イベント名 | 精密接着技術の基礎と応用 |
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開催期間 |
2024年04月24日(水)
13:00~16:30 ※会社・自宅にいながら受講可能です※ |
会場名 | Live配信セミナー(リアルタイム配信) |
会場の住所 | 東京都 |
お申し込み期限日 | 2024年04月24日(水)13時 |
お申し込み受付人数 | 30 名様 |
お申し込み |
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精密接着技術の基礎と応用
電子部品、光学部品等の精密部品組み立てに使用する接着剤の選定・使用法・トラブル対策
受講可能な形式:【Live配信】のみ
本セミナーでは、接着の基礎技術を概説した後に、精密接着技術について、光情報通信用精密光部品の組立工程などを例に、接着剤の選定方法やトラブル対策などについて解説する。
・精密接着技術に関するトラブル対応技術
・光通信部品や各種光電子部品の実装技術の経済化が実現できる簡便な精密部品接着組立技術
・最近のIoTやAI などの情報の伝達・処理技術、ロボット化技術、安全・安心・健康対応技術を支える各種の光電子デバイス、光、電気などを利用したセンサ類、表示機器などの精密部品・機器の高性能化、高信頼化、低コスト化を実現できる精密接着技術
・現代の高度情報化社会を支えている、大容量・高速通信を可能にする光通信技術や大規模電子回路(LSI)のシリコン集積回路技術において、各種光電子部品の実装技術の経済化が実現できる精密部品接着組立技術
・精密接着剤・樹脂の開発・商品化に興味持っている接着剤メーカや部材メーカの技術担当者や開発・商品企画担当者
講師 |
技術コンサタント 村田 則夫 氏
[経歴]
1971年、日本電信電話公社(現 NTT) 入社。研究所で、電子電気部品・半導体用実装材料、電波吸収材料、粘着性テープ、難燃ケーブル外被材料、不燃・耐熱性無機エラストマ材料、ケーブル外被接続用材料、プラスチックリサイクル技術、光ファイバ接続用接着材料、光通信部品組立用接着技術など、情報通信用有機材料技術の研究開発及び現場向けの材料技術協力支援活動に従事。1996年、NTTアドバンステクノロジ(株)に移り、光通信部品用接着剤・樹脂材料の開発・商品化に従事。接着・信頼性技術グループリーダ、NTT-ATフェロー。2009年から、接着技術アドバイサとして、企業や大学に対し、機能性接着剤/樹脂の研究/開発/商品化に携わる研究技術者や機能性接着剤/樹脂技術を利用する部品技術者への支援活動を実施。また、機能性接着剤・樹脂技術を研究・開発する研究者や技術者の育成指導も手掛ける。
趣旨 |
近年、IoT(Internet of things)化やAI(人工知能) 化などの情報の伝達・処理技術が発展拡大中です。これらを支える各種の電子部品や光学部品などの精密部品の高性能化や低コスト化の要求が急激に拡大し、製品の品質と信頼性の確保や更なる向上も期待されています。これらの精密部品の組み立てには、低コスト化が期待できる各種の接着剤が使用されていますが、その接着剤の適切な選定・使用や接着剤のトラブル対応策などを実施するには、多くの経験や知識が必要です。
本講座では、まず初級技術者向けに接着の基礎技術を概説し、次に実務技術者向けに精密接着技術の適切な適用方法として、①精密接着剤の種類と特徴、②選定方法、③使用方法、④技術的トラブル対応方法、⑤最近の精密接着・接合技術などを解説します。また、精密接着技術の応用技術の具体例として、光情報通信用精密光部品の組立に使用されている ①精密光部品接着固定技術、②光路結合用透明接着技術、③光コネクタや光ファイバアレイの組み立て接着技術、④光ファイバ接続補強用接着シール技術などにおける精密技術を紹介します。さらに、日本接着学会の構造接着・精密接着研究会において2018年から開始され、現在、2023年から展開されているPhase2の精密接着ワーキンググループ活動状況の一部を紹介します。
プログラム |
1.接着技術の基礎 ―接着のプロセスと強い接着接合部を実現するには―
2.精密接着技術
2.1 精密接着剤の種類と特徴
2.2 接着剤の適切な選定方法
2.3 接着剤の適切な使用方法
2.4 接着剤のトラブル対応方法
2.5 最近の精密接着・接合技術
3.光通信用光部品における精密接着技術
3.1 精密部品固定接着技術
3.2 光路結合用接着接合技術
3.3 光コネクタ接着組立技術
3.4 光ファイバアレイ接着組立技術
3.5 光ファイバ融着接続部の防水接着シール技術
3.6 光部品防湿接着シール技術
4.日本接着学会 精密接着ワーキンググループ活動の紹介
5.終わりに、技術課題など
□ 質疑応答 □
※詳細・お申込みは上記
「お申し込みはこちらから」(遷移先WEBサイト)よりご確認ください。
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