事例
■概要
熱分析は材料に温度を印加し、材料特性(融点、ガラス転移点、反応温度、熱重量変化)を調べることが可能です。
それらの熱特性を評価することにより、樹脂の物性を知り、不良の改善に役立てることができます。
■特長
1.温度コントロール
1℃ステップで温度コントロールが可能です。
昇温温度をコントロールして測定が可能です。
2.熱重量測定
0.001mg精度での重量変化を測定可能です。
3.雰囲気ガス
窒素、酸素雰囲気下を用途に合わせて選択し、測定可能です。
また、雰囲気を窒素から酸素に変えて測定することで樹脂量、カーボン量の
測定が可能になります
■分析原理
DTA(Differential thermal analysis:示差熱分析)とは、試料とリファレンス(分析温度範囲で変化のない試料)間の温度差(熱電流)をプロットし、試料に変化が生じる温度の測定を行います。
同時に重量変化も測定可能であり、熱重量の変化も測定できます。
■設備紹介
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