10/25 ~色彩・質感の的確なコミュニケーションを叶える~ 現場で活かせる計測・評価技術と 調色および最新応用展開
イベント名 | ~色彩・質感の的確なコミュニケーションを叶える~ 現場で活かせる計測・評価技術と 調色および最新応用展開 |
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開催期間 |
2023年10月25日(水)
10:00~17:00 ( 昼休憩は90分程度を予定 ) 【アーカイブの視聴期間】 視聴期間:10/27~11/2の7日間 ※アーカイブは原則として編集は行いません ※視聴準備が整い次第、担当から視聴開始のメールご連絡をいたします。 (開催終了後にマイページでご案内するZoomの録画視聴用リンクからご視聴いただきます) ※会社・自宅にいながら受講可能です※ |
会場名 | 【ZoomによるLive配信セミナー】アーカイブ(見逃し)配信付き |
会場の住所 | オンライン |
お申し込み期限日 | 2023年10月25日(水)10時 |
お申し込み受付人数 | 30 名様 |
お申し込み |
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~色彩・質感の的確なコミュニケーションを叶える~
現場で活かせる計測・評価技術と
調色および最新応用展開
製品企画から設計・デザイン・開発・製造・加工・調色・品質管理に至るまで、
モノづくりにおいて色彩・質感を的確に取り扱うために
≪種々の計測機器による 質感計測の実際を、実演でお届け≫
色彩・質感を取り扱う際に、的確な数値による伝達・意思疎通ができていますか?
本セミナーでは、色彩・質感の基礎的知識・概念から、測定システムの上手な活用法について最新機器紹介や実演も交えつつ解説し、さらに、計測・評価のみに留まらず、加工や調色への展開としてCCMやCG技術とのコラボ、調色シミュレーションなどにも展開、
モノづくりにおける問題点と対策方法にフォーカスしながら、
●得られる知識 ・種々の測定装置による体現的な知識習得(特徴、測定対象)を行います。 ・様々な測定対象に対する、適正な測定評価方法を、背景と共に解説し 実際の問題点と対策について、掘り下げていきます。 ・測定値に基づく調色・加工製造のポイントと運用上の注意点を解説します。 |
●受講対象 企画、デザイン、製品開発、製造、品質管理に携わっておられる方、 また、質感や色彩に関わる教育者、研究者等、幅広い分野の方を対象とします。 |
【Live配信受講者 限定特典のご案内】
当日ご参加いただいたLive(Zoom)配信受講者限定で、特典(無料)として
「アーカイブ配信」の閲覧権が付与されます。
オンライン講習特有の回線トラブルや聞き逃し、振り返り学習にぜひ活用ください。 |
講師 |
(株)オフィス・カラーサイエンス 代表取締役 大住 雅之 氏
【専門】色彩に関する計測・調色、及び評価技術全般 【講師紹介】
セミナー趣旨 |
インダストリアルデザインに於ける質感の重要性が謳われて久しい。最近の工業製品は、特殊な光学特性を備えた材料や複雑な表面加工を施す事によって、多様な質感を表現している。一方で、デザイン要求に見合う加工や調色といった製造工程の確立や安定した供給を実現することは容易ではなく、供給者側と依頼者側とのコミュニケーション等、極めて困難な現状があり、業界の中での最重要課題であるともいえる。特に対面よりもWeb等で説明の機会が増える中、的確な数値による伝達の必要性は、ますますクローズアップされている。このような背景の中、デザインや製造上の品質管理には、質感に関連する高次元の情報を簡単に計測できる機器が要望され、統合アピアランス計測の関心が高まると同時に、質感や色彩の基本的な理解と測定技術の確立、及びそれに基づく加工や調色への展開が必要不可欠である。
本講演では、質感の概念に始まり、繊維やプラスチックといった一般材料から、自動車業界に多くみられる光学異方性を備えたメタリック・パール色、肌・化粧料、更には建築材料を含めた物体色全般にわたる対象を、モノづくりの視点を含めて俯瞰し、測定システムを利用、あるいは構成する上での留意点、正しい計測と評価につなげていく為の基本的な概念と知識、製品開発に於ける調色や質感に関する加工製造といったシーンでのシステムの運用上のポイントについて習得を目指す。セミナーはWebによる配信とするが、株式会社 オフィス・カラーサイエンスからのライブ中継を行い、設置されている種々の計測機器を活用し、実演を行う。機器には多角度の分光計測装置、イメージング装置や、表面性状に関する計測装置、測色と表面形状のトポグラフィカルな計測を行う最新のポータブル装置、そして最新の光学顕微鏡やレーザー共焦点顕微鏡を使用し、色彩と質感の設計・開発から製造の品質管理に至るまでの問題点と対策方法について、フォーカスする。
更に、その原理や多くの計測例を紹介、その中で、測色システムと光学幾何条件、質感との関係、材料と表面構造に関する最近のトピックを取り上げると共に、CG技術とのコラボレーションについても実演を実施、DX化への布石についても論ずる。特にメタリック・パール色に関しては、マルチアングルのポータブル分光光度計や分光イメージング装置を用いて計測の実際を理解して頂くと共に、質感に関する計測のアプローチについて、工業生産の側面に立って解説を行う。モノづくりとデザインに於いてCMFは一つの重要なキーワードであり、デザインと製造の両側面からの統合的な解説を実施し、現状の問題点の把握と共に、将来のシステム構築への展開、展望を考察する。
セミナー講演内容 |
1.色彩・質感の基礎
1.1 視感と色彩・質感
1.2 色彩の基礎と視覚的な意味
1.3 質感の基礎と物理的な背景
2.物体色計測の基礎と測定対象の特徴
2.1 物体色計測の為の機器構成
2.2 測定対象の質感バリエーションと特徴
2.3 測定対象と光学幾何条件(★積分球分光光度計実機実演)
2.4 質感計測の実際 その1(★表面アナライザー実機実演)
2.5 質感計測の実際 その2(★トポグラフィ計測実機実演)
2.6 調色のポイントとクライアントとのコミュニケーション
3.変角測定とメタリック・パール色
3.1 メタリック・パール色の構成材料と発現機構
3.2 変角分光光度計に求められる特性
3.3 計測の実際と計測上の留意点(★マルチアングル機器による実機実演)
3.4 光学顕微鏡、レーザー共焦点顕微鏡による計測
3.5 メタリック・パール色の調色とCCM(Computer Color Matching System)
4.分光イメージング
4.1 画像と分光イメージング
4.2 分光手段と計測方法と注意点(★分光イメージング機器による実機実演、化粧料の計測)
5.色差式の特徴と応用
5.1 各種色差式の特徴
5.2 メタリック・パール色の色差判定(DIN 6175-2 2019)
6.3D-CGレンダリングへの展開
6.1 BRDF計測とCGレンダリング
6.2 調色シミュレーションとの連携と展開
7.色彩・質感計測の実際と今後
7.1 企画・商品開発と試作・製造のコミュニケーション
何を伝えれば、的確なモノづくりにつながるか
7.2 計測とDX化
7.3 色彩・質感計測の方向性と将来
□質疑応答□
※詳細・お申込みは上記
「お申し込みはこちらから」(遷移先WEBサイト)よりご確認ください。
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