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分析、故障解析、信頼性試験、試料作製、レーザ加工、再現実験 株式会社クオルテック
事例

サンプルの急激な温度変化について、耐性を安定的に評価します。

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自動車 試験・分析・測定 家電・AV

■概要

環境試験のうち、急激な温度変化について耐性を評価する試験は、冷熱衝撃試験といわれます。
冷熱衝撃試験では、供試品が高温槽、又は低温槽へ移動する2ゾーン方式と、供試品は移動せずに、テストエリアと高温槽、又は低温槽をダンパ開閉により槽内を接続する3ゾーン方式があります。
供試品が上下に移動する昇降式(エレベータ式、ゴンドラ式とも言われる)は2ゾーン方式であり、テストエリアの移動は数十秒で完了(下図参照)し、3ゾーン方式より温度到達が早いといわれます。
欧州自動車メーカを中心に、車載電装品・半導体部品・パワーデバイスの信頼性評価規格では、昇降式の熱衝撃試験が規定されており、重要な試験のひとつになっております。

  

■試験条件

●+150℃←→-65℃の温度復帰時間、5分を実現。
 (プラスチックモールドIC試料10kgの場合)
●テストエリア移動時間10秒以内。

 

  

■試験規格

MIL-STD-883
JIS C 60068-2-14-Na
欧州自動車規格

 

■試験装置仕様

型番:TSD-101-W
メーカ:ESPEC
温度:高温槽 60℃~205℃
   低温槽 -77℃~0℃
テストエリア :W710×H345×D410(内容積:100L)

 

 

■試験用途

気槽冷熱衝撃試験(作動試験※)
※作動試験は別途試験回路が必要になります。

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