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イベント

9/29,10/20 溶解度パラメータ(SP値・HSP値)の基礎および 機能性材料開発のための活用ノウハウ最前線 2ヵ月連続セミナー

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基盤技術・材料共通技術 樹脂・ゴム・高分子系複合材料  / 2025年09月05日 /  化学・樹脂 試験・分析・測定
イベント名 溶解度パラメータ(SP値・HSP値)の基礎および 機能性材料開発のための活用ノウハウ最前線 2ヵ月連続セミナー
開催期間 2025年09月29日(月) ~ 2025年10月31日(金)
【基礎編:Live配信】
2025年9月29日(月)10:30~16:30
【基礎編:アーカイブ配信】
2025年10月9日(木)まで受付
(配信期間:10/9~10/23)
【応用編:Live配信】
2025年10月20日(月)10:30~16:30
【応用編:アーカイブ配信】
2025年10月31日(金) まで受付
(配信期間:10/31~11/14)
※会社・自宅にいながら受講可能です※

【配布資料】
製本テキスト
■Live配信受講:開催日の4、5日前に発送予定
※開催まで4営業日~前日にお申込みの場合、セミナー資料の到着が開講日に間に合わない可能性がありますこと、ご了承ください。Zoom上ではスライド資料は表示されますので、セミナー視聴には差し支えございません。
■アーカイブ配信受講:開催日に発送予定
会場名 【Live配信(Zoom使用)受講】もしくは【アーカイブ配信受講】
会場の住所 オンライン
お申し込み期限日 2025年09月29日(月)10時
お申し込み受付人数 30  名様
お申し込み

溶解度パラメータ(SP値・HSP値)の基礎および
機能性材料開発のための活用ノウハウ最前線
2ヵ月連続セミナー

9月29日(月) 基礎編 /  10月20日(月) 応用編

 

受講可能な形式:【Live配信】or【アーカイブ配信】のみ
 
【オンライン配信】
ZoomによるLive配信 ►受講方法・接続確認(申込み前に必ずご確認ください)
アーカイブ配信 ►受講方法・視聴環境確認(申込み前に必ずご確認ください)
 

溶解度パラメータの基礎的な理論・概念から、計算・測定・評価方法、
様々な材料・分野への具体的な活用方法・実例までを解説する2か月連続セミナーです!

SP値・HSP値の意味と相互関係、溶解性評価の基礎、分子グループ寄与法による計算、
溶解球法によるSP値の測定方法、炭素材料・微粒子・樹脂等の各測定方法と事例、
HSP値を用いたフィルム表面・微粒子表面・界面活性剤・生分解樹脂・生体材料等の測定方法と事例、分子構造や組成が明らかでない物質のHSP値を溶解球法により求める方法など、基礎と活用ノウハウを数多くの実例を踏まえて解説します。

講師の経験や実測した結果をもとにした講義内容なので、
正しく実用的な知識・ノウハウが習得できます。

また、良い面・悪い面、成功も失敗も知る講師だからこそ語れる、
実情に即した内容が好評のセミナーです。
 
基礎編・応用編それぞれ1日のみの参加も可能です。
 ●9/29基礎編:『溶解度パラメータ(SP・HSP)の基礎、測定方法、評価方法
 ●10/20応用編:『溶解度パラメータ(HSP)の機能性材料開発への応用最前線
また、1日目と2日目を別の形式でご受講いただくことも可能です。
(申込みフォームでご選択いただけます。)
 
※本セミナーは、企業向けセミナーのため、
大学教員の方のご受講はご遠慮いただいております。
  
 講師

 

関西大学 環境都市工学部 教授 博士(工学) 山本 秀樹 氏

 

 セミナー趣旨

 

 J.H.Hildebrandが正則溶液理論の研究において定義した溶解度パラメータ(Solubility Parameter:δ[J/cm3]1/2)は、物質(気体・液体・固体)の凝集エネルギー密度(CED)の平方根で示される物質固有の物性値であり、SP値として一般に知られています。現在でも、SP値は、物質-物質間の相溶性、ぬれ性、接着性、溶媒中微粒子の分散性の評価、吸着、などに多用されています。C.M.Hansenは、Hildebrand が提案したSP値の凝集エネルギーの項を、それぞれの物質の分子間に働く相互作用エネルギーの種類によって分割し、分散力項(δd)双極子間力項(δp)、水素結合力項(δh)として表し、ハンセン溶解度パラメータ(以下:HSP値)として提案しました。


