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事例

【新規導入】ラマン分光光度計を用いた、サンプルの分子構造や結晶性に関する調査が可能になりました。

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自動車 試験・分析・測定 家電・AV

■ラマン散乱分光法とは

物質にレーザなどの単色光を照射すると入射光と同じ波長の光(レイリー散乱)以外にラマン散乱光と呼ばれる光が出てきます。
このラマン散乱光を検出することで分子構造や結晶性に関する情報が得られます。

 

 

■特徴

・サンプルサイズは1μmの範囲までの微小な材料の分析が可能
・サンプルが固体、液体、気体のいずれにも対応可能でサンプルの状態を選ばない測定が可能
・レーザの集光したピンポイントの情報を取得できるためレーザ光が透過する材料越しに非破壊・非接触での測定が可能

 

■測定対象

・有機材料 (プラスチック、ゴム、樹脂など)
・炭素材料
・半導体材料 (Si,SiC,GaN)
・無機材料 (顔料、めっきの腐食生成物など)
・複合材料 (塗料など)

 

■分析用途

・異物分析
・埋没異物の分析
・断面試料の分析
・応力測定 (Si,SiC,GaN)

 

■設備紹介

レーザラマン分光光度計日本分光製NRS-5500
搭載対物レンズ:x5倍、x10倍、x20倍、x50倍、長作動x50倍、x100倍
空間分解能:XY:~1 μm 、Z:~1 μm
波数分解能:14.0~0.9 cm-1 
サンプルサイズ:高さ70 mmまで
測定波数範囲:50~8000 cm-1
搭載レーザ:532nm、633 nm
グレーティング:400gr/mm、600gr/mm、1800gr/mm、3000gr/mm
 
※測定時にレーザを照射するため熱による損傷の可能性があります。
※材質によっては、強い蛍光が発生しラマンスペクトルの取得が不可能な場合があります。

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