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5/23 経済性を考慮した「開発時の安全係数」と 「量産展開時の規格値」の論理的決定法 【損失関数の基礎と応用】

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生産:製造プロセス・化学工学 分析・評価・品質管理  / 2024年03月26日 /  試験・分析・測定 家電・AV
イベント名 経済性を考慮した「開発時の安全係数」と 「量産展開時の規格値」の論理的決定法 【損失関数の基礎と応用】
開催期間 2024年05月23日(木)
10:00~17:00
【アーカイブの視聴期間】
終了翌営業日から7日間[5/24~5/30中]を予定
※動画は未編集のものになります。
※視聴ページは、マイページにリンクを設定します。
※会社・自宅にいながら受講可能です※
会場名 【ZoomによるLive配信セミナー】アーカイブ(見逃し)配信付き
会場の住所 オンライン
お申し込み期限日 2024年05月23日(木)10時
お申し込み受付人数 30  名様
お申し込み

経済性を考慮した「開発時の安全係数」と
「量産展開時の規格値」の論理的決定法
【損失関数の基礎と応用】

~勘コツ経験に頼らない、合理的な検討方法~

 

 受講可能な形式:【Live配信(アーカイブ配信付)】のみ

 
自社と顧客の利益損失を防ぐ、品質とコストのバランスが取れた安全係数と
規格値の決定法「損失関数(JIS Z 8403)」を学ぶ。

PC演習で、安全係数と規格値(閾値、公差、許容差)の実践的な決定法が身につくセミナーです!自社課題の検討に転用可能なテンプレートも提供します。

企業での実務経験豊富な講師だからこそ提供できる、
実情に即した正しい知識と明日から使える実践ノウハウ。
受講者の理解度を考慮した丁寧な解説が好評のセミナーです。
 
【得られる知識】
・重大事故を避けるための安全係数、許容差の合理的な決定方法
・顧客に迷惑をかけず、自社の経済性も考慮した安全係数、閾値の決定方法
・生産における不良率管理で市場クレームが減らない理由と解決方法
・工程能力指数改善の問題点と改善費用対効果を明確にする方法
・品質工学の重要概念『損失関数』(JIS Z 8403(製品の品質特性-規格値の決め方通則))の基礎知識と演習など
※損失関数、安全係数、許容差、工程能力指数に関する予備知識は必要ありません。
 
【対象】
・製品開発、要素技術、生産システム、加工技術などの技術者、及び管理職
・品質管理部門の技術者、及び管理職
・重大事故を避けるための安全係数、許容差の合理的な決定方法を求めている方々
・安全係数、閾値の設定を勘コツ経験から脱却したいと考えている管理者の方々
・顧客に迷惑をかけず、自社の経済性も考慮した安全係数、閾値の設定を行いたい方々
・生産における不良率管理で、市場クレームが減らない課題をお持ちの方々
・生産における工程能力指数を元に生産改善を行う場合、かけたコストに見合った生産品質改善が
  得られているか明確にしたい方々
・品質工学の重要概念の1つである損失関数を学びたい方々
※損失関数、安全係数、許容差、工程能力指数に関する予備知識は必要ありません。
 
※技術コンサルタントの方や、講師業の方は、受講をご遠慮ください。
 上記につきまして、お申込み後に確認のためご連絡させていただく場合がございます。
※受講者が変更になる場合(代理出席)は、必ず事前にご連絡をお願いいたします。
 
 
【演習用ファイルに関して】
演習用のExcelファイルに関しましては、開催1週間前を目安にお申込み時のメールアドレスにご連絡いたします。
開催3日前時点でメールが届いていない場合は、お手数ですが弊社までご連絡ください。
PC演習付きのセミナーです。Excel(ver.2010以上)をインストールしたWindows PCをご用意ください。

【Live配信受講者 限定特典のご案内】
当日ご参加いただいたLive(Zoom)配信受講者限定で、特典(無料)として
「アーカイブ配信」の閲覧権が付与されます。
オンライン講習特有の回線トラブルや聞き逃し、振り返り学習にぜひ活用ください。 

 

講師

 

MOSHIMO研 代表  福井 郁磨 氏  [web] [Facebook]
所属学会:日本品質管理学会会員/品質工学会会員


1993年4月~  オムロン(株):電子部品の原理開発、加工技術開発、ロボットの研究開発、人の聴感判定を機械化した検査装置開発などに従事

2006年6月~  パナソニック(株):生活家電の要素技術、製品開発などに従事。

2007年11月~  東レ(株):液晶ディスプレイなどの微細加工技術開発などに従事
2010年4月~    LG Electronics Japan Lab(株):関西の新規研究所設立責任者、洗濯機チームリーダー、 オープンイノベーション室長を歴任
2015年5月~  MOSHIMO研:製造業支援、開発コンサルティング、生活関連用品などの研究開発に従事

