事例
【実動作に近い環境での試験および評価】
一般的なパワーサイクル試験(及び連続通電試験)に加え、パルス状の試験電流をサンプルへ印加させる「パルス通電パワーサイクル試験」も実施しています。
「パワーサイクル試験※1」や「連続通電試験※2」において「実動作に近い環境でモジュールの評価を実施したい」「DCとパルスの発熱による劣化の違いを見たい」「発熱(電流値)を抑えながら電流密度をあげたい」等のご要望をお客さまから承ることが多くなりました。それに伴い「パルス通電パワーサイクル試験」のご依頼が増加しております。
※1:接合部の熱膨張収縮差による劣化評価
※2:エレクトロマイグレーションの発生確認(EM評価)
■パルス通電パワーサイクル試験の実績
【試験実績】
オン中の周波数:〜1KHz(Duty:〜80%)
通電電流:〜400A
※サンプルの形状や特性など、お客さまのご要望を詳細にお伺いし、柔軟に対応いたします。
ご希望条件をご提示ください。
※クオルテックでは、豊富な経験に基づいたノイズコントロール技術を確立しており、
突入電流およびサージ電圧に影響しない試験環境を提供しています。
【応用例:IGBT/FWD 交互通電試験】
パルス通電のノウハウを駆使し、IGBTとFWDを交互に通電させることで、
より実動作に近い環境を擬似的に構築しました。
その他メリットとしてIGBTとFWDのタイムシェアリングによる効率的な評価が可能です。
ご不明な点やご相談につきましては、下記フォームから、お気軽にご連絡ください。
- サイト内検索
- クオルテック公式サイト
- 新着ページ
-
- 基板の実装不良における様々な観察事例②(基板要因) (2024年04月16日)
- 車載部品における、耐油・耐薬品性能の試験方法をご提案します。 (2024年04月02日)
- 高温と低温の液媒体へ浸漬を繰り返し、急激な温度変化を与える「液槽冷熱衝撃試験」 (2024年03月19日)
- ガラス材の内部にレーザ加工する事により、表面に凹凸のないマーキングが可能です。 (2024年03月05日)
- CP加工(イオンミリング)による超精密試料 (2024年03月04日)