 現在、ハンセン溶解度パラメータは高分子-溶媒間、高分子-高分子間などの相溶性評価、ナノ粒子の溶媒中での凝集・分散性評価などの評価に応用されています。近年、溶解度パラメータは、機能性材料設計および評価に利用されており、最適溶媒の選択、混合溶媒の最適な組み合わせの設計などにも利用されている。このように、機能性材料設計の実験コスト、開発時間の削減にも有効であると考えられています。


 本講演では、凝集エネルギー密度(CED)である溶解度パラメータ(SP値・HSP値)を用いた機能性材料開発を実施するための基礎および応用技術にて実例から解説いたします。

 

 セミナー講演内容

 

1日目 基礎編:2025年9年29日(月) 

『溶解度パラメータ(SP・HSP)の基礎、測定方法、評価方法』

1.溶解度パラメータの基礎
 1.1 凝集エネルギー密度(CED)について
 1.2 “ヒルデブランド溶解度パラメータについて(原著より)”
 1.3 正則溶液理論から導かれた溶解度パラメータ(δt)の意味
 1.4 ヒルデブランドおよびハンセン溶解度パラメータの相互関係
 
2.溶解度パラメータ(SP値)の基礎と応用
 2.1 ヒルデブランドの溶解度パラメータ(SP値)の定義
 2.2 溶解度パラメータ(SP値)の計算方法
 2.3 溶解度パラメータ(SP値)による溶解性評価の基礎
 
3.溶解度パラメータ(HSP値)の基礎 
 3.1 ハンセン溶解度パラメータ(HSP値)の基礎
 3.2 分散力項(δd)、双極子力項(δp)、水素結合力項(δh)
 3.3 ハンセン溶解度パラメータの3次元グラフによる相溶性評価
 
4.溶解度パラメータ(SP値・HSP値)の分子グループ寄与法による計算
 4.1 Kreveren & Hoftyzerの計算方法
 4.2 Stefanis & Panayiotou法(文献)
 4.3 その他
 
5.溶解球法による溶解度パラメータの測定方法
 5.1 物質間の相溶性評価による測定(溶解球)
 5.2 気体の溶解度による測定(酸素)
 5.3 樹脂表面の溶媒接触角による測定(フィルム・金属)
 5.4 吸光度による測定(フタロシアニン・ポルフィリン)
 
6.炭素材料のHSP値の測定および溶解性評価
 6.1 種々の炭素材料のHSP値の測定方法(溶解球法)
 6.2 フラーレン(C60)のHSP値の測定
 6.3 石油から分離されたアスファルテンの測定
 
7.微粒子表面の溶解度パラメータの測定
 7.1 濃厚系粒形分析装置(DLD)法
 7.2 浸透速度法
 7.3 逆相クロマトグラフィー(IGC)法
 
8.樹脂の溶解度パラメータの測定
 8.1 各種樹脂の溶解パラメータの測定(溶解球法)
 8.2 樹脂の3次元グラフによる溶解性評価
 8.3 樹脂に対する溶媒設計(純溶媒・混合溶媒)
 
9.溶解度パラメータの基礎のまとめ

 □質疑応答□


2日目 応用編:2025年10月20日(月)

『溶解度パラメータ(HSP)の機能性材料開発への応用最前線』

1.ハンセン溶解度パラメータ(HSP)を用いた機能性材料開発
 1.1 微粒子表面のカップリングの影響評価
 1.2 各種樹脂とグラファイトの相溶性評価
 1.3 界面活性剤を用いた乳化安定性評価
 1.4 生分解性樹脂およびフィラーの相溶性評価
 1.5 各種セルロースの相溶性評価
 1.6 グラファイトの分散性評価
 1.7 バニラビーンズからのバニリンの抽出評価
 1.8 レモンからのリモネンの抽出評価
 1.9 花粉表面の凝集・分散評価
 1.10 樹脂への各種顔料の染着性評価
 1.11 接着剤の接着性評価
 1.12 金属表面とエポキシ接着剤の接着強度評価
 1.13 樹脂とフィラーとの相溶性評価および曲げ強度評価
 1.14 生体材料(アミノ酸、毛髪、眼表面)の評価
 1.15 エポキシ樹脂の接着性評価
 
2.溶解度パラメータの材料開発における将来展望
 2.1 溶ける、溶けないを、見極(予測)する意味
 2.2 溶解度パラメータの応用と限界
 2.3 ハンセン溶解度パラメータの幅広い応用と将来展望
 2.4 期待されているHSP値の応用分野(医学、食品、薬学)
 2.5 機能性材料設計の高度化・迅速化のためのツール開発
 2.6 材料開発におけるプロセスパラメータとしての凝集エネルギー密度
 
3.総論

 □質疑応答□

※詳細・お申込みは上記

「お申し込みはこちらから」(遷移先WEBサイト)よりご確認ください。

 

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