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6/10 インクジェット 吐出信頼性向上のためのアプローチ法

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樹脂・ゴム・高分子系複合材料 粉体・微粒子・分散技術  / 2025年04月25日 /  産業機械機器 化学・樹脂
イベント名 インクジェット 吐出信頼性向上のためのアプローチ法
開催期間 2025年06月10日(火)
13:00~16:30
【アーカイブの視聴期間】
視聴期間:6月11日(水)PM~6月17日(火)の7日間
※アーカイブは原則として編集は行いません
※視聴準備が整い次第、担当から視聴開始のメールご連絡をいたします。
(開催終了後にマイページでご案内するZoomの録画視聴用リンクからご視聴いただきます)
※会社・自宅にいながら受講可能です※
会場名 【ZoomによるLive配信セミナー】アーカイブ(見逃し)配信付き
会場の住所 オンライン
お申し込み期限日 2025年06月10日(火)13時
お申し込み受付人数 30  名様
お申し込み

インクジェット
吐出信頼性向上のためのアプローチ法

連続・間欠吐出での吐出不良 長期放置による目詰まり 

気泡による吐出不良 圧力変動による不具合 
沈降性や再分散性改善、インク浸漬部材劣化と対応、吐出安定性とインク特性変化 etc.

 

受講可能な形式:【Live配信(アーカイブ配信付)】のみ

初期的には問題が無いように見えても、
経年することで生じる吐出の不具合・トラブルにお困りではないですか?

産業用で安定して求められる、高い信頼性の確保に、経時のマッチング品質の確保に向けて、
論文・特許などの文献情報などをもとに解決にむけた種々のアプローチ法を
紹介していきます。
 
【対象】
インクジェット用インク開発およびインクジェットヘッド・システムの開発のご担当者

【Live配信受講者 限定特典のご案内】
当日ご参加いただいたLive(Zoom)配信受講者限定で、特典(無料)として
「アーカイブ配信」の閲覧権が付与されます。
オンライン講習特有の回線トラブルや聞き逃し、振り返り学習にぜひ活用ください。 

 

講師

 

FUTURE I WORKS(合) 代表 インクジェット技術アドバイザー 永井 希世文 氏
【専門】錯体化学 インクジェット用材料


1984年東京大学理学系大学院相関理化学専門課程修了。同年(株)リコー入社。画像記録用材料の開発,設計に従事。主としてインクジェット用染料開発および処方設計を担当。2000年より普通紙対応顔料インクの開発リーダーを務める。2012年より産業用インク開発の室長を担当。2014年技師長。2018年11月より再雇用社員、シニアエグゼクティブとして活動。2021年よりリコーフューチャーズビジネスユニット、インクジェット技術のエキスパートとして活動。2023年10月30日をもって退社。同年12月25日FUTUR I WORK合同会社設立。
 
 永井氏も執筆! おすすめ関連書籍   
インクジェットインク技術解説のバイブル、その進歩版として、
インクジェット技術関係者におすすめの1冊。

 

セミナー趣旨

 

 インクジェットでの商用・産業用を進める中で、インク・ヘッドに関する様々な不具合事象に遭遇すると思います。不具合事象がどのような要因から起こるのか、どのような評価方法をすると確認できるのかなどお困りの方も多いかと思います。特に、初期的には吐出特性などが満足であったとしても、産業用ではより高い信頼性が安定してもとめられると思います。ヘッドのインクに浸漬することによる耐久劣化など、経時のマッチング品質の確保が必要となるため、解決のアプローチ方法につながる技術紹介をさせていただきます。

 

セミナー講演内容

 

1.はじめに インクジェット技術概要(簡潔に)

 ・インクジェットヘッド吐出方式
 ・インクジェットインク種
 ・インクジェットシステム構成 など

2.インクジェット不具合事象について
 2.1 評価手法概要
   1) 吐出のマイクロスコープ観察などによる評価装置の概略
 2.2 インクジェットの吐出形状とインク特性 
 2.3 連続、間欠吐出での吐出不良発生
 2.4 長期放置での目詰まり(乾燥、凝集)
 2.5 気泡によるインク吐出不良
 2.6 圧力変動による吐出不良
 2.7 キャリッジでの振動などによる不具合
 2.8 ヘッドの吐出状態と経年劣化、耐久寿命
 2.9 インクジェットプリンター内のインクミスト挙動解析

3.インク特性による吐出劣化と対応技術 
 3.1-1) 沈降性顔料インクの安定吐出 白インクの沈降性改善と再分散性改善
 3.1-2) 沈降性顔料インクの循環ヘッドによる吐出信頼性改善
 3.2 高せん断領域での凝集(フローアグリゲーション)
   1) ナノ無機微粒子のインク構成とフィルター濾過による吐出特性
   2) 樹脂粒子種とせん断流速による凝集
 3.3 循環ヘッドによる乾燥性によるメニスカス増粘対応
     ヘッド内増粘特性と循環 
 3.4 インク浸漬部材劣化と対応技術
   1) 樹脂部材・接着剤
   2) 金属部材 アセチレングリコール系材料の腐食防止
 3.5 吐出安定性に関するインク特性変化
   1) メニスカス近傍での顔料分離と吐出特性
   2) 界面活性剤の分解による表面張力変化と吐出特性
    ・界面活性剤の加水分解と表面張力変化
   3) グリコール系溶剤の劣化と信頼性(サーマルインクジェット)
   4) 顔料の分散安定性と吐出安定性
 3.6 材料特性に関する参考技術紹介
   1) HSPを用いた検討例
    ・樹脂部材の耐溶剤とHSP
    ・顔料分散剤選定とHSP
   2) 電気化学計測
    ・防錆剤の電気化学的評価

4.その他

 □質疑応答□

※詳細は変更となる可能性がございます。

 

※詳細・お申込みは上記

「お申し込みはこちらから」(遷移先WEBサイト)よりご確認ください。

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