| イベント名 | 分離膜の基礎と分離技術への展開 およびゼオライトを用いたCO2分離技術の展望 |
|---|---|
| 開催期間 |
2024年08月23日(金)
10:30~16:30 ※会社・自宅にいながら受講可能です※ |
| 会場名 | Live配信セミナー(リアルタイム配信) |
| 会場の住所 | オンライン |
| お申し込み期限日 | 2024年08月23日(金)10時 |
| お申し込み受付人数 | 30 名様 |
| お申し込み |
|
分離膜の基礎と分離技術への展開
およびゼオライトを用いたCO2分離技術の展望
■膜分離工学の基礎、膜分離技術の基礎■ ■分離技術の省エネルギー性への理解■
■カーンボンニュートラル化に必要とされる分離技術■ ■無機分離膜技術■
■ゼオライトの基礎、膜分離の適用例、膜反応器への展開■
| 講師 |
早稲田大学 先進理工学研究科 応用化学専攻 教授 松方 正彦 氏
【講師紹介】
| 趣旨 |
エネルギーが再可能エネルギー起源となると一層のエネルギーコスト増が見込まれ、化学プロセスの省エネルギー化は大きな課題となる。化学プロセスのうち分離工程は約40%のエネルギーを消費しており、分離技術の革新による省エネルギー化は必ず必要となる。なかでも分離膜は大規模な省エネルギーを可能とする技術の筆頭として期待されている。CO2の分離回収貯留(CCS)や資源化(CCU)においても、新規な分離技術が必要である。
今回は、分離技術の基礎からはじめてカーボンニュートラル社会構築に分離膜がどのように貢献するか、技術開発のポイントは何かを解説する。
| プログラム |
<得られる知識・技術>
膜分離工学の基礎、膜分離技術の概要、分離技術の省エネルギー性への理解、カーンボンニュートラル化に必要とされる分離技術、無機分離膜技術の概要、ゼオライトの基礎、膜分離の適用例、膜反応器への展開
<プログラム>
1.膜分離工学の基礎
1.1 膜分離の概要
a.膜分離とは
b.膜分離の定量的理解
c.歴史
d.膜材料
1.2 膜による分離
a.液体混合物の分離
b.ガス混合物の分離
1.3 さまざまな膜分離装置
1.4 膜内の物質移動の理解
a.表面拡散とサイズ制御拡散
b.さまざまなポリマー膜とその分離機構
2.カーボンニュートラルに向けて分離技術が果たす役割
2.1 分離技術の現状と課題―様々な分離技術の俯瞰
2.2 新規分離技術開発の意義
a.二酸化炭素回収および削減技術
b.エネルギー変換技術
c.化学プロセス
d.水資源
3.無機分離膜の概要
3.1 無機分離膜の種類
3.2 無機分離膜の歴史
a.無孔質(緻密)膜
b.多孔質膜
4.ゼオライト膜研究開発の進展
4.1 ゼオライト膜の概要
a.ゼオライトとは
b.ゼオライトト研究の歴史
c.ゼオライト膜の誕生と発展
4.2 ゼオライト膜の作製方法
a.一般的な合成レシピ
b.膜の構造と性能の支配因子
c.構造、透過分離性の評価方法
5.ゼオライト膜による分離技術
5.1 有機物の脱水
a.バイオエタノールの脱水
b.イソプロピルアルコールの脱水
5.2 ガス分離
a.プロピレン等オレフィンの分離精製
b.芳香族炭化水素などの炭化水素分離
c.空気分離
d. CO2分離回収技術
6.膜反応器(メンブレンリアクター)
6.1 膜反応器の開発の歴史
6.2 エステル化反応への適用例
a.膜反応器の効用
b.エステル化用膜反応器の実際
c.膜反応器の挙動解析
6.3 カーボンニュートラルに対する膜反応器の期待
a.二酸化炭素の資源化技術の概要
b.膜反応器の使いどころ
c.逆シフト反応による合成ガスの製造
d.メタノール合成
e.フィッシャー・トロプシュ合成
7.おわりに
□質疑応答□
※詳細・お申込みは上記
「お申し込みはこちらから」(遷移先WEBサイト)よりご確認ください。
- サイト内検索
- ページカテゴリ一覧
- 新着ページ
-
- 2/24 照会・再照会を阻止する MF関連資料(CTD形式)の作成と変更登録の実務ポイント (2025年12月26日)
- 4/23 <耐熱性と相反する特性の両立へ!> エポキシ樹脂の耐熱性向上と機能性両立への 分子デザイン設計および用途展開における最新動向 ~主に電気電子材料用向けに解説~ (2025年12月26日)
- 3/19 核酸医薬品開発における CMC/品質評価・不純物管理と 製剤設計・製造プロセス (2025年12月26日)
- 3/13 細胞外小胞(EV)製剤開発にむけた 薬物送達技術と製造・品質の課題 (2025年12月26日)
- 3/18 透明導電材料/膜の基礎と塗布型透明導電膜の最新動向 (2025年12月26日)
- 3/24 次世代低GWP混合冷媒の最新動向と評価方法・応用 (2025年12月26日)
- 3/26 二次元物質の基礎と 半導体デバイスへの応用と展開 (2025年12月26日)
- 3/11 三極(FDA/EMA/PMDA)の指針に基づく プロセスバリデーション・適格性評価の実務理解と 承認申請書類・CTD-3への反映 (2025年12月26日)
- 2/19 ペロブスカイト太陽電池の 高効率化・高耐久性化技術と今後の展望 (2025年12月26日)
- 2/27 加速するクラウド利用にむけて 基礎から学ぶ クラウドのCSV実践とデータインテグリティ (2025年12月26日)


![足で稼ぐ営業を見直しませんか?[営業支援サービスのご案内] 足で稼ぐ営業を見直しませんか?[営業支援サービスのご案内]](https://www.atengineer.com/pr/science_t/color/images/btn_wps.png)