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3/26,4/16 電子機器における防水設計の基礎と実践技術・テクニック  2か月連続セミナー

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電気・電子・半導体・通信 光学・照明・表示デバイス  / 2025年02月27日 /  電子・半導体 光学機器
イベント名 電子機器における防水設計の基礎と実践技術・テクニック  2か月連続セミナー
開催期間 2025年03月26日(水) ~ 2025年04月16日(水)
【初級+中級編】2025年3月26日(水)10:30~16:30
【上級編】2025年4月16日(水)13:00~16:30
■アーカイブ配信について
 視聴期間:終了翌営業日から7日間を予定
※アーカイブは原則として編集は行いません
※終了翌営業日の午前中には、マイページに視聴リンクを設定します。
※会社・自宅にいながら受講可能です※
会場名 【ZoomによるLive配信セミナー】アーカイブ(見逃し)配信付き
会場の住所 オンライン
お申し込み期限日 2025年03月26日(水)10時
お申し込み受付人数 30  名様
お申し込み

電子機器における防水設計の基礎と実践技術・テクニック 
2か月連続セミナー

~防水設計に必要な基礎知識と実践的な設計手法・テクニックを学ぶ2回講座~
【初級+中級編:3/26】  【上級編:4/16】

 

受講可能な形式:【Live配信(アーカイブ配信付)】のみ

防水設計の基本から高度なテクニックまでを学べる2か月連続セミナーです。

【初級編+中級編】
では、
​防水規格・防水設計の基礎、機器の小型化・軽量化と防水構造の両立、防水設計に伴い必要となる放熱設計、防水計算とCAEによる防水設計、エアリーク試験、最新防水技術など、製品ごとの防水規格に適した設計ができるようになるための防水設計の基本と実践手法を解説します。

【上級編】では、
防水構造における詳細設計手法、ゲル防水、CAEを活用した高度のテクニック、試作評価で発生する浸水やエアリークテストでNGになった場合等の不具合の解決方法など、講師がこれまでの経験から得たコツや裏技的なテクニックを解説します。
 
どちらか一方の申し込みも可能です。
【1日目】のみを受講希望の方はこちら⇒『≪防水設計:初級+中級編≫電子機器における防水設計の基礎と実践技術・不具合対策
【2日目】のみを受講希望の方はこちら⇒『≪防水設計:上級編≫電子機器における防水設計の実践テクニック
 
【得られる知識】
・防水設計
・最新防水技術
・防水開発プロセス
 
【対象】
・若手設計者、構造設計既に手がけている設計者
・防水構造にお悩みの設計者
・会社として防水構造をしっかり構築したいマネージャー
 
【Live配信受講者 限定特典のご案内】
当日ご参加いただいたLive(Zoom)配信受講者限定で、特典(無料)として
「アーカイブ配信」の閲覧権が付与されます。
オンライン講習特有の回線トラブルや聞き逃し、振り返り学習にぜひ活用ください。 

 

講師

 

神上コーポレーション株式会社 代表取締役  鈴木 崇司 氏


専門:機構設計、材料/構造アナリスト


2002年~2014年 富士通株式会社
 モバイルフォン事業部 機種開発チーム、CAE共通チーム、組立(VPS)共通チーム
2014年~2018年 共同技研化学株式会社
 技術開発次長、品質管理次長、ラジカルプロダクト部(技術営業)次長
2018年~神上コーポレーション株式会社 代表取締役CEO
2022年~合同会社Gallop CTO兼務


HP:https://kohgami.co.jp/

 

セミナー趣旨

 

 スマートフォンを中心とした電子機器への防水機能の付与は、一般的に広まっています。この取り組みにより、電子基板の保護や故障率の低下などが実現され、製品の品質と信頼性が向上しています。防水規格と試験は製品ごとに異なりますが、防水構造の基本を習得することで、それぞれの防水規格に適した設計が可能になります。


 現在、IoT/ICT機器が身の回りで増加しています。スマートフォンも技術が成熟し、防水技術に挑戦してきた結果、全機種が防水対応となりました。今後はあらゆる電子機器が防水構造を備えることが予想されます。そのために、皆様の部署においては、確固たる防水設計の知識を築いていくことが重要です。


