【通信講座】
「正確・簡潔・明快・丁寧」に伝える
技術文章/技術文書 作成講座
あらゆるところで求められる「的確に伝える」スキルを習得
ChatGPTなど生成AIを利用した文章作成についても解説
受講後も何度も読み返されているテキスト教材が、
あなたの効率的な文書作成をお手伝いします。
技術・研究/調査報告書などをよく作成される方にも、添削する立場の方にも。
相手にわかりやすく読みやすいと思われる文章の要件と具体的な書き方を、
技術者にわかりやすい例文とともに解説。
思いが見えにくい文字だからこそ、かたちに残る文字だからこそ
例えば自分が書いた文章が"ひとりあるき"をして、事実と違うことが顧客に伝わっていた!という場合は、その文章ひとつで、
コロナ禍で対面の機会が減っている今だからこそ、
その表現や記述が適切でなければ、時にはこんな誤解・トラブルを招くことも。
文例「明日のご注文では、納品できない場合があります」
書き手:( 今日発注してもらえないと、絶対納品できない。やわらかい表現で伝えておこう。)
読み手:( できない場合がある、ということは明日でも大丈夫かもしれない。明日注文しよ う。)
文例「薬剤で表面処理をした部品Xと部品Yを組み合わせて……」
Aさん:( 表面処理をした部品Aと、表面処理をしていない部品B?)
Bさん:( 部品Aと部品Bの両方が表面処理されている…?)
文例「一昨日、指示があったため、案件に関する書類を作成して他部署Aに送付し、部長に報告しました。」
上司:( 誰の指示?案件に関する書類って何の書類?指示、作成、送付、報告は全部一昨日のこと?)
開講日 | 2024年5月17日 (金) | ||||||||||||||||||||
講座回数 |
3回コース(5月17日~2024年9月27日) |
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1口の受講者数 |
1口3名まで受講可能 |
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受講料(税込 |
1口 62,700円 ( E-Mail案内登録価格 59,565円 )
定価:本体57,000円+税5,700円 会員:本体54,150円+税5,415円
[1名受講も可能です] 定価:本体32,000円+税3,200円
金額追加で受講可能です
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スケジュール |
※各講の「演習問題」は、受講者様各自でのご解答・ご提出をお願いしております。
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受講条件 |
(1) PC の環境は必須です。 本人の個別E-Mail アドレスをご用意ください。 ・演習問題解答用紙、模範解答、修了証などの各種データは、Word、Excel、PDF などを使用します。
(2) 受講者全員のS&T 会員登録が必須です。 |
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教材 |
■製本版テキスト: 各受講者1冊 |
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備考 |
□受講期間
□お申込み後、お申込み受理の自動返信メールが届きます(申込期日:開講日当日まで)。 |
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【講師への質問】 |
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お申込み |
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講師 |
フルード工業(株) 執行役員 研究開発室長 小波 盛佳 氏
鹿児島大学等 非常勤講師、工学博士
小波技術士事務所 所長、日本技術士会千葉県支部技術教育支援委員長、芝浦工大技術士試験添削講師、日本創造学会研究倫理委員、技術関連の著書180件超、セミナー320件余
[経歴] 日本能率協会技術士添削講師、日曹エンジニアリング(株)技術開発研究所長、横浜国大・千葉大・滋賀県立大非常勤講師、鹿児島大客員教授、月刊「粉体技術」誌 編集委員(36年間)
趣旨 |
基本的な文章作成の考え方から技術者として必要な文書の作成方法まで、実例を挙げながら学習する。
講師はプラントエンジニアリング技術者として、設計作業や業務連携、伝承技術集成、技術教育業務を担当してきた。顧客向け、製作者向け、社内向け、そして業界向けの文書作成と添削指導を行ってきた経験に基づいて分かりやすく説明する。豊富な付録資料は文書作成の実務にそのまま役立つ。
