受講】もしくは【アーカイブ配信受講】
会場の住所 オンライン
お申し込み期限日 2024年05月13日(月)16時
お申し込み受付人数 30  名様
お申し込み

結晶化・晶析操作の基礎と結晶粒子群の特性を
精密制御するための作り込みノウハウ

~結晶純度・不純物、多形、分布、形態の改善から連続フロー製造まで~
~晶析に関係するパラメーターや、トレンド・トラブルシューティングのポイントを抑える~

 

受講可能な形式:【Live配信】or【アーカイブ配信】のみ
晶析操作のメカニズム・結晶品質制御・スケールアップ、最新トレンドを体得! 
~【演習付】講座  ~
 
● 結晶粒子群の特性( 純度、粒径分布、結晶外形、結晶多形 )などに影響を与える晶析操作の目的や原理
● 現場でのトラブル事例やその考察、実際に役立つ「DSCデータ」「XRDデータ」の取り扱い・活用法
● 結晶品質を作り込むため、晶析操作設計、撹拌回転数の設計などの具体的戦略の理解
● 回分から連続フロー製造への展開、オンラインセンサー利用技術など世界の最新トレンドやトピックについて

沈殿、析出、再沈、再結晶など、結晶化現象に関わるポイントを取り扱いますので
様々なプロセスの改善、トラブル解決、スキルアップにご関心のある方はこの機会にぜひご受講ください。
 
< キーワード >
再沈・再結晶 / 晶析 / 結晶化 / 粒子製造 / 純度 / 結晶多形 / 結晶形態 / オイルアウト
貧溶媒晶析 / DSC、XRD / 連続フロー製造
 
 

【受講対象】

・再沈によって精製を行っている技術者
・結晶化によって粒子群製造を行っている技術者
・結晶性物質を取り扱う化成品製造業種(医薬、新素材、食品、電池材料)
・合成を専門に研究している研究技術者には精製操作の“コツ”を伝授
・晶析技術に関わっている研究技術者には、より高度な結晶品質制御の“戦略”を伝授

【得られる知識】
・再沈・再結晶でのトラブル解決のための実践的手法
・連続フロー晶析の最新情報と、連続フロー製造が注目されるその理由
・結晶純度、結晶形態、結晶多形、粒径分布改善法のコツ
・DSC、XRD、測定データの実践的活用法
・回分冷却晶析、貧(非)溶媒添加晶析、反応晶析法のコツ
・スケールアップのための第1選択手法
  
 講師

 

東京農工大学大学院 工学研究院 応用化学部門 教授 博士(工学)​ 滝山 博志 氏

工学部 化学物理工学科(兼務)


【ご専門】結晶化工学(晶析), プロセスシステム工学
【ご受賞】2007 平成18年度東京農工大学工学部優秀講義賞
     2008 平成19年度BASE最優秀講義賞
     2008 日本海水学会技術賞(晶析装置のモデル化および制御に関する研究)
     2013 化学工学会論文審査貢献賞
     2018 平成30年度 学長賞(農工融合発表論文部門)
     2020 分離技術会功労賞
【ご研究室HP】http://web.tuat.ac.jp/~crystal/

 

 セミナー趣旨

 

 化成品製造時には、分離精製や粒子群製造の目的で「再沈」や「再結晶」と呼ばれる操作が行われています。それらの操作は、精密化成品や医薬品のみならず、機能性材料や電池材料など多岐の分野にわたって必要とされています。ところが、その操作の少しの違いが、沈殿物である結晶粒子群の特性に影響を与え、生産性にも大きな影響を与えることがあります。例えば、純度、粒径分布、結晶外形、結晶多形に関わる問題です。この結晶性物質に特性を作り込むプロセス技術が「晶析操作」です。このセミナーでは、「再沈」「再結晶」と「晶析操作」との接点にふれながら、どういう操作で結晶粒子群の特性を改善できるのか、そしてその操作の本質は何なのかを解説します。また、連続フロー製造が注目される本当の理由た測定技術(PAT)の最前線についても解説します。普段合成を専門に研究している研究技術者には結晶化を使った精製操作の“コツ”について、そして普段から晶析技術に関わっている研究技術者には、より高度な結晶品質制御の“戦略”についてお伝えします。

 

 セミナー講演内容

 

1.再沈・再結晶と晶析操作との接点
  -現場で遭遇するトラブル-
 1.1 結晶粒子群の特性に関するトラブル事例
 1.2 有機合成と晶析操作との接点
 1.3 晶析操作の目的と原理
 1.4 連続フロー製造が注目される真の理由とは
 
2.再沈・再結晶での結晶化の解析とその速度論
 -現場で起きている結晶化トラブルを解決するための基礎的考察-
 2.1 再沈での結晶成長
 2.2 結晶化の推進力と固液平衡
 2.3 核発生と成長速度論
 2.4 結晶粒子群特性
 2.5 現場で役立つDSCデータの読み取り方
 2.6 実践的XRDデータの活用法(最近話題の結晶子サイズとは)
 2.7 事例と演習で理解する結晶化現象の制御法
 
3.結晶化現象のメカニズムとその制御
 -再沈・再結晶での結晶品質の精密制御アプローチを理解する-
 3.1 結晶品質に関するトラブル事例
 3.2 なぜ結晶粒子群の特性が安定しないのか(結晶多形変化)
 3.3 なぜ固液分離に時間が掛かってしまうのか(結晶形態変化)
 3.4 粒径分布の考え方
 3.5 なぜ結晶純度が安定しないのか(母液の含有)
 3.6 オイルアウト現象のメカニズムとその回避法
 3.7 結晶粒子群の連続フロー製造
 3.8 演習で理解する結晶品質の制御
 
4.晶析操作の設計と品質のつくり込み
 -結晶品質を作り込むための具体的戦略を理解する-
 4.1 晶析操作設計の留意点(冷却晶析法)
 4.2 貧(非)溶媒添加晶析での操作戦略
 4.3 反応を伴う晶析操作の実際(電池材料や医薬品)
 4.4 晶析と撹拌との関係(撹拌回転数の設計法)
 4.5 スケールアップの留意事項
 4.6 連続フロー晶析に関わる最近のトレンド
 
5.最新トピックス紹介
 -晶析に関する国際トレンドを探る-
 5.1 回分から連続フロー製造へのパラダイムシフトの本質
 5.2 オンラインセンサー(FT-IR、ラマン)の最先端利用技術
 
6. まとめ

□ 質疑応答 □

※詳細・お申込みは上記

「お申し込みはこちらから」(遷移先WEBサイト)よりご確認ください。

 

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