6/17 微生物を活用したレアメタル・貴金属の バイオ分離回収技術の基礎と 脱炭素型リサイクル技術への応用
イベント名 | 微生物を活用したレアメタル・貴金属の バイオ分離回収技術の基礎と 脱炭素型リサイクル技術への応用 |
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開催期間 |
2024年06月17日(月)
13:00~16:30 【アーカイブの視聴期間】 終了翌営業日から7日間[6/18~6/24中]を予定 ※動画は未編集のものになります。 ※視聴ページは、終了翌営業日の午前中にはマイページにリンクを設定します。 ※会社・自宅にいながら受講可能です※ |
会場名 | 【ZoomによるLive配信セミナー】アーカイブ(見逃し)配信付き |
会場の住所 | オンライン |
お申し込み期限日 | 2024年06月17日(月)13時 |
お申し込み受付人数 | 30 名様 |
お申し込み |
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微生物を活用したレアメタル・貴金属の
バイオ分離回収技術の基礎と
脱炭素型リサイクル技術への応用
~高効率・低コストな脱炭素型リサイクル技術~
・レアメタル・貴金属のバイオ分離回収に関する最新の研究成果
・脱炭素型レアメタル・貴金属リサイクルへの応用事例
・都市鉱山からの有用金属リサイクルにおける既存技術とバイオ技術の特徴比較
・脱炭素型金属リサイクルシステムの開発に関心のある方
・貴金属ナノ粒子のバイオ合成と触媒調製への応用に関心を持つ方
・サーキュラーエコノミー(循環経済)への移行に関心のある方
・金属資源・素材分野における微生物機能の活用について関心を寄せる方
・本テーマに興味のある方なら、予備知識は不要です。
【Live配信受講者 限定特典のご案内】
当日ご参加いただいたLive(Zoom)配信受講者限定で、特典(無料)として
「アーカイブ配信」の閲覧権が付与されます。
オンライン講習特有の回線トラブルや聞き逃し、振り返り学習にぜひ活用ください。 |
講師 |
大阪公立大学 客員研究員/大阪府立大学 名誉教授 工学博士 小西 康裕 氏
【専門】分離工学、資源循環工学、化学工学
【HP】https://www.konishi-labo.chemeng.osakafu-u.ac.jp/?lang=ja
1983年に大阪府立大学大学院博士課程修了(工学博士).同大学の助手,講師,助教授を経て,2000年に教授,2010年に資源循環工学研究所長を兼務.1988~1989年にはカリフォルニア大学・バークレー校客員研究員.2020年に大阪府立大学名誉教授,現在は大阪公立大学・客員研究員
セミナー趣旨 |
サーキュラーエコノミー(循環経済)への移行に関心が集まる昨今、都市鉱山(使用済み電子機器、触媒、工業廃液等)に低濃度で存在するレアメタル・貴金属(幅広い分野の産業に不可欠な素材)を高効率に低コストでリサイクルできる脱炭素型技術の研究開発が俟たれるところである。
本セミナーでは、従来の金属リサイクル技術とは発想を異にする「微生物機能を活用する金属リサイクル技術」の研究開発を目指し、その技術シーズとなる「レアメタル・貴金属等のバイオ分離回収(バイオ吸着、バイオ還元・ナノ粒子化、バイオ浸出)」について、その基礎から脱炭素型リサイクル技術への応用に至るまで、微生物に関する予備知識がなくても理解して頂けるように解説する。
セミナー講演内容 |
1.金属資源を取り巻く現状
1.1 需要・供給
1.2 天然鉱山と都市鉱山
2.既存の金属リサイクル技術とその特徴
2.1 乾式法と湿式法
2.2 湿式法における要素技術(溶媒浸出法、吸着法、電解採取など)
2.3 都市鉱山開発と既存リサイクル技術
3.レアメタル・貴金属等の分離回収に活用できる微生物機能
3.1 バイオ吸着(バイオソープション)
3.2 バイオ還元・ナノ粒子化(バイオミネラリゼーション)
3.3 バイオ浸出(バイオリーチング)
4.バイオ還元・ナノ粒子化
4.1 金属イオン還元細菌(シワネラ属細菌)による貴金属イオンの還元・析出
4.2 使用済み触媒(自動車用、燃料電池用)からの白金族金属(Pt, Pd, Rh)回収への応用
5.バイオ吸着
5.1 パン酵母等を利用するレアメタル・貴金属イオンの吸着
5.2 Eスクラップ(廃プリント基板等)からの貴金属回収への応用
5.3 鉱工業廃液からの貴金属回収への応用
6.バイオ浸出
6.1 鉄・硫黄酸化微生物による金属硫化物からの有用金属の浸出
6.2 鉄イオン還元細菌による金属酸化物からのレアメタルの浸出
6.3 硫化鉱石からの有用金属(銅、金)回収への応用
6.4 Eスクラップ(廃プリント基板等)からの重金属(銅、亜鉛等)除去への応用
6.5 リチウムイオン電池(正極活物質)からのレアメタル回収への応用
7.バイオ湿式リサイクル技術の実用可能性
7.1 金属リサイクルとその効果
7.2 バイオ湿式技術と既存技術の特徴比較
7.3 バイオ湿式リサイクル技術の課題と展望
□ 質疑応答 □
※詳細・お申込みは上記
「お申し込みはこちらから」(遷移先WEBサイト)よりご確認ください。
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