本講では、まず、文章書きの基本的なスキルはどのようなもので、どう力を付けるかを述べる。その上で、打合せ議事録、トラブル報告書、実験報告書、各種の提案書、宣伝資料、謝罪文など、仕事で用いられる内部文書に加え、論文、雑誌記事、取り扱い説明書、納入仕様書、購入仕様書など外部に提出する技術資料を念頭に置いて文章の書き方を示す。また、ChatGPTなどの生成AIを技術文書に利用する方法も解説する。
受講生には、多くの添削事例を提示しながら、どうすればより良い文章を書けるかを一緒に考えていただく。また、理解を深めるために文章作成および間違い探しの演習を織り込む。
プログラム |
第1講 |
<プログラム> 1.文書作成の心構え 付録資料 |
第2講 |
<プログラム> |
第3講 |
<プログラム>
5.文章作成の手順 5.1 実際の文章作成の流れ (1)敬体(ですます調)か常体(である調)かを決める (2)資料を集める (3)リード(概要)文を書くことでアウトラインを作る (4)ワープロソフトで構造化を考えながら書き始める (5)文書の目的と価値を明確にする 5.2 著述の流れ (1)書くべき事項を順不同で書き出す (2)文章の流れを考えて、いくつかの見出しを仮決めする (3)見出しの順序を付けて並べ替える (4)内容をある程度書いてみる (5)流れの自然さを考慮して順序とタイトルを決め直す (6)書き進める (7)見出し、順序に無理があるときは、随時並べ替える (8)読み手にとって不要な内容を削除する (9)推敲する 5.3 文書に必要な項目 (1)読む人に対応する (2)5W2Hを意識したチェック (3)文書の構成を明確にするためのチェック (4)深みのある内容にするためのチェック (5)特定の事項に関して記述すべき事項 5.4 句点・読点の打ち方 (1)句点「。」の打ち方 (2)読点「、」の打ち方 (3)句読点を省略する伝統 (4)句読点記号の種類 5.5 文章の修正 (1)チェック・校正リスト (2)技術用語の同音異義語 (3)抜けている項目の探し方 (4)ソフトウェアによる自動文章校正 5.6 最後の文チェック (1)読点「、」を検索して修正する (2)句点「。」を検索して修正する (3)改行マークを検索する (4)全体を通して読み返す (5)目をよくする 5.7 文書の内容を充実させる方法 (1)語彙力こそが教養である(齋藤孝) (2)科学することは分解能を高めることである (3)アイデアのつくり方(ヤング) (4)発想することは訓練できる(オズボーン) (5)「文(ふみ)を広げて……」書物には知恵がある(兼好法師) (6)技術の基本は専門力である (7)総合的な判断が加わって価値が生じる 6.技術文書作成の実践 6.1 技術関連の文書 (1)技術文書の種類 (2)文書の保存 (3)文書の変更手続き 6.2 打合せ議事録 (1)記録するための力 (2)主観性と客観性 (3)記録で明確にしておくべきこと (4)記録する方法と注意点 (5)記録の表現例 (6)承認、フォローと再配付 (7)逐一記録(録音複製) 6.3 取扱説明書、操作基準書 (1)操作基準書とは (2)異常時の操作 (3)製造物責任と安全に関する記述 (4)操作基準書の主要な項目 6.4 実験報告書・論文 (1)実験報告書の留意事項 (2)記述すべき項目 (3)考察をとりまとめて結論づけるための要点(調査報告にも共通) (4)学術論文 (5)技術論文 6.5 調査報告書 (1)留意事項 (2)記述すべき項目 6.6 稟議書(起案書、立案書) (1)留意事項 (2)記述すべき項目 6.7 新規事業提案書 (1)留意事項 (2)記述すべき項目 6.8 改善等提案書 (1)留意事項 (2)記述すべき項目 6.9 公的補助金申請書 (1)留意事項 (2)記述すべき項目 6.10トラブル報告書 (1)留意事項 (2)提出のタイミング (3)記述すべき項目 6.11 特許申請関連書類 (1)特許のアイデア提出書 (2)特許申請書 (3)特許共同申請契約書 (4)稟議書 6.12 納入(見積・受注)仕様書 (1)仕様書作成での失敗例 (2)記述すべき項目 6.13 購入(引合・発注)仕様書 6.14 機器仕様リスト 6.15 各種設計図の補足書 6.16 出張報告書 7. 文章作成の勉強法 7.1 良い文章に触れる (1)文章をたくさん読む (2)品質の高い内容の番組を視聴する 7.2 よく考えてたくさん書く (1)常に気を付けて書く (2)模範文をまね書きする 7.3 試験を受ける (1)日本語検定(読売新聞・時事通信社・東京書籍系) (2)日本漢字能力検定(公益財団法人日本漢字能力検定協会) (3)文章読解・作成能力検定(公益財団法人日本漢字能力検定協会) 7.4 文章法の本を読む 7.5 文章講座を受ける (1)講習会 (2)通信添削・インターネット講座 7.6 今から勉強していく方法の例 (1)まず復習をする (2)自分の弱点を知り克服する (3)ずっと気を付けていく 7.7 参考書 ・練習問題(提出不要、 自己採点) |
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