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イベント

10/31 湿式洗浄技術の基礎と プロセス最適化の総合知識

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イベント名 湿式洗浄技術の基礎と プロセス最適化の総合知識
開催期間 2025年10月31日(金) ~ 2025年11月17日(月)
【ライブ配信】2025年10月31日(金)10:30~16:30
【アーカイブ配信】2025年11月17日(月)まで受付
(視聴期間:11/17~12/1)
※会社・自宅にいながら受講可能です※

【配布資料】
製本資料
(開催日または視聴開始日の4、5日前に発送予定)
※ライブ配信受講を開催まで4営業日~前日にお申込みの場合、セミナー資料の到着が、開講日に間に合わない可能性がありますこと、ご了承下さい。
※DLVOエクセルソフトは事前にS&T会員のマイページからダウンロードいただけます
会場名 【Live配信(Zoom使用)受講】もしくは【アーカイブ配信受講】
会場の住所 オンライン
お申し込み期限日 2025年11月17日(月)16時
お申し込み受付人数 30  名様
お申し込み

湿式洗浄技術の基礎と
プロセス最適化の総合知識

~湿式洗浄のメカニズムの理解、理論&実践と洗浄品質向上、洗浄不良対策~

 

受講可能な形式:【ライブ配信】or【アーカイブ配信】のみ
 
【オンライン配信】
ライブ配信(Zoom) ►受講方法・接続確認(申込み前に必ずご確認ください)
アーカイブ配信 ►受講方法・視聴環境確認(申込み前に必ずご確認ください)

 
湿式洗浄のメカニズムの理解と応用
洗浄液は種々の汚れに対しどのように使い分けるのか
洗浄不良の原因と陥りがちな悪い行動例を含めた対処方法

シミュレーション、ハンセン溶解度パラメーターを用いた洗浄液の選定と
洗浄液の評価や改善方法
洗浄品質を上げるための超音波洗浄の強化方法

その場しのぎではない、洗浄プロセスの確立と目的に合った洗浄度の実現と
不良・トラブル対策を目指して

汚れ、基材、洗浄液と洗浄装置の関係を良好にして、
洗浄不良の対策・防止、高品質洗浄プロセスを構築しよう
  
 講師

 

エステックC合同会社 代表 鈴木 克己 氏

 

 セミナー趣旨

 

 本セミナーでは、湿式洗浄のメカニズムを理解するとともにそれを応用して実際の洗浄品質向上につなげられるようになることを目的としています。主な内容ですが、まず湿式洗浄の基本である「5つの基本工程と3つの分離メカニズム」を説明します。洗浄工程を考える時の標準になるものです。洗浄品質が良くない時はこの基本工程のどれかに問題があることになります。次に「水系、準水系、非水系洗浄液」については単に洗浄液種類の羅列ではなく、種々の汚れに対しどのように使い分けるのかの方法を説明いたします。また「超音波洗浄」とはそもそもなぜ必要なのか、なぜその周波数で洗浄するのか等、メカニズムを説明いたします。超音波洗浄では使う洗浄液の性質や製品形状で洗浄性が変わることがあるので注意が必要です。

 

「洗浄不良と対策」では、実際にあった洗浄不良の原因と対策例、陥りがちな悪い行動例を含めながら、対処方法の基本を説明します。「高品質洗浄への取り組み」では、上述の洗浄メカニズムをどのように実洗浄で応用するのかを説明いたします。貴社製品材料の表面張力データの取得方法や、それを用いた汚れの分離エネルギー計算、DLVO再付着防止シミュレーション(エクセルソフトは事前配布します)、およびハンセン溶解度パラメーターを用いた洗浄液の選定を説明します。これらにより洗浄液の評価や改善方法がわかるようになります。またさらに品質を上げるための超音波洗浄の強化方法についても説明いたします。

 

 セミナー講演内容

 

1.洗浄の基礎
 1.1 洗浄とは
 1.2 洗浄工程の組み立てイメージ
 1.3 市販洗浄液の例

2.湿式洗浄の除去メカニズム
 2.1 5つの基本工程と3つの分離メカニズム
  2.1.1 濡れ
  2.1.2 分離
   ・剥離、エッチング
   ・溶解
   ・分解
  2.1.3 再付着防止・分散
  2.1.4 排出(リンス)
  2.1.5 乾燥
 2.2 水系洗浄
  2.2.1 洗浄剤について
   ・界面活性剤と酸、アルカリの働き
   ・DLVO理論による汚れ再付着防止
   ・電位 - pH図 応用によるエッチング剥離
  2.2.2 排出(リンス)
   ・PIV応用による排出効率向上
  2.2.3 乾燥、除電
 2.3 準水系洗浄、非水系洗浄、エマルジョン洗浄
  2.3.1 洗浄剤について
   ・ハンセン溶解度パラメーター応用による洗浄溶剤選定
  2.3.2 排出(リンス)
  2.3.3 乾燥、除電
 2.4 洗浄液の選定方法
 2.5 市販洗浄液選定方法の例

3.湿式洗浄装置、治具
 3.1 洗浄装置
  3.1.1 バッチ式装置の構成 
  3.1.2 装置検討時の注意点
 3.2 超音波(メガソニック)
  3.2.1 超音波洗浄メカニズム
  3.2.2 周波数と槽深さの関係
  3.2.3 異物大きさと周波数の目安
  3.3 その他の機械力印加洗浄
  3.3.1 スクラブ洗浄
  3.3.2 ジェットスプレー洗浄
  3.3.3 二流体シャワー洗浄
 3.4 洗浄装置の選定方法
 3.5 治具    
  3.5.1 治具の種類
  3.5.2 使用時の注意点(超音波、乾燥等)

4.洗浄不良と対策
 4.1 洗浄液選定起因の不良
 4.2 アルカリ洗浄液管理起因の不良
 4.3 同一洗浄液での異材質混合流動起因の不良
 4.4 純水バクテリア起因の不良
 4.5 超音波ダメージ起因の不良
 4.6 現場での不良原因確認と対応方法
  4.6.1 陥りがちな悪い対応例 
  4.6.2 良い対応例  

5.高品質洗浄への取り組み
 5.1 洗浄基本工程の評価と改善(濡れ、分離、再付着防止について)
  5.1.1 未知の材料の表面張力の求め方
  5.1.2 剥離エネルギーの求め方
  5.1.3 DLVO再付着防止シミュレーション(エクセルソフトは事前配布します)
  5.1.4 ハンセン溶解度パラメーターによる洗浄液選定の例
 5.2 超音波洗浄の改善
  5.2.1 溶存空気濃度
  5.2.2 ウルトラファインバブル添加 
  5.2.3 超音波槽内の流れ

質疑応答

※詳細・お申込みは上記

「お申し込みはこちらから」(遷移先WEBサイト)よりご確認ください。

 

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