イベント名 | 次世代パワー半導体とパワーデバイスの 結晶欠陥の特定、評価技術とその動向、課題 |
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開催期間 |
2025年07月24日(木)
10:30~16:30 ※会社・自宅にいながら受講可能です※ |
会場名 | Live配信セミナー(リアルタイム配信) |
会場の住所 | オンライン |
お申し込み期限日 | 2025年07月24日(木)10時 |
お申し込み受付人数 | 30 名様 |
お申し込み |
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次世代パワー半導体とパワーデバイスの
結晶欠陥の特定、評価技術とその動向、課題
~ワイドギャップ半導体の結晶評価の各手法の原理と適用事例、範囲と課題~
【半導体産業応援キャンペーン対象セミナー】3名以上のお申込みでさらにおトク
そして得た情報を結晶成長およびデバイスプロセスにフィードバックするには
従来の半導体材料を凌駕する高電力密度、低損失、高温動作時の安定性などを持つ
4H-SiC、GaN、β-Ga₂O₃、AlN等のワイドギャップ化合物半導体を用いた次世代パワーデバイスの研究開発を加速
動作中のデバイスの欠陥観察の最新の研究内容も解説
講師 |
三重大学 研究基盤推進機構 半導体・デジタル未来創造センター 教授 博士(工学)
姚 永昭 氏
趣旨 |
4H-SiC、GaN、β-Ga?O?、AlNに代表されるワイドギャップ化合物半導体は、高電力密度、低損失、高温動作時の安定性など、従来の半導体材料を凌駕する特性を有しており、近年、これらを用いた次世代パワーデバイスの研究開発が急速に進展している。しかし、これらの材料は強い共有結合を持つため結晶成長が難しく、成長後の結晶中には転位などの格子欠陥が高密度で存在する。一部の格子欠陥はデバイス性能や信頼性を著しく低下させる要因(いわゆるキラー欠陥)となるため、欠陥の分布や種類を正確に把握し、それらの情報を結晶成長およびデバイスプロセスにフィードバックすることが極めて重要である。
本講演では、ワイドギャップ半導体の結晶評価技術の開発に焦点を当て、各手法の原理と適用事例について基礎から解説する。加えて、各評価技術の適用範囲や課題についても述べるとともに、放射光X線トポグラフィーをはじめ、エッチピット法、透過型電子顕微鏡(TEM)、多光子励起顕微鏡など、最新の評価手法に関する取り組みについて紹介する。
プログラム |
1.はじめに
1-1 パワーデバイス用ワイドギャップ半導体
・カーボンニュートラルの産業イメージ
・パワーデバイスとは何か
・次世代のパワーデバイス ― ワイドギャップ半導体
1-2 結晶中の欠陥
・格子欠陥による「信頼性」の懸念
・欠陥の種類
1-3 欠陥評価手法とその適用範囲
2.結晶評価手法
2-1 選択性化学エッチング(エッチピット法)
・SiCのエッチピット形成と分類
・GaNのエッチピット形成と分類
・AlNのエッチピット形成と分類
・Ga2O2のエッチピット形成と分類
2-2 透過型電子顕微鏡
・SiCの転位同定
・GaNの刃状転位、らせん転位、と混合転位
2-3 多光子励起顕微鏡
2-4 X線回折とX線トポグラフィー
・放射光X線トポグラフィー(XRT)とは何か
・XRTの原理
・反射配置XRT
・透過XRT
2-5 その他の手法
3.最新の研究内容 動作中のデバイスの欠陥観察
質疑応答
※詳細・お申込みは上記
「お申し込みはこちらから」(遷移先WEBサイト)よりご確認ください。
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