イベント名 | 高分子結晶化のメカニズムと評価法 -理論に基づく高次構造制御のための本質理解- |
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開催期間 |
2024年04月25日(木)
13:00~16:30 ※会社・自宅にいながら受講可能です※ |
会場名 | Live配信セミナー(リアルタイム配信) |
会場の住所 | 東京都 |
お申し込み期限日 | 2024年04月25日(木)13時 |
お申し込み受付人数 | 30 名様 |
お申し込み |
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高分子結晶化のメカニズムと評価法
-理論に基づく高次構造制御のための本質理解-
初学者・苦手な方にも理解しやすいよう、
物質の自発的な構造形成の基礎から分かりやすく解説
より複雑な系である結晶性高分子がなぜそのような構造を形成するのかの理解。
評価法として最もポピュラーな示差走査熱量測定(DSC)と光学顕微鏡観察におけるノウハウ。
結晶化と融解現象を理解されている方で,高次構造制御へのヒントをお探しの方。
予習の必要はありませんが,聞き漏らした項目の復習や,さらに興味を持たれた方へは最後に参考書を紹介する。
講師 |
京都大学 大学院工学研究科 高分子化学専攻 准教授 博士(工学) 西田 幸次 氏
専門:結晶性高分子の高次構造制御,水溶性高分子の構造と物性,実験用装置開発
略歴:京都大学大学院修士課程を修了後,北海道大学工学部原子工学科助手,京都大学化学研究所助手,同助教授を経て現職。
高分子学会会員,繊維学会会員(繊維学会誌編集員),繊維学会賞受賞
講師詳細→ http://www.phys.polym.kyoto-u.ac.jp/knishida_research.html
趣旨 |
“高分子の結晶化理論”と言うと,複雑な式が沢山でてきて挑戦する前から放棄してこられた方もいらっしゃるのではないでしょうか。
本セミナーでは,第一部として,本題の高分子の結晶化理論に入る前に,極力少ない数式を用いて,物質一般がどのようにして構造を自発的に形成するかを直感的かつ物理化学的に理解するための序章を設けました.この説明を聞けば,それに続く高分子の結晶化理論の章において,なぜそのような数式で表させるのかという本質を容易に理解することできると思います.高分子の結晶化理論を理解することで,高次構造制御に際して,闇雲にパラメーター走査をすることなく,的を絞ることができ少ないパラメーター走査で目標に近づくことができると思います。
プログラム |
第1部:
1.高分子の結晶化理論を理解するための物理化学の復習
(特に大学や高専で物理化学を敬遠してきた方にも分かりやすく解説!)
第2部:
2.高分子の結晶化理論
2.1 結晶状態と溶融状態のギブズエネルギーの温度依存性
2.2 結晶核の形成と成長
2.3 融点と平衡融点
2.4 結晶核形成と結晶成長の速度
2.5 均一核生成と不均一核生成
2.6 冷却プロセスと構造発生のタイミングの関係
2.7 中間相を経由する結晶化
第3部:
3.測定法と高次構造制御
3.1 結晶化および結晶の融解現象の評価法
3.2 結晶と非晶との分率(結晶化度)の評価法
3.3 球晶の構造とその成長速度の評価法
3.4 高次構造制御の例
※詳細・お申込みは上記
「お申し込みはこちらから」(遷移先WEBサイト)よりご確認ください。
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