イベント名 | <実践 化学工学> 演習問題から学ぶ 化学プロセスの工業化・最適化への考え方 |
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開催期間 |
2025年03月19日(水)
~ 2025年04月07日(月)
【Live配信】2025年3月19日(水)10:30~16:30 【アーカイブ配信】2025年4月7日(月)まで受付 (視聴期間:4/7~4/20) ※会社・自宅にいながら受講可能です※ |
会場名 | 【Live配信(Zoom使用)受講】もしくは【アーカイブ配信受講】 |
会場の住所 | オンライン |
お申し込み期限日 | 2025年04月07日(月)16時 |
お申し込み受付人数 | 30 名様 |
お申し込み |
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<実践 化学工学> 演習問題から学ぶ
化学プロセスの工業化・最適化への考え方
基礎・流動・伝熱・蒸発・蒸留・抽出・吸着・撹拌・混合など
現象の原理と圧倒的な問題数が学習を支援
怒涛の勢いで迫る演習問題(その数、100問近く)でみっちりと学習。
ソフト任せな化学工学計算も、
「次に何をすべきか/どんなデータが必要か」といった個々人の考察力を高め、
実用系を考えた設問&解説も![例]
・……前略………中和後に析出するであろう反応生成物を溶解し排出するとき、加水量は●●と求められるが、実際には管内で晶析が起こるおそれがあるため、●●することになる。
・………理想空気量は●●と算出したが、実際の燃焼装置では理想空気量だけでは不完全燃焼になるため、さきほど求めた理想空気量より多い空気量を供給する必要がある。
・化学工学の必要性
・主要単位操作技術の実践的対応
・化学反応装置のスケールアップ
・吸着装置のスケールアップ
・ピンチ解析による省エネルギー など
・化学、石油、半導体、紙パルプ、鉄鋼等のプロセス工業において
装置の運転・合理化・省エネに携わっている技術者
・機械、エレクトロニクス系企業において、化学プロセスの開発(含 溶媒回収)を検討され、工業化にお困りの研究者・技術者
・化学工学を専攻されてこなかった、理工学系専攻研究者・技術者
・化学工学を専攻してきたが実際の適用事例を学び業務に生かしたい技術者・研究者
・化学工業における若手技術者・研究者
・機械、エレクトロニクス系企業担当者 など
演習1.1
303K(30℃)におけるメタノールの粘度は0.51cP,表面張力は2.217×10-3Kg/mである.これらをSI単位に換算せよ.
演習2.9
大気に開放されているタンクから,同じく大気に開放されている5m上方のタンクへ293Kの水43.2m3/hが3B鋼管を通してポンプで送られている.鋼管の全長20m,途中に90°エルボが2個使用されておりポンプ効率が70%のときポンプ所要動力を求めよ.
演習3.17
質量分率0.05のショ糖水溶液8.0t/hを単一蒸発缶を用いて質量分率0.4まで濃縮したい.操作圧力は16kPaとし,加熱用水蒸気には393Kの飽和水蒸気を用いる.原液を293Kで供給するとき,総括伝熱係数UOを1.74kW/(m2・K)とすれば,伝熱面積はいくらになるか.ただし,ショ糖水溶液はRoultの法則に従い,その比熱は3.77 kJ/(kg・K)とする.
演習6.6
内径0.3mの円筒槽に0.45mの深さまで液を入れ,翼径0.1m,翼幅0.03mの6枚羽根タービン翼を毎分300回転の速度で撹拌したテスト結果が良好であった.この結果を実装置10㎥の撹拌槽で同様な結果を出すための撹拌翼の回転数および翼形状をPv=一定の条件にて求む.
演習7.1
A + 2B → 2R:r1
2A + 3R → S : r2
で表される複合反応系で,各成分の反応速度を素反応速度で表せ.
演習7.8
アルミナを担体とした銀触媒上でのエチレンの酸化反応は,主反応(1),副反応(2)
k1
2C2H4 + O2 → 2C2H4O …(1)
k2
1/3C2H4+ O2 → 2/3CO2 + 2/3H2O …(2)
の化学量論式のように進行する.
エチレンの消費速度に対する酸化エチレンの生成速度の割合として選択率の瞬間値Sを定義するとき,
Sを素反応速度定数k1,k2で表せ.
※各解答は講義テキストに記載
講師 |
平田技術士・労働安全コンサルタント事務所 代表 平田 賢太郎 氏 ※元・三菱化学(株)
【ご専門】
化学工学(反応工学、分離工学、プロセスシステム工学)、安全工学、省エネルギー
三菱化学(株)にて、化学工学設計解析プログラムの開発・適用、必須アミノ酸の工業化プロセス開発、エチレンプラント等工場の省エネルギー、プラント安全確保の技術的対応に従事。38年後、独立。
化学工業、石油精製プロセス工業の省エネルギー、反応器スケールアップ支援、工場の安全確保支援、化学物質規制対応支援、化学工学レクチュアーを手がけ、現在に至る。
セミナー趣旨 |
化学工学は実験室での(化学反応)実験結果を基に、対象化学品を工業的に大量生産するための装置はどうあるべきかを決定するための学問体系であります。よく計算が複雑、厄介でとっつき難いと云われます。
最近では計算プログラムが整備され、入力すれば結果が得られますが、その評価ができる人は少ないです。
これらの問題点に応えるべく、本セミナーでは特に実際の研究・生産現場での活用を念頭におき、実践単位換算・化学工学基礎・主要単位操作・反応工学・プロセスシステム工学に亘る範囲について、理論・演習および演者の経験してきた研究開発・製造現場における化学工学適用の実践事例を交え、初級者にもわかりやすく解説します。
講義・演習を通しこれらに触れることにより、化学工学の視点から、出くわす問題点を抽出し課題解決策を講じることを可能とします。
セミナー講演内容 |
※詳細・お申込みは上記
「お申し込みはこちらから」(遷移先WEBサイト)よりご確認ください。
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