イベント名 | 自社保有技術・コア技術をベースとした 革新的テーマ(製品アイデア)の創出活動 |
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開催期間 |
2025年06月26日(木)
10:30~16:30 【アーカイブの視聴期間】 2025年6月27日(金)~7月3日(木) 繰り返しの視聴可能です。 ※会社・自宅にいながら受講可能です※ |
会場名 | 【ZoomによるLive配信セミナー】アーカイブ(見逃し)配信付き |
会場の住所 | オンライン |
お申し込み期限日 | 2025年06月26日(木)10時 |
お申し込み受付人数 | 30 名様 |
お申し込み |
|
自社保有技術・コア技術をベースとした
革新的テーマ(製品アイデア)の創出活動
~自社が保有する技術で何ができるか
技術機能展開法を利用したテーマ創出活動とその全体体系~
自社が保有する技術・コア技術をベースに市場、顧客に何をもたらせるのか
既存技術を活性化し、市場を特定し、ニーズや用途を探索し、
思いもよらない新たな市場・需要・用途を生み出し、市場と顧客に価値を、
自社コア技術をベース・起点にしたテーマ創出活動の全貌
・技術機能展開法を使ったテーマ創出活動の全体体系
・テーマ創出の実際の活動
-テーマ創出において、自社技術活用をお考えの方
-製品アイデア創出法に、ご関心のある方
-コア技術戦略の策定を検討されている方 など
【Live配信受講者 限定特典のご案内】
当日ご参加いただいたLive(Zoom)配信受講者限定で、特典(無料)として
「アーカイブ配信」の閲覧権が付与されます。
オンライン講習特有の回線トラブルや聞き逃し、振り返り学習にぜひ活用ください。 |
講師 |
ベクター・コンサルティング(株) 代表取締役 浪江 一公 氏
【講師紹介】
セミナー趣旨 |
革新的製品アイデア創出において、多くの企業の方々に 関心を持たれているのが、自社が保有する技術をベースとした製品アイデアの創出です。しかしながら、多くの場合、自社の技術をベースとした製品アイデアの創出では、対象となる市場が特定されず、そのため思考の対象となる市場は、ほぼ無限に拡散し、そのため良いアイデアを見つけることが難しいという、基本的な問題を抱えています。この問題を払拭し、自社保有技術に基づき製品アイデアを創出するには、自社が保有する技術で何ができるか?すなわちその技術で実現できる『機能』に展開することが有効です。また同時にその際、一つの『機能』にだけではなく、その技術で実現できる・できそうな『機能』をありったけ数多く創出することで、発想製品アイデア数を拡大します。それが、技術機能展開法です。
本セミナーでは、どう自社コア技術をベースとして製品アイデア創出を行うかについて、その実現を阻む上記課題を含む複数の課題を挙げ、その解決の方策を踏まえながら紹介し、プロジェクトの進め方を具体的に議論していきます。
セミナー講演内容 |
1.技術機能展開法を使ったテーマ創出とは
1.1 自社技術を活用しての製品アイデア創出ニーズの存在
1.2 「技術をしゃぶり尽くす」必要性
1.3 既存技術を他用途に展開した例(活版印刷、富士フイルム、ナガオカ、NBCメッシュテック)
1.4 自社技術の用途を見つけることの難しさ
1.5 自社技術で実現できる機能を明らかにする
1.6 技術機能展開図のイメージ(一つの技術を多数の機能に展開)
1.7 技術機能展開法の背景の2つの概念
1.7.1 技術を機能で表現する
1.7.2 発想法としてのMECE(もれなく、だぶりなく)
2.革新的テーマ(製品アイデア)創出の基本フレームワーク
2.1 ドリルメーカーは顧客に何を売っているか?
2.2 企業が提供しているのは顧客価値
2.3 革新的テーマの定義
2.4 革新的テーマ創出のための「新結合」(スパーク)
2.5 スパークのための2つの原料(市場知識と技術知識)
2.6 技術で実現できる「機能」と「顧客価値」の関係
3.技術機能展開法の全体のプロセス
3.1 技術機能展開法を使った製品アイデアの創出のための7つのステップ
3.2 本プロジェクトの対象と前提
-本気になれる市場(自社事業ドメイン)を対象とする(それができなかった例:花王のフロッピーディスク)
-コア技術の定義
4.ステップ0:目的の共有
4.1 なぜ目的の共有が必要か?