※人工知能応用技術、実験計画法、品質工学に関して、電子部品・ロボット・加工技術・検査技術・生活家電などの分野で、約28年の経験を持つ。

 

セミナー趣旨

 

 製造業では、市場での事故や問題発生を防ぐために、製品に対して開発・設計時に安全係数を設定し製品仕様に余裕を持たせ、量産展開時には不良品判定を行う規格値管理(閾値判定)を行い、良品のみを出荷しています。
 しかし、それでも製品が市場で事故や問題を起こす場合があります。また、生産で不良率を管理し、トラブル時は規格値・公差を厳しく設定しなおしても、市場クレームが減らず、コストのみが増大することも多々あります。
 このような場合、安全係数や規格値に対する根本的な考え方に誤りがあるケースがほとんどです。開発・設計時の安全係数、量産展開時の規格値を決定する際、何を根拠に決定しているでしょうか?また、その安全係数、規格値は顧客満足を高め、同時に企業の経済性を考慮した決定でしょうか?

 本講座では、安全係数(安全率)・規格値(閾値、公差、許容差)の合理的な決定方法を求めている方、市場クレームが減らないという課題をお持ちの方、かけたコストに見合った生産品質改善が得られているかを明確にしたい方々に、経済性を根拠に合理的に安全係数(安全率)、規格値(閾値、公差、許容差)を決定する方法である『損失関数(JIS Z 8403) 』について、詳細に解説いたします。
加えて、事例演習を行い、実践的な安全係数と規格値(閾値、公差、許容差)の計算方法を身に付けいただきます。

 本講座で解説する手法を使うことで、勘コツ経験から脱却し、品質とコストのバランスが取れた安全係数と規格値を合理的に決定することが可能になります。

 

セミナー講演内容

  

1.品質工学概要
 1.1 品質工学とは
 1.2 損失関数の位置づけ

2.安全係数、閾値の概要
 2.1 安全係数(安全率)、閾値(許容差、公差、工場規格)の関係
 2.2 機能限界の考え方
 2.3 基本計算式
 2.4 損失関数の考え方(数式の導出)

3.不良率と工程能力指数と損失関数の関係
 3.1 不良率の問題点
 3.2 工程能力指数とは
 3.3 工程能力指数の問題点
 3.4 工程能力指数を金額換算する損失関数とは
 3.5 生産工程改善の費用対効果検討方法

4.安全係数(安全率)の決定方法
 4.1 不適正な安全係数の製品による事故ケーススタディ
 4.2 適切な安全係数の算出
 4.3 安全係数が大きくなる場合の対策(安全設計の有無による安全係数の差異)

5.閾値(許容差)の決定方法ケーススタディ
 5.1 目標値からのズレが市場でトラブルを起こす製品の閾値決定
 5.2 騒音、振動、有毒成分など、できるだけ無くしたい有害品質の閾値決定
 5.3 無限大が理想的な場合(で目標値が決められない場合)の閾値決定
 5.4 応用:部品やモジュールなどの閾値決定
 5.5 参考:製品、部品の劣化を考慮した初期値決定と閾値決定
 5.6 事例演習

6.全体質疑応答

※説明の順序が入れ替わる場合があります。
講義内容に関するキーワード
損失関数,JIS Z 8403(製品の品質特性-規格値の決め方通則),不良率,工程能力指数,品質工学(タグチメソッド),
安全係数(安全率),閾値(許容差,公差,規格),品質,コストダウン
 
■推奨環境■
zoomでセミナーを受講しながら事例演習を行うにあたり、下記のようにパソコン環境を準備すると受講しやすくなります。
以下環境をご準備できない場合でも、受講可能です
・20inch等の大画面のディスプレイを使用し、オンライン聴講ソフトウェア、Excelを1つのディスプレイに同時に表示して受講
・デュアルディスプレイにし、1つのモニターにオンライン聴講ソフトウェア、もう1つのモニターにExcelを表示して受講
・オンライン聴講ソフトウェアを表示するパソコンと、Excelを表示するパソコンの2つを使用して受講
※演習中に各ソフトウェアを切り替えることで、多少煩雑にはなりますが、受講には差し支えありません。

 

 

※詳細・お申込みは上記

「お申し込みはこちらから」(遷移先WEBサイト)よりご確認ください。

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