イベント名 | フィラーの表面処理と樹脂への複合化・分散技術 |
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開催期間 |
2025年06月18日(水)
10:30~16:30 【アーカイブの視聴期間】 視聴期間:終了翌営業日から7日間[6/19~6/25中]を予定 ※見逃し配信は原則として編集は行いません ※視聴準備が整い次第、担当から視聴開始のメールご連絡をいたします。 (開催終了後にマイページでご案内するZoomの録画視聴用リンクからご視聴いただきます) ※会社・自宅にいながら受講可能です※ |
会場名 | 【ZoomによるLive配信セミナー】アーカイブ(見逃し)配信付き |
会場の住所 | オンライン |
お申し込み期限日 | 2025年06月18日(水)10時 |
お申し込み受付人数 | 30 名様 |
お申し込み |
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フィラーの表面処理と樹脂への複合化・分散技術
~カップリング剤の活用法と最適処理、混練・添加順序の影響や材料設計までを解説~
★アーカイブのみの視聴も可能です!(視聴期間:6/19~6/25)
「樹脂とフィラーを複合化する際、思い通りの分散や機能が得られない…」
「どのカップリング剤を選べばいいのか?」「混錬順序で性能が変わるのはなぜか?」
そのような課題を抱える技術者に向けて、
本セミナーではフィラーの基礎特性からカップリング剤の効果的な使用法、
混合・分散技術までを丁寧に解説します。
シラン剤・チタネート剤など各種カップリング剤の特性や処理順序、樹脂への混合方法、分散性評価(顕微鏡・X線・レオロジー等)など、実務に直結する知識が満載です。さらに、耐衝撃性・熱伝導性の設計事例やクレーム対策、統計的な特性予測手法についても紹介します。
【得られる知識】
・フィラーの基礎と特性評価 ・カップリング剤の最適処理 ・フィラーと樹脂の最適混合
・クレーム対策 ・統計処理技術の応用 【対象】
・フィラーを取り扱う技術者全般
・薬品、フィラー、カップリング処理における安全性の理解(予備知識) 【キーワード】 フィラー、分散不良・凝集塊、シランカップリング剤、チタネートカップリング剤、混練順序・添加順序、フィラーの分散状態評価、多変量解析 |
【Live配信受講者 限定特典のご案内】
当日ご参加いただいたLive(Zoom)配信受講者限定で、特典(無料)として
「アーカイブ配信」の閲覧権が付与されます。
オンライン講習特有の回線トラブルや聞き逃し、振り返り学習にぜひ活用ください。 |
講師 |
一般社団法人倉敷ファッションセンター 倉敷市繊維技術センター 工学博士 光石 一太 氏
[専門]
高分子材料 界面化学 フィラー特性 統計解析
[経歴・役職]
一般社団法人日本繊維機械学会中国支部 副支部長
一般社団法人日本繊維製品消費科学会 中国・四国支部 常任理事
元岡山県工業技術センター 勤務(高分子複合材料、フィラー特性評価)
元一般社団法人プラスチック成形加工学会 実行委員
元フィラー研究会 実行委員
セミナー趣旨 |
フィラーを樹脂に混合する際の知識と現場的な処方テクニックの習得が可能です。フィラーの基礎特性を評価すると共に、フィラーと樹脂との最適な配合設計を達成するためのカップリング剤の使用法(種類、添加量、添加方法、組合せ、処理順序、新規な開発品)を明らかにし、材料設計とクレーム対策を行います。なかでも、具体的な検討事例を多数網羅して、様々なケースへの対応を想定しています。さらに、フィラー分散評価を提示し、複合材料特性との関連性を求め、最適なカップリング処方を解説します。
セミナー講演内容 |
1.フィラーの基礎
1.1 複合材料作製における関連要因
1.2 フィラーの種類と機能発現
1.3 フィラー表面の水(フィラー凝集、混練性、加工条件への影響)
2.フィラー特性評価
2.1 粒度分布、表面張力、ζ電位、湿潤熱の概要と測定例
2.1 板状フィラーの効能
3.カップリング剤の種類と効能
3.1 フィラーの前処理
3.2 カップリング剤の種類(シラン剤、チタネート剤、アルミネート剤、脂肪酸系、リン酸系など)
3.3 シラン剤使用時の最適な手順(溶媒、pH、添加量、安定性、処理手順など)
3.4 シラン剤の分子量の影響
3.5 チタネート剤の特徴(疎水性、親水性)
3.6 フィラー表面の酸性度とシラン剤の反応性
3.7 表面処理が困難なフィラー対策(窒化アルミニウム、酸化マグネシウム)
3.8 フィラーの乾燥方法
3.9 表面処理法の違いによるフィラー表面の疎水化(脂肪酸処理)
3.10 スプレードライ法の利用
3.11 金属不純物の影響(熱老化、変色)
3.12 カップリング剤の樹脂への塗布
3.13 新規なカップリング剤(シラン剤、チタネート剤)
4.フィラーと樹脂の混合方法
4.1 樹脂粘度の影響
4.2 混合方法の違いと機能発現(熱伝導率)
4.3 混錬順序の影響(樹脂、フィラー種類、添加剤など)
4.4 マスターバッチの有効性
4.5 カップリング剤の添加順序
5.フィラーの分散性評価
5.1 顕微鏡的手法
5.2 X線的手法
5.3 音響学的手法
5.4 レオロジ―・色彩学的手法
6.耐衝撃性に優れたPP系材料の設計指針(混練性、フィラー特性、樹脂特性)
7.熱伝導性に及ぼすフィラー効果
8.統計的手法を用いた最適なPP/炭酸カルシウム系の特性予測
9.まとめ
□質疑応答□
※詳細・お申込みは上記
「お申し込みはこちらから」(遷移先WEBサイト)よりご確認ください。
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