4.2 メンバーのエネルギーレベルを高める
4.3 目的の共有の方法
5.ステップ1:対象市場の設定
5.1 「ある程度」の市場知識の必要性。ただし、あまり工数を掛けない。
5.2 「ステップ1:対象市場の設定」の構成タスク
5.3 タスク1:事業ドメインの対象市場への展開
5.4 タスク2:対象市場の評価・選定(評価軸の議論含む)
5.5 タスク3:対象市場のサブ市場への分解
6.ステップ2:対象市場のプロファイリング
6.1 プロファイリングの対象:3Cの内Customersのみ
-Competition(競合)は敢て考慮しない
-Company(自社)の強みも考えない
6.2 プロファイリングの目的:どのような顧客価値提供機会が「ありそうか」を広く考えてみる
→かちかちの「頭を耕す」ことで頭を柔らかくする
6.3 「広く考えて見る」→顧客価値拡大モデル:VACES
6.4 市場のプロファイリング
-市場ニーズを妄想し、数多く創出する
-ただし、この作業には、あまり工数を掛けない
7.ステップ3:対象コア技術の選定
7.1 コア技術とは
-コア技術とはある程度の領域をカバーする
-コア技術とは未来に向かって考えるもの
7.2 コア技術設定の企業事例(3M、クレハ、富士フイルム)
7.3 コア技術の設定の構成タスク
7.4 コア技術の設定の考え方:3つの選定軸
7.5 コア技術設定は過度に分析的に考えない
7.6 対象コア技術の選定
8.ステップ4:対象コア技術の機能への展開
8.1 コア技術の機能への展開の目的
-1つの技術を数多くの機能に展開する。それによりスパークを起こしやすくする
8.2 機能を複数部分に分割して表現する
8.3 1つの組み合わせからMECEを使って発想
8.4 対象とする技術とそのレベル:コア技術
8.5 機能の表現の構成要素
-「何を使って」
-「何に対し」
-「何をする」
-「その結果どうなる」
8.6 「下方展開」、「上方展開」、「横展開」で網羅的な技術機能展開図を作成
8.7 8つの重要なポイント
-MECEは発想法として利用する(思考の整理法ではない)
-特に「上方展開」を重要視する
-「妄想する」
-ピラミッド構造の「思考」を決しておろそかにしない
-頭が千切れる程考える
-言語化をきちんとおこなう
-「何を使って」・「何に対し」もおおいに発想に活用する
-記述場所はある程度フレキシブルで良い
8.8 技術機能展開のコア技術の設定とその他の意味
9.ステップ5:製品アイデアの創出
9.1 「ステップ5:製品アイデア創出」の構成タスク
9.2 発散と収束を繰り返す
9.3 隣接可能性(「近くにあれば見える」)を活用する
9.4 事前作業:「良い製品アイデアとは」の定義の共有
-アイデア発想段階では「実現性」は過度に重視しない
9.5 タスク1:製品アイデア『発想』
-ブレーンストーミングを効果的に行うには
-アイデア発想ミーティングの効果的運営法
9.6 タスク2:製品アイデアの『進化・集約』
9.7 タスク3:製品アイデアの『評価・選択』
-評価前提情報が無い中での評価・選択上の工夫:投票と特異点の説明
-革新的テーマが選ばれる工夫
9.8 タスク4:製品アイデアの『まとめ』
9.9 タスク5~7:発散→収束:2次の活動
10.ステップ6:技術への展開
10.1 中核技術への展開
10.2 中核技術実現技術オプションを広く考える
-Value Graph
-発想の起点のコア技術が最適技術とは限らない
10.3 対象「中核技術実現技術オプション」の選択
-どのような評価軸を使うか?
11.注意点、その後の作業およびプロジェクトの進め方
-その後の作業としてのステージゲート・プロセスの利用
12.最後に
質疑応答
※詳細・お申込みは上記
「お申し込みはこちらから」(遷移先WEBサイト)よりご確認ください。
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