12/15 有機EOポリマーの基礎と 超高速光制御デバイス・表示デバイスへの応用
イベント名 | 有機EOポリマーの基礎と 超高速光制御デバイス・表示デバイスへの応用 |
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開催期間 |
2023年12月15日(金)
13:00~16:30 ※会社・自宅にいながら受講可能です※ |
会場名 | Live配信セミナー(リアルタイム配信) |
会場の住所 | 東京都 |
お申し込み期限日 | 2023年12月15日(金)13時 |
お申し込み受付人数 | 30 名様 |
お申し込み |
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有機EOポリマーの基礎と
超高速光制御デバイス・表示デバイスへの応用
受講可能な形式:【Live配信】のみ
本セミナーでは、有機EOポリマーの基本特性や設計指針、評価技術などについて解説するとともに、光制御デバイスや表示デバイスへの応用例を紹介し、デバイス化の指針を示す。
・有機EOポリマーの特徴の理解とそれを活かしたデバイス化の指針
・Beyond 5Gの超高速光通信に向けて、光変調器や光インターコネクト、空間光通信などの超高速化に関心があるデバイスメーカーの開発部門の技術者や研究者
・裸眼3Dディスプレイやスマートグラスなどの次世代表示デバイスの開発に関心がある企業の開発部門の技術者や研究者
・LiDARや3Dカメラなどの測距デバイスの高速化、小型化などに関心がある企業の開発部門の技術者や研究者
講師 |
(国研)情報通信研究機構 未来ICT研究所 上席エキスパート / ナノ機能集積ICT研究室室長(兼務) 大友 明 氏
<学歴>
1984年 3月 東北大学工学部応用物理学科卒業
1995年12月 University of Central Florida、College of Engineering、大学院博士課程終了(Ph.D. Optical Science and Engineering)
<職歴・研究歴>
1984年4月より昭和電工株式会社精密機器研究所にて、医療機器の研究開発に従事。1990年9月よりCenter for Research in Electro-Optics and Lasers (CREOL) /University of Central Florida(米国)にて、有機EOポリマーデバイスの研究を開始。1996年6月より情報通信研究機構にて、有機分子フォトニクスやナノフォトニクスを光制御技術に応用する研究に従事。
趣旨 |
Beyond 5G(B5G)では、5Gの10倍以上の高速化と1/100の省電力化が光通信システムに求められる。また、テラヘルツ領域(0.1-10 THz)に達する無線信号を光信号に直接変換する技術が必要になる。これらを実現するためのキーデバイスが電気光学(EO)効果を用いた光変調器や光フェーズドアレイなどの光制御デバイスである。さらに、B5Gのプラットフォームを活用したVR/ARなどのユーザーインターフェースとなる、3Dディスプレイやスマートグラスなどの新しい表示デバイスの実現も期待されている。
光制御デバイスの高速化と省電力化はトレードオフの関係にあり、既存技術の延長では実現が難しい。有機EOポリマーは、大きなEO効果を示し光変調器の性能指数がニオブ酸リチウムなどの既存材料を上回るとともに誘電率が低く、超高速化と省電力化のブレークスルーが期待できる。また、テラヘルツ領域において吸収係数が比較的小さく、高効率なテラヘルツ変調器の実現も期待できる。また、スピンコートにより成膜が可能で薄膜化が容易であることや、シリコンフォトニクスとのハイブリッド化が可能であるなどの加工性にも優れている。しかし、B5Gで求められる性能を実現するためには、EO効果や耐熱性の更なる向上が求められている。
本セミナーでは、有機EOポリマーの性能向上のための基礎知識として基本特性や設計指針、評価技術などについて論じるとともに、超高速光変調器や光フェーズドアレイなどの具体的な光制御デバイスや表示デバイスへの応用例を紹介し、デバイス化の指針を示す。
プログラム |
1.はじめに
1.1 電気光学(EO)効果とその応用
1.2 有機EOポリマーの特徴
1.3 有機EOポリマーの応用と市場
2.有機EOポリマーの高性能化
2.1 有機EOポリマーの設計指針
2.2 有機EOポリマーの評価方法
2.3 光通信波長帯での高性能化
2.4 動作波長の短波長化
3.有機EOポリマーのデバイス応用
3.1 シリコンハイブリッド小型超高速光変調器
3.2 超高速光フェーズドアレイ
3.3 テラヘルツ無線-光信号変換
3.4 高効率広帯域電界検出
□ 質疑応答 □
※詳細・お申込みは上記
「お申し込みはこちらから」(遷移先WEBサイト)よりご確認ください。
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