 1日目の初級+中級編では、スマートフォンにおける防水設計確立経験に基づき、防水規格、技術の基礎から始まり、機器の軽薄短小の実現かつ防水構造の確立、そして事例やスマートフォンだけではなく様々な防水技術情報についてまで幅広い内容にて説明させていただきます。


 2日目の上級編では、止水部品の寸法決定、筐体等における防水設計の各部寸法、仕様の注意点、防水方法の選定やそのプロセスなどを詳しく解説します。特に、構造的に困った部位に対する対処法の一つである「ゲル防水」を説明します。また、試作評価時に発生する浸水やエアリークでNGになった場合の対処方法例も紹介します。防水設計の詳細設計に焦点を当て、特にCAEを活用した実践的なテクニックを紹介します。

 

セミナー講演内容

 

1日目:≪防水設計:初級+中級編≫電子機器における防水設計の基礎と実践技術・不具合対策

1.電子機器と防水規格
 1.1 電子機器と防水性
 1.2 防水規格(防塵規格)
 1.3 防水規格別の製品群
 1.4 防水規格別の試験設備
 1.5 防水規格を得るには
 
2.電子機器の防水構造設計の検討方法
 2.1 筐体設計
 2.2 キャップ・カバー設計
 2.3 防水膜・音響部
 2.4 スイッチ
 2.5 防水モジュール(USB、スピーカーなど)
 
3.止水部品の設計
 3.1 ガスケット、パッキン(一体型、ゲル使用)
 3.2 Oリング(参照値と実使用)
 3.3 防水両面テープ・接着剤
 3.4 防水ネジ
 
4.防水筐体の放熱設計
 4.1 なぜ放熱を考えるのか(密閉筐体による放熱特性の低下など)
 4.2 放熱の3形態と熱伝導
 4.3 低温火傷を回避するコツ
 4.4 放熱材料の種類と選択方法
 4.5 費用対効果を考慮した放熱設計
 
5.防水計算とCAEを用いた防水設計
 5.1 ガスケット・パッキン止水と隙間の確認
 5.2 両面テープ 濡れ性
 5.3 スイッチの押し感(クリアランス⇔干渉)
 5.4 放熱シミュレーション
 
6.エアリーク試験の設定と対策方法
 6.1 エアリークテストの原理と測定方式(JIS Z 2330:2012)
 6.2 エアリークテストの方法と閾値設定の考え方
 6.3 エアリークの原因解明と対策実施例
 6.4 エアリーク試験機の種類と代表的な機器
 
7.防水設計の不具合例と対策
 7.1 ガスケット設計と外観不具合
 7.2 防水テープクリープ現象
 7.3 防水膜のビビリ音
 7.4 防水キャップ/カバーの操作感度
 
8.  技術紹介・まとめ​
 8.1 TOM​
 8.2 撥水コーティング、ポッティング​
 8.3 防水テープ
 8.4 防水膜
 8.5 防水ネジ
 8.6 TRI SYSTEM(筐体接合技術)
 8.7 設計支援​

 □ 質疑応答 □
 


 

2日目:≪防水設計:上級編≫電子機器における防水設計の実践テクニック


1.防水設計
 1.1 シール溝 ガスケット/パッキン 設計指南
  1.1.1 防水設計:圧縮率/充填率 等
  1.1.2 組立設計:挿入性、位置決め
  1.1.3 その他の影響確認
 1.2 シール面 両面テープ/接着剤/シール材
  1.2.1 防水仕様:テープ設計/接着剤設計
  1.2.2 組立設計:設置、位置決め
  1.2.3 その他の影響確認
 1.3 グロメット防水
 1.4 超テク:ゲル防水
  1.4.1 部品一体型
  1.4.2 フィルム一体型
  1.4.3 ゲル単体
 1.5 その他
  1.5.1 起伏部設計(2.5D)
  1.5.2 異種材インサート成形時の設計
 
2.塗布:シール材/硬化ガスケット、接着
 2.1 シール材/ポッティング
 2.2 熱硬化/UV硬化 ソフトガスケット
 2.3 接着剤

3.不具合事例/解決
 3.1 キャップエアリークNG事例
 3.2 パネル(テープ防水)時の注意点とNG事例
 3.3 Oリング防水の注意点とNG事例
 3.4 シートガスケット時の注意点

4.まとめ

 □ 質疑応答 □

 

※詳細・お申込みは上記

「お申し込みはこちらから」(遷移先WEBサイト)よりご確認ください。

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