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5/22 マーセル化による天然繊維の樹脂複合化と特性改善

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環境材料 樹脂・ゴム・高分子系複合材料  / 2024年04月19日 /  環境 化学・樹脂
イベント名 マーセル化による天然繊維の樹脂複合化と特性改善
開催期間 2024年05月22日(水) ~ 2024年06月04日(火)
【Live配信】2024年5月22日(水)13:00~16:30
【アーカイブ配信】2024年6月4日(火)から配信開始
【視聴期間:6/4(火)~6/17(月)】
※会社・自宅にいながら受講可能です※
会場名 【Live配信(Zoom使用)受講】もしくは【アーカイブ配信受講】
会場の住所 オンライン
お申し込み期限日 2024年06月04日(火)16時
お申し込み受付人数 30  名様
お申し込み

マーセル化による天然繊維の樹脂複合化と特性改善

■セルロースの結晶構造とマーセル化の判別■
■天然繊維複合材料の力学特性(引張特性/衝撃特性)の改善■

 

受講可能な形式:【Live配信】or【アーカイブ配信】のみ

★ 天然繊維の力学的特性向上へのキーテクノロジー「マーセル化処理法」とは!
 
<得られる知識・技術>
 マーセル化は、天然繊維にしばしば用いられる表面処理(低濃度アルカリ処理)と異なり、繊維自体の特性を変える処理法である。この処理により、天然繊維の短所の一つである低ひずみ破断、いわゆる脆性が改善される。さらに、マーセル化天然繊維を用いた複合材料を作製することにより、未処理繊維を用いた複合材料を大きく上回る靭性が発現される。
 本講座を通して、このような天然繊維のマーセル化処理法の習得が可能になり、加えてこれを用いた複合材料の作製方法や特性改善に関する知識を得ることができる。
  
 講師

 

山口大学 非常勤講師 合田 公一 氏


<経歴>
1982.3 広島大学大学院博士課程前期修了
1982.4-1994.3 広島大学工学部 助手
1994.4-2004.3 山口大学工学部 助教授
2004.4-2023.3 山口大学工学部 教授
 この間、
1989.10 工学博士(広島大学)
1992-1993 米国コーネル大学客員研究員
2023.3 山口大学名誉教授


<研究内容>
・CFRP等複合材料の損傷・破壊に関する力学評価
・グリーンコンポジットの製造と力学評価


<主な学会活動>
・2013.4-2015.3 日本材料学会 理事 
・2010.4-2012.3 日本材料学会複合材料部門委員会 委員長
・2021.4-2023.3 日本材料学会中国支部 支部長
・2023.7- 日本複合材料学会 名誉会員


<主な受賞歴>
・1999 日本材料学会 論文賞
・2009 日本材料学会複合材料部門委員会 論文賞
・2013 日本複合材料学会 論文賞
・2018 日本材料学会複合材料部門委員会 功績賞
・2023 日本材料学会信頼性工学部門委員会 功績賞

 

 セミナー趣旨

 

 天然繊維にマーセル化処理を施すと力学特性が改善され、樹脂と複合化してもその特性が維持される。本講座では、以上のマーセル化天然繊維の長所・短所を述べるとともに、その長所を生かした複合材料の特性発現事例を紹介する。 

 

 セミナー講演内容

 

 1.マーセル化とは
 1.1 マーセル化を取り上げた研究の動向について
 1.2 低濃度アルカリ処理とのちがい

2.セルロースの結晶構造とマーセル化の判別
 2.1 セルロース結晶の構造変化
 2.2 X線回折によるマーセル化の判別
   ・X線回折線図
   ・結晶構造転移率
   ・結晶化度

3.マーセル化天然繊維の引張性質
 3.1 単繊維の引張特性(引張強度、破断ひずみなど)
 3.2 撚糸の引張特性(引張強度、破断ひずみなど)

4.マーセル化天然繊維を用いた複合材料の力学特性
 4.1 引張特性(ヤング率、引張強度、破断ひずみなど)
 4.2 衝撃特性(衝撃吸収エネルギー)

  □質疑応答□

※詳細・お申込みは上記

「お申し込みはこちらから」(遷移先WEBサイト)よりご確認ください。